お休み中のタコシェ1 出版プロジェクト

実店舗をお休みしている現在、3人のアルバイト店員には、感染防止のためお休みをお願いしています。
けれども、納品された本が手元にない在宅勤務では、お店の仕事ができないので、新たなプロジェクトを立ち上げることにしました。

リモートワークで、各自の仕事とお店を維持するために、自分たちでお客様に提供できるものを作ることにしたのです。
アルバイトの女子チームは3人とも美術専攻で、デザインを得意とするメンバーもいるので、3人の賛同を得て、総力を結集して、キクチヒロノリ作品集以来のタコシェ 出版物、漫画家/イラストレーター 箕芳画集の編集・発行を企画しました。

最近、タコシェのまわりのお店の中にはマスクを販売する店も出てきて、中には従来の販売を休止して、店長も売り子も一丸となってマスク販売をして、行列ができている様子を目撃すると、「今は、どちらかというと画集よりマスク….だよな？…」と現実を突きつけられる思いですが、「いやいや、お前はマスクブローカーを知っているのか？　それともマスクの縫製ができるというのか？」と己に問いかけ、「自分たちにできることをやるんだ！」と心の中で言い聞かせます。

さて画集でフィーチュアする箕芳は、浮遊感のある独特な空間と、線や色づかいが特徴的な新進の作家です。
その作品世界を伝えるにふさわしい形を在宅アルバイトチームの３人で作りあげてゆきますので、楽しみにお待ちください。
時々、進捗具合をご報告しますので、メイキングも含めて、本づくりを応援いただけましたら幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。