見出し画像

たこ散歩第6弾「実際一人旅ってどうなん?」

(お手数ですが初めて読む方は以下のurlから第0弾を先に読んで頂けると助かります)

https://note.com/taconote/n/naa66f46fd6f5

ご無沙汰しております。
たこらいすです!ついに帰国しました。

前回の更新からだいぶ間空いちゃいました。
習慣化って難しいですね。
第0弾でも書いた通り、とにかく書き続ける事に意味があると思うので、日本でも随時更新してこうと思います。

この一ヶ月間、多くの方から一人旅について

行ってみたい気持ちはあるけど一人でやっていける自信が無い

**一人だと途中で飽きちゃいそう **

一人旅のおすすめポイントを教えてほしい

などの意見を頂きました。

そこで、今回のnoteではヨーロッパ一人旅に四週間行った立場から、

「実際一人旅ってどうなん?」

という一人旅の実情について、そのメリットや懸念点を中心に綴っていこうと思います。
ちなみに、つづる、です。読めなかった人。
以下、今回の内容です。

[この記事の内容]
・一人旅をオススメする三つの理由とその懸念

・一人旅をどういう人に勧めるか
・今回の気付き
[所要時間]
10分

〜〜

という事で早速ですが、内容に入っていこうと思います。

読者の皆様はご存知かと思いますが、私、2/17から(基本的に)一人でヨーロッパ旅をしていました。
イギリスのロンドンでスタートし、イタリア、スペイン、オランダ、ベルギー、そしてフランスを経て、最後はロンドンを経由して帰国しました。

この四週間を振り返ってみると、ほんっとうに色んな事がありました。
間違いなく、人生で一番刺激的な期間でした。

もちろん、楽しい事ばかりではありませんでした。

コロナを原因とした心理的ダメージ(第6弾参照)、
観光名所でのお土産の執拗な押し売り、
パリでの積極的なスリ攻撃の被害、
ホステルで同室のインド人の自◯行為、
アムステルダムでの鬼のbad tr○p

などなど、振り返ると中々に壮絶な四週間でした。(笑)
ですが、結論から言ってしまうと、

僕個人としては一人旅をめちゃめちゃオススメします。

僕の場合は合間合間で数人の友人と合流したので一人旅と言い切れるは分かりませんが、、

彼らと過ごした楽しい時間と同じくらい、
一人で旅をしていた時間は貴重なものとなりました。

社会人になる前のこのタイミングで一人旅をして心から良かったと思ってますし、来年卒業される皆さん、すでに就職している皆さんにも是非一人旅を検討して頂きたいと考えています。

ただし。
一つ特筆しておきたい点があります。
これは、あくまで僕が「個人」として一人旅をして感じた事であり、決して誰にでも一人旅を勧めているわけではありません。

僕自身も今回一人旅をしていて、人によってはストレスを感じたり、複数人での旅の方が楽しめるのではないかと感じました。

今回の記事では、僕が一人旅をしている中で、皆さんに一人旅をオススメする理由3つと、その懸念点を紹介します。
そして、最後に、どのような傾向がある人に一人旅を勧めたいか、というのを僕なりにまとめてみようと思います。
あくまで参考程度に読みつつ、

「自分は一人旅に向いてるのかな」

というのをボーッと考えながら読んでもらえたら、と思います!

それでは、一つ目の理由。

1.とにかく気楽で自由だから

一人旅はとにかく気楽で、自由です。
僕は一人旅に限らず、一人で過ごす時間の醍醐味は、

自分のペースで自分のやりたい事を出来る

という点にあると考えています。

これをさらに細分化すると、

前半の「自分のペースで」
気楽さの指標
後半の「自分のやりたい事が出来る」
自由さの指標

という二つの要素に分解出来ると思います。

まずは、「気楽さ」の部分。
日常的に一人の時間を大事にしている人なら分かると思いますが、一人でいる時間は人といる時間と比べて、圧倒的にストレスがかかりません。

どうしても社会的に活動をしていると人間関係の問題やミスコミュニケーションによる勘違い、価値観の違いによるストレスは溜まりやすい傾向にありますよね。
誰でもその経験はあると思います。

それに対し、一人でいる時間はストレスの原因でもある生活リズムの乱れや対人関係での気遣い等が物理的に起こり得ないため、比較的に「気楽」です。

さらに「自由」という面でも、どうしても人といるとその人の都合や趣味に合わせたりする必要があるのに対し、一人でいる時間は、自分がやりたい事をできますね。

もう少しイメージを深めてみましょう。

例えば、都内で部活や仕事をしている人で、一日休みがあり、その日は一人で過ごすと決めたとします。
まず、起きる時間、家を出る時間、寝る時間、全て自分次第ですよね。
この時点でだいぶ気楽。

その上で、その自分が活動したい時間の中で何をするか、これもあなた次第ですね。
映画を見るか、買い物するか、何か勉強をするか。
または、家で一日ダラダラNetflixでも見るか。
もはや、なんもせずに寝てるか。
何をするかは、あなたの自由です。

たまにあるこういう休日って死ぬほど楽しいですよね。笑

僕は、この「気楽さ」「自由さ」こそが一人で過ごす時間の醍醐味だと考えてます。

この前提の上で、
僕は今回の一人旅を通じて、一人旅というのはこれの

より選択肢が多く、より期間が長いバージョン

だと思いました。
当然行く場所にもよりますが、とにかく出来る事の幅が広がります。

一般的に有名な観光地を回ってもいいし、あえてマイナーな所に行ってもいいし。

その日は芸術鑑賞に限定して、美術館やオペラ、ミュージカルに行ってもいいし。

そもそも観光をやめて、自由にそのエリアを散歩したり、街の人々と同じような生活リズムを歩んでみたり。

友達に電話で自身の経験について話したり、自分が感じた事を文章にまとめて人に発信したり。

当然、僕のこのnoteも一人の時間が多かったからこそ書けたものです。
(実際に友達といる期間ではほぼ捗りませんでした笑)

このように、一人旅は気楽で自由であるという理由からオススメです。

**2. 自分で考える時間が増える **

一人旅をオススメする二つ目の理由は、

より自分で考える時間が増えるから

です。

これの一つの側面が、「計画」です。
一人旅では、良くも悪くも

「明日はこれがしたい!」

と言ってくれるお供がいません。
先程書いたように、一日、一週間、一ヶ月という単位で自分が何をするかは自分次第です。
自由だからこそ、その分

「自分が本当は何をしたいのか」

について考える時間が増えますし、有意義な時間を過ごせます。
仮に自分が立てた計画通り行動して上手くいかなくても、そこからのスケジュールの修正をしていく事で、自分に合った方法を見つけていく事ができます。
このように、長期間の一人旅では通常の旅行に比べて無意識のうちに自身のやりたい事について考え、試行錯誤する時間が増えます。

また、「考える」の違う側面でいうと、良くも悪くも自身の感性に頼る時間が増えると思います。
慣れない環境で活動をしていると、建築物や芸術作品だけでなく、街並みや人々の会話など、日本だと普段気にならないような事が刺激的に感じる事が多いです。
しかし、一人旅では自分が何かを思ってもそれを直接発信できる相手はいませんし、逆に、周りの人が自身が受けた印象を話してくる事もありません。
自身が感じた事を自分の中でどのように噛み砕き、整理するかは自分次第です。

悪くいってしまえばアウトプットをする機会は比較的少なくなってしまいますが、その分インプットの質だったり、思考の深さというのは一人旅の方が高くなります。
(ちなみにですが、僕は一人旅においてアウトプットの部分を補うためにこのようなnoteを書いたり、合間で友達と会ったりしていました)

3.自分自身について学べる

僕が一人旅をおすすめする三つ目の理由は、一人旅を通じて

自分について学べる

からです。

僕は今回の旅で多くの事を学べましたが、一番の収穫は、「自分」についての理解が深まった事だと考えています。

僕の今回の旅は、いわゆる一般的な「自分探し」の旅ではありませんし、なんだかんだミーハーな観光要素も強かったです。笑
それでも、自分について多くの発見がありました。
(これについては割愛しますが、主に自分にとって理想的な生活リズムや、どういう時にどういう感情を覚えるか、などについてです)

2.で話した、考える時間が多いのも大きな理由としてありますが、一人旅としてとにかく自分と向き合う時間が増えます。

いやいや、それはたこらいす君がそういう人なだけで私は旅に出てもそんな事ばっか考えないよ(笑)

という方もいると思います。
もちろんその通りで、旅の進め方は人それぞれだと思います。
それでも、旅の終わりに振り返ってみると無意識のうちに自分に関する色んな学びがあった事に気付くと思います。

先ほど書いた「自分が何をしたいか」

だけではなく、

・自分にとって一人でいる時間がどれくらい必要なのか
・どのような生活リズムが自分に合っているのか
・周りの強制が無い中で自分はどのような行動を取るのか
・自分がどういう事にストレスや不安を感じるのか

など、挙げるとキリがないくらい、一人旅では自分自身について学べると思います。


まとめると、僕が一人旅を進める三つの理由は、

1.とにかく気楽で自由だから
2.自分で考える時間が増えるから
3.自分自身について学べるから

です。

次に、懸念点です。
先程言った通り、一人旅は楽しい事ばかりではありません。

いくつかありますが、特に僕が気になった二つを紹介します。

1.孤独

はい、そうです。
想像通り、一人旅は、時には孤独です。笑
僕もめちゃめちゃかまちょなので、旅の最中に孤独な想いをする事は多かったです。
あの、家で一日ゴロゴロしちゃって、エネルギー有り余ってるから誰かと会いたいけど誰も予定が空いてない時の気持ちと似てます。
(伝わるかな?笑)

僕の場合は合間合間友達と会ったり、電話をしたりSNSで発信をする事で孤独を紛らわしてましたが、孤独に耐えられない人、孤独を上手く紛らわせられない人には、一人旅を勧めません。

2.負担が激しい

先程は一人旅の自由さと選択肢の多さについて説明しましたが、これは裏を返せば、その分負担が激しいという解釈も出来ます。

こればかりは付き物なので仕方ない事ではありますが、自身で調べて行動しないと何も始まりません。
先ほどの例で言うと、これが一日オフとかだったらゴロゴロしてて良いと思いますが、流石に四週間もいるとずっとゴロゴロしている訳には行きません。
そのため、ニート気質の人や、計画が苦手な人はストレスを感じる可能性が高いです。

ちなみにですが、僕はもともと計画が苦手な方でだったので、今回の旅でこの部分を改善したいと考えてました。
計画に限らず、一人で何かをするのが苦手な人は、あくまで無理のない範囲で

「普段は〜が苦手だけど、これを機にいつもより〜しよう!」

くらいのメンタルで割り切った方がストレスも減るし得るものもあるかもしれませんね。
あくまで一意見です。
きついと感じたらすぐやめて下さい!笑

以上、
一人旅をおすすめする理由と懸念点でした。

参考までに、Hotelierが20代〜50代の男女600人に行った調査によると、

53%が「ひとり旅が流行してきている」と感じているといい、ひとり旅の理由は「リラックス」や「探検」よりも、「自分の時間」と強い関係性があることが分かった。
「気を遣わずに済む」(58%)、「自分の行きたいところに行ける」(51%)、「自分のペースで観光したい」(51%)と、自由気ままに旅のプランを考えられることが大きな理由であると明らかになっている。

僕のおすすめ理由で言うと、1.の気楽で自由という要素が一番人気の理由として強く、
人によっては「自分」の時間という意識を大事にしている人が多いみたいですね。

このような、一人旅の上記の特性から、僕が個人的に一人旅を勧めるのは

→自分で計画的に行動出来る人、目的意識を持って行動できる人(もしくはそうなりたい人)
→新しい感性に触れたり、非日常的な体験をする事で旅行を通じて新たなものを吸収したい人
→自分自身についてなんとなくもっと知りたいと考えている人

です!
ただ、これはあくまで僕が個人的に

こういう人が一人旅をしたら楽しいだろうな

と感じた人の特徴です。

今回の記事では僕なりにまとめてみましたが、ぶっちゃけた話、とりあえず行ってみればいいと思います。笑
どうしてもストレスを感じるなら帰ればいいですし、いざ行ってみたらほとんどの人がなんかしらの楽しみを見出せると思います。

ということで、ここまでメリットデメリットを散々まとめてきてこんな感じでぶん投げるのもアレですが、

一人旅3150!
迷ってる暇があったら旅に出よう

と僕は言いたいです!



...以上、第6弾でした。笑
少しでも皆さんの参考になったら嬉しい限りです。
もしよろしければ、「スキ!」とご意見頂ければわいは幸せ者です。
改めて、ご愛読ありがとうございました!

第4弾ぶりに〜今回の気付き〜を殴り書きしてみたので、お時間ある方はこちらもどうぞ!↓

〜今回の気付き〜

1.大麻の意外な効果(?)

オランダ、ベルギーは圧倒的にみんな満足度が高そうだった、今まで行った国の中で一番国民の余裕を感じた。
実はこの二つ、僕が行った国の中で大麻が一番普及してる国、街を歩いてるだけで臭う
日本だとかなり麻薬に対するイメージは悪いが、カナダを初めとする多くの国では健康面での効果が認められ合法化されてる。オランダもベルギーもそう
身体にも害ないし、精神的安定剤的な要素もある、この二国の人々から余裕を感じたのも多少はこの側面もあると思う
日本で大麻を普及するとしたらまず国民の大麻に対するイメージから変えなきゃだしまず日本人の国民性的に合うか分かんないけど、
医療に限らず徐々に日本でも取り入れられたらいいのにな、と少し思った。

2.各国のホームレス事情

以前、イギリスはホームレスが街並みに馴染んでる部分があると書いたが、他の国でもその国ごとに特徴があってめちゃめちゃ面白い
ローマ、バルセロナは身体的障害を抱えてたり、叫び声をあげてる人が多い一方で、ベルギー、オランダで遭遇したホームレスの方は「ホームレス」というよりは「路上に住んでる」って感じだった、gipsy的な。
特にベルギーは普通に親子で路上に住んでる家族もいてびっくり
前者のホームレスが必死に物乞いをしてくるのに対して、後者は観光客を見向きもしない

1.でも国民から感じる「余裕」について書いたけど、大麻とは別でそもそもオランダとかベルギーって公共福祉がかなり整備されてるぽい、たぶんこれも彼らの余裕の大きな要因としてあるのかな
ホームレス収容所もかなり多いみたいだし、もはや路上で住んでる人は家がないってよりはそのライフスタイルを選んでる人なのかも。面白い
日本でも度々ホームレスを見かけるけど、物乞いをされた事はない。
これにはどういう理由があるんだろ?国民性?社会的背景?
目に見えないホームレスとして「ネカフェ難民」が話題になってるけど彼らとはどのような違いがあるんだろ
などと気になること沢山。
雇用問題を解決する上で、移民とか外国人労働者ももちろんそうだけどホームレスも一つの鍵になったりするのかな?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?