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緑黒ペローナの構築とプレイングについて

はじめまして。たっくと申します。
周りに進められてワンピースカードを始めて早半年。
今ではすっかり生活の中心になってしまいました。
まぁ今まで遊戯王やシャドバが中心だったところが入れ替わっただけですが…

今回はワンピースカード第6弾で登場したリーダー、緑黒ペローナを約2ヶ月擦り続け、大会でそこそこ勝てるところまで煮詰まったので文章として纏めてみました。

自慢できる大した実績はないですが、2月中の1ヶ月間で、このデッキを使用して非公認(天竜杯5-2、しっぽ杯5-1)ベスト8×2、スタンダードバトルで優勝、フラッグシップバトルでペローナを2回獲得できています。

世間は7弾環境に突入し今更感はありますが、今後もまだまだ戦えるリーダーだと思っています。

また、使用率はあまり高くないリーダーですが、決して弱いデッキでもないと思います。
このデッキへの理解を深めたい方の参考になれば幸いです。

なお、この記事は読み手がワンピースカードをある程度やっている前提で書いています。
カード名の略称等がある点は予めご了承ください。

5/12チャンピオンシップ3on3ベスト16!
当日の様子を追記しました。


●デッキの特徴

リーダー効果は毎ターンノーコストで、相手キャラをレストにするかコストを下げるかのどちらかを使用できます。
特に、効果の使用にドンを使用しないため、色々な状況で様々なカードと組み合わせられます。

例えば、出たばかりの相手キャラを無理矢理寝かせバトルを仕掛けに行く、もしくはリューマやドレークによってKOを狙いにいくといったプレイが可能になります。
その結果、展開力の高くないデッキに対しては、序盤〜中盤で常にマウントを取り続けることができます。

また、優秀な緑と黒のカードをどちらも採用できるリーダーの色も魅力的です。

10コストのドフラミンゴやリューマなどは、他のリーダーでは活躍させきれない場面がありますが、ペローナのリーダー効果と黒のサポートにより最大限に活かすことができます。
ゲーム終盤には、モリア、キッド、ドフラといったパワーカードたちをぶん投げましょう。


●構築

確定枠

上記32枚が筆者の中での確定枠です。
ここが入っていれば最低限のデッキパワーは担保されると思っています。
以下、各カードの解説です。

つる

コストダウンによりリューマの補助、リーサルターンに相手の5〜6コストブロッカーを寝かすといった活躍が見込める。
1コストで使える点も大きく、採用候補のあらゆる2000カウンターの中で出番が特に多い。

犬っペ

手札が増えた中盤や、モリアの効果によってトラッシュから出して、手札を整える。
このカード自体は手札を増やせる効果ではなく、サボと違って盤面にはほとんど影響を与えないため、序盤から積極的に手札からは出さない方がいい。

ドンキホーテ・ロシナンテ

他のレスト状態のキャラがKOされる際に、身代わりになれる効果を持つブロッカー。
2種類の特徴によりサーチが容易で、モリアから蘇生もできる。
自身がレスト状態であっても身代わり効果を使えるため、8キッドと非常に相性が良い。
また、ロブルッチ等で複数体KOされる際にもこのカード1枚のみで身代わりになれたり、サボやボルサリーノがチャンプブロックしてKOされる際にも身代わりになれたりもする。

リューマ

リーダー効果と相性抜群のカード。
雑に出しても強いが、モリアからも出したいためトラッシュにも1枚は置いておきたい。
1枚しか見えて無い時に、手札から出すのかサボで捨てておいて後半にモリアで出すのか、しっかり考えて使う必要がある。

クザン

登場時のドロー効果で手札を減らさず、アタック時にドンを使わずコストを下げられる点がとにかく優秀。
下げ幅も4コストと大きく、特に10ドンターンに生き残っていると、10ドフラがアクティブ状態の大型キャラも縛れるようになるため相性が良い。
サカズキと違って、大型キャラに対するコストダウンをこのカードに頼る場面が多いため、アタックするタイミングには注意する。
黄や緑のデッキに対しては大きな活躍を見込めるが、カウンター値がないため、構築や環境によって枚数が前後する。

ボルサリーノ

カウンター値があり4コストで6000ブロッカー、さらに効果KO耐性があり特徴海軍を持つ。
カウンターとして自分から捨てられるため、モリアの蘇生先として扱いやすい。
また、場持ちが良いため8キッドのお供としても優秀。

サボ

ドロー効果でサーチのできない大型を引き込みにいける他、モリアの蘇生先をトラッシュに送る手段として有用。
クザンや8キッドを効果によるKOから守る事もできたりと、対面次第ではあるが役割が多い。
中盤で1枚、後半にも1枚以上使う。

ゲッコー・モリア

言わずとしれた黒の最強カードだが、サカズキやモリアほど出力が安定しない。
そのために若干構築やプレイを意識する必要がある、とはいえ流石にオーバースペック。
8キッドの隣に出してロシナンテを蘇生できるのが、他の緑リーダーではできない強力な動き。

ユースタス・キッド

苦手な小粒アタック連打を黙らせ、黒の優秀なブロッカーがお供し、さらにロシナンテをモリアで使い回せるなど、非常に硬い。
また、このカードを採用することで気軽にライフで受けるゲームプランを取ることができるようになり、手札を充実させられるといった利点もある。

ドンキホーテ・ドフラミンゴ

リーダー効果と噛み合いが良く、クザンが場に残っていればさらに拘束力を発揮する。
連打できればさらに強いが、7弾環境では5コストボニーによって10コストを封じられる可能性がある点や、8キッドとの兼ね合いもあるため、下手に手札に抱えすぎると結構事故る事に注意。
禁止改定により連打が有効なサカズキが消失。
対エネルでは欲しいカードだが、その他の対面では必ずしも必要にならないため、枚数調整枠。


海軍軸

低〜中コスト帯に優秀なカードが海軍に多いため、ブランニューと合わせて厚めに取ったタイプ。

トラッシュを肥やしやすく、モリアを強く使いやすい反面、ブランニューが3枚しか見れないため海軍のカードを多めに入れる必要がある。

ブランニュー

序盤の安定感を上げつつモリアの準備ができ、リーダー効果で寝かせた小粒処理などのアタッカーにもなれる。
また、6ドンのターンに4コストキャラを出しつつ、このカードに2ドンをつけて5000でアタックする動きも多い。
サーチを外さないためにもできれば海軍を22〜26枚は入れたいところ。

たしぎ

海軍の2000カウンター枠。
コストマイナスを使うタイミングを調整できて地味に便利。
先攻2ターン目に先置きしておくことで、相手の5コストカードへの牽制にもなる。
また、4コストがトラッシュに全く無い時のモリアの蘇生先候補。

Tボーン

海軍の2000カウンター枠。
リーダー効果と合わせて3コストまで、つると合わせて5コストまで、クザンと合わせれば7コストまでが範囲となり、十分実用圏内。
2000カウンターの枠としてみると、優先順位はたしぎの方が上。

X・ドレーク

5枚目のリューマ枠だがモリアの蘇生先には
なれない。とはいえ特徴海軍でカウンター値も持っているため悪いカードではない。
5コストは取り回しがあまり良くないため、採用枚数は要検討。

大噴火

5〜6コスト帯のカードが多い環境であれば採用候補になる。
1ドンは支払う関係で10ドフラと合わせて使えないのが難点。
※4月から禁止になりました。

氷河時代

9コストまでがリーダー効果圏内になり、処理に困るやっかいな大型を簡単に寝かせられるようになる。
大噴火と同じく10ドフラと噛み合わないのが難点。


ドンキホーテ海賊団軸

カードパワーの高い10ドフラをサーチできるタイプ。
ただしその他のカードがとにかく微妙…
サーチ効果のベビー5が5枚見れるため、海軍軸と比べて枠を無理に取らなくてすむが、トラッシュにカードが貯まりにくくモリアの蘇生先があまり安定しない難点がある。

ベビー5

10ドフラか2000カウンターの回収役。
ブロッカーが多いデッキのため、複数回に渡って効果を使用できる可能性がある。

ヴィオラ

ドンキホーテの2000カウンター。出すことはない。

ヴェルゴ

ドンキホーテの2000カウンター。他よりマシだがやはり出すことはない。

勝者だけが正義だ!!!!

カウンター値の無いカードがそこそこ多いデッキのためあると便利。
クザンやリューマを捨てることでモリアの蘇生先確保もできる。
序盤からは使いにくいため採用枚数に注意。


海軍・ドンキホーテ海賊団両採用軸

ロシナンテとヴェルゴが海軍とドンキホーテ海賊団2つの特徴を持ち、サーチを共有できるため、それぞれを混ぜたタイプ。

2種類のサーチカードを使えいいとこ取りだが、それらに枠を大きく取る上にそれぞれのヒット率が下がる。
また、その他の特徴を持ったカードを入れる枠が少なくなってしまう。

噛み合えば強い動きができますが、安定感にやや欠ける印象。

その他採用候補

環境や構築次第では入れたいカード達。

ブルック(3コスト)

序盤の小型処理の他、1コストダウンとして場に置いておけるため、苦手な5コスト帯に干渉しやすくなる。
また、場にクザンが出ていれば登場時やアタック時に6コストまで処理できる。
しかし、基本的にレベッカを採用しないため、サカズキほど強く使えない。

ペローナ

2000カウンターのついた4コストで効果も優秀。
リーダーモリアのようにはこのカードを連打できないので、ハンデスがそこまで強く使えない。
早くリーダーペローナでもスリラーバーク海賊団の特徴を活かすことができるようになってください…

ブルック(6コスト)

KO時効果持ちやKO耐性を無視でき、また5コスト帯を1枚で処理できるため、効果自体はかなり優秀。
自身にカウンター値が無く、6コストと重い割に打点が6000しか無いのが難点。
苦手な青ナミに対する対策になりそうで、これ数枚入れた程度では多分ならなそう…

サカズキ

特徴海軍と高めの7000打点を持ち、単体で6コストまで処理できるため悪くはない。
手札コストは必要だがモリアの準備にもなる。ブルックの方が扱いやすいが海軍軸なら採用圏内。
7弾環境では処理したい5コストキャラが増え7000打点も優秀なため採用に。

ホーディ・ジョーンズ

小型ブロッカーを複数体並べられると突破できないため、無理矢理こじ開けてリーサルを狙いにいけるようになる。
モリアやドフラ並べた後の、あと一点が欲しい時があるため便利ではある。
8キッドの裏に出すことでライフ回収がデメリットになりにくい。
ただし不利な状況を捲れるカードではないため、使ってみると思いの外手札で腐るか、または過剰打点になりがちで採用枚数が難しい。


●プレイ方針

デッキの基盤となるカードが2コスト、4コスト、8コスト、10コストに寄っているため、全体面で後攻を選択します。

マリガンの優先基準
対面によって変わりますが概ね下記を基準に考えます。

先攻
・ブランニュー
・サボ+モリア
後攻
・ブランニュー
・クザンorボルサリーノ+モリア

クザンとボルサリーノを合計8枚採用している構築でそれらが初手に無く、ブランニューがある場合、
後攻2ターン目までにそれらを引ける確率は約7割ちょいほどです。(リューマ含めればもう少し高い)

ブランニューがあればその後の動きもスムーズになるため、先攻後攻問わずマリガンではブランニューを探します。
もしくは、先攻ならサボ+モリア、後攻なら4コストキャラ+モリアの組み合わせも狙いにいきます。

青黒サカズキ

先攻:不利
後攻:微有利


序盤中盤はお互いに処理し合う展開が続きますが、後半、サカズキ側はこちらの大型にも対処できるのに対して、こちらはサカズキ側の大型を処理する要求値が高いです。

特にこちらが先攻の場合、相手の最速モリアからロブルッチ+ヘルメッポ等で盤面を更地にされた際に、こちらは返しでまだ10ドフラが出せません。
また、モリアを出し返しても相手の盤面をほとんど処理できません。
その後、こちらの盤面が一方的に処理され続けられると負けに直結します。

そのため、5ドン7ドンターンにサボを絡めてトラッシュを肥やしつつできる限りの盤面維持を意識し、犬嚙紅蓮等の取り回しの良い除去札を早めに吐かせ、後半の処理漏れを狙えるよう動きます。

後攻の場合は幾分かやりやすく、こちらが先にクザンやモリアでアドバンテージを稼ぎつつ相手に除去札を要求し、そこからの10ドフラで重い展開を強いることができます。

※4月からリーダーが禁止になりました。詳細は後半の追記に。

黄カタクリ

先攻:五分
後攻:微有利


4クザンと8キッドが特に活躍するマッチアップです。
相手からのライフへのアタックは基本的に全受けで、後半はドフラ、キッド、ロシナンテ、サボで守り切ります。

また、常に相手リーダーへの安いアタックでカウンター値を吐かせ続ける意識を持ちます。ドンが余っても無理にライフを削ろうとする必要はありません。

後半は「クザンで下げてリーダー効果でキャラを寝かせ、大型キャラで上から叩く」を意識し、盤面処理を優先しながらゲームを進行、不意に踏んだトリガーによる逆リーサルを取られないように注意します。

黄エネル

先攻:五分
後攻:微有利

7弾で10コストの速攻エースが追加され、終盤の耐久力と火力に磨きがかかりました。

6弾環境後半には我は神なりや5エース、4カタクリといった速攻持ちのカードを中心とした構築も散見され、採用カードを見分けにくいリーダーでもあります。
7弾環境では大型を大量に採用したタイプが主流です。

基本の動き方は他の黄色対面と同じく、4クザンを中心にゲームプランを組み立てることになります。

相手からのライフへのアタックは全部受け、後半は8キッドで守ります。
こちらからは無理にライフにアタックする必要はありません。
結局後半大型のぶつけ合いになるため、なるべく相手に手札を与えたくありませんし、雷迎をできる限り腐らせたいです。

お大事に大型を並べ合う展開になった後は、こちらの理想としてはとにかくキャラにアタックし続け盤面有利をとり、負けない状況を作ります。

こちらからの殴り返しや10ドフラを嫌ってアタックしてきてくれない場合もありますので、クザンで無理矢理寝かしつけ、並んだ高パワーキャラでとにかく上から叩きます。
また、相手からのアタックは豊富なブロッカーで守ります。

キャラへのアタックを続けて手札を切らせ続け、盤面を制圧してから、2〜3ターンにかけてライフを少しづつ攻めていきます。

時間制限には気をつけましょう。

黄緑ヤマト

先攻:微有利
後攻:有利

空島軸、魚人軸、ワノ国軸の他、8キッド中心の要塞型と幅広いデッキタイプがあり、採用カードが読みにくいリーダーです。

毎ターンのダブルアタックは強烈ですが、基本的には豊富なブロッカーと8キッドで守りを固めれば耐えきることができるため、無理にライフを守る必要はありません。

リーダー効果によって使用したドンを打点に変換してくるため、8キッド単体では手札で守り切りにくい場面があります。
ブロッカーを切らさないよう注意しましょう。

8キッド要塞型の場合は大型キャラの出し合いになりますが、その場合こちらは8モリアの差である程度優位に立てます。
相手も10ドフラを使用してくることは忘れないようにし、アタックするキャラは慎重に選びましょう。

緑ウタ

先攻:微有利
後攻:有利

リーダー効果による継続的なアドバンテージ獲得能力と、強力な展開力、「私は最強」による攻撃力、8キッドや10ドフラによる防御力もあり、隙の少ないリーダーです。

ですが、緑単色の特性上除去に乏しく、こちらの大型キャラを基本的に処理できません。
8キッドをブロッカーで囲うことでかなり突破が難しくなる他、10ドフラでリーダーを縛ることで、私は最強による突発的なリーサルを防げます。

また、序盤に出したクザンをアタックさせず縦置きしておけば高確率で生き残るため、後半の7ルフィや8キッドの処理がかなり楽になります。

序盤のミホークやブルックを絡めた横展開に対応しきれない可能性があるため、マリガンではリューマか8キッドをなるべく探しにいきたいです。

黒モリア

先攻:微有利
後攻:有利

リーダー効果の特性上4コストが中心で、1ターンでの大量展開ができないリーダーのため、こちらのリーダー効果とリューマで丁寧に盤面を処理していきます。

また、相手は8キッドを越えるのが難しいデッキのため、序盤からライフへのアタックはなるべく受け、後半キッドで守りを固めます。

こちらの先攻時、盤面で負けている場合や、クザンが置けていない時の相手の最速モリアがなかなかに重く、そのまま押し切られる負け筋が存在します。対サカズキと同じく、サボを絡めて中盤の盤面で負けないよう意識しましょう。

ボルサリーノやサボで守りを固めつつ、ロシナンテの身代わり効果をうまく活用しましょう。

7弾環境になってからイッショウの採用が増えてきました。
手札を抱えたいデッキのため、2ハンデスがかなり痛く、全体コストマイナスもかなり脅威です。
放置してしまうと返しのターンにがっつり除去されてしまうため、できるなら出される前のターンからクザンを置いておき、いつでもリューマでKOできるようにしたいです。

黒黄ルフィ

先攻:五分
後攻:有利

対カタクリと同じく、クザンとキッドが暴れる対面です。
こちらから一切リーダーにアタックしない事で大幅に時間を稼ぐことができ、高コストキャラを並べてから少しづつ詰めていきます。
サボのKO耐性効果が厄介ですが、大型キャラの高パワーで上から叩いていきます。

このデッキについては環境が進み、使用者が増え、リストやプレイが洗練されたことにより、以前より勝ちにくくなりました。

自分からライフを減らすカードやライフを操作するカードの採用が増え、早いターンからリーダー効果や子どもキャラの効果を使用されるようになりました。

また、エッグヘッドルフィがこちらのクザンを処理しつつ1ドローにより、リソース勝負も強くなった印象です。

これらに関しては相手の引き次第になる部分も大きいですが、常に盤面で圧をかけられるよう大型キャラをどんどん出して行きましょう。

赤紫ロー

先攻:不利
後攻:微有利

ペローナはサカズキのように1ターンに2面以上の処理をすることができず、相手の5000ラインの横並べが苦手なデッキです。
そこを解消するための8キッドですが、このマッチアップにおいてはパワーマイナスでリーダー以下のパワーになったキッドがタコ殴りされます。

また、デッキバウンスされることにより、モリアの蘇生先も安定しなくなる点も厳しいです。

その他、相手の5キッドは放置するとそのままアドバンテージを稼がれ続けてしまいます。
ここに対しては、6サカズキがきれいに処理しつつ、リーダー効果で隣の4コストキャラをレストにでき、2面処理+7000打点を置けるため現環境では有効だと思います。

ゲームの流れとしては、序盤〜中盤は盤面処理に徹し、後半の8モリアと10ドフラに繋ぎ、これらを高いバリューで出すことを意識します。
後攻であればこれらが間に合うため、じゃんけんに気合で勝ちましょう。

また5000〜6000打点のキャラもできるだけ出し、ゴードン等のパワーマイナス札を早めに使わせておきたいです。
マイナス札が無くなった状態で8キッドを出せればまず突破されません。

こちらのアタックはできる限りキャラへ向け、相手の手札の枯渇を狙っていきます。

その他のデッキ

大型キャラを中心としたデッキのため、紫ルフィなどのマゼランが非常に苦手です。

また、赤ゾロなどの横展開を得意とするデッキに対して、8キッドが引けない場面はあっという間に負けてしまいます。

青ナミも苦手なデッキになります。
特に7弾環境では見かける可能性が増えましたので、今後、場合によっては6ブルックやホーディ、9ゾロも投入の視野になります。


●現在の構築

海軍軸で現在使用しているリストです。
モリアの蘇生先と4コスト帯が安定する海軍軸が個人的には好みです。

ブランニューのサーチを外さないために特徴海軍を25枚採用し、9割弱のヒット率にしています。
環境次第でドレークの枠をブルックや氷河時代に差し替えることを検討しています。

ドンキホーテ海賊団軸で現在使用しているリストです。
モリアの出力が安定しない事が多々あるため、犬っペの枚数を増やしたいですが枠に悩むところです。

10ドフラが強い環境であればこちらの構築も視野になります。


●終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。

冒頭にも書きましたが、ペローナは強さの割に使用者が少なく、「何かそこそこ強いらしい」程度で認識されていることが多いリーダーです。
このノートを読んで頂いた方で、構築やプレイについてもっと色々な意見交換ができたら嬉しく思います。

7弾環境はまだ始まったばかりですし、さらに禁止制限の施行もあるなど、まだまだ環境は動きそうです。
特に、新リーダーの緑ボニーと新黒ルッチのマッチアップについても書きたかったのですが、まだ世間の構築が定まっておらず、自身も対戦回数も少なすぎるため書けませんでした。
今後、新しい発見があれば追記したいと思っています。

あと、文章の誤字脱字、内容についておかしな点や意見があればこっそり教えてください…

●7弾環境追記(3/5)


7弾環境が始まって約10日が経ち、先日禁止カードも発表されました。

黄色は排撃が禁止カード指定を受け、エネルやカタクリ等から不意にリーサルを取られにくくなりました。

その反面、起動・トリガーどちらでも4コスト以下のキャラをKOできる5コストルフィが新たに登場し、防御力が上がった印象です。

ペローナ視点で見ると、単純に排撃が使えなくなったことで、相手からの打点の計算がしやすくなった他、サボの生存率も上がったためありがたいです。

サカズキはリーダー自体の禁止指定を受け、大幅に弱体化した効果で帰ってきました。

気軽にコストを下げたり手札の入れ替えができなくなったため、カウンター値の無い代わりに強力なカードを多く入れた今までの構築は一度見直しが必要だと思います。

とはいえアタック可能な青と黒のリーダーは他にないため、全く使われないということはなさそうてす。

さらに大噴火も禁止されたため、黒全体がテコ入れされた形になります。

ペローナは大噴火を積極的に使用しないデッキなこともあり、こちらもありがたい規制ですが、今後は今までサカズキが抑えていたデッキが台頭してくる可能性があります。


特にマゼランを強く扱え、5コスト以上の大型キャラが中心の紫ルフィの存在がやっかいです。

この対面ではクザンと氷河時代が重要になりそうです。
序盤〜中盤をうまく凌げ、高コスト帯のカードまで辿り着ければ十分逆転勝ちを狙えると思います。

マゼランを単体できれいに処理できるブルックにも期待ですが、6コストのため最速マゼランの返しに出せないジレンマ…

増えないことを祈っています。

そして、じわじわと勢力を増している赤紫ローですが、このまま増え続けるのであれば8コストのサボが投入候補となります。
リーダー効果によって5コストと4コストをKOできたり、クザンと合わせて10コストまでKO範囲が広がるため、どの対面に対しても大きく腐ることはないと思います。


また、7弾の新デッキとしては、新黒ルッチと緑ボニーです。
どちらも検証は十分ではありませんが、大きく不利のつくリーダーでは無いと思います。

新黒ルッチ

先攻:五分
後攻:微有利

登場時から期待されていましたが、サカズキの規制によりさらに注目を集めているデッキです。

大噴火の禁止による影響はありますが、代替となる嵐脚やエニエスロビーがあるため大きな痛手にはなっていません。

中盤まではルッチやカクでテンポを取りつつ、終盤にはモリアからの横並べやステューシーによる大型除去を備え隙がありません。

似たデッキとして黒モリアがありますが、新ルッチはコストダウンを行うカードが多く採用され中型〜大型のキャラを除去しやすい代わりに、デッキとしての動きの再現性にやや難がありそうです。

この対面ではKO耐性効果を持つボルサリーノやサボの他、ロシナンテの身代わり効果が非常に重要となります。

8サボや4ルッチの2体同時KOでも、ロシナンテの効果が使えることを忘れないようにしましょう。

なお、逆に相手のボルサリーノやサボには非常に困ります。

KO耐性持ちを多く出せているプレイヤー側が有利な展開になりやすいと思います。
マリガンではボルサリーノを優先して探します。

緑ボニー

先攻:微有利
後攻:有利

デッキ内の主要カードが5コスト以上で、低コストのカードでそれらをサーチする構築が主流です。

クザンと8キッドが大きな活躍を見込める対面のため、マリガンでなるべく探しにいきたいです。

6ホーキンスに対して有効な手はありませんが、気にせず8キッドとモリアの高打点を並べましょう。

後半はお互いに高コストのパワーカードの出し合いになります。

こちらはリューマによる除去やモリアによるリソース力に対して、相手は5コストボニーによるドン封じや9ゾロによる攻撃力があります。

序盤はこちらのリーダーへのアタックはなるべく受け、手札の選択肢を多く持つよう意識します。

9ゾロもコストダウンを複数組み合わせないと処理できませんが、ブロッカーの多いデッキですので出されたら即負けということもありません。
落ち着いて対応しましょう。


●7弾環境追記(3/28)

禁止・制限カードの発表から約一ヶ月経ち、フラッグシップバトル以外ではリーダーサカズキや排撃を見かけなくなりました。
環境のデッキリストも洗練され、プレイも定まってきた感じがあります。
各対面毎のプレイについても更新しました。

大会シーンではトップシェアとして
・赤紫ロー
・黒黄ルフィ
・黄エネル
・黒単色(モリア、ルッチ)
・緑ボニー
また数はやや少ないですが
・黄緑ヤマト
・青単色(ハンコック、ドフラミンゴ)
辺りを見かけるようになりました。

どのデッキに対しても特別不利を取っていないと思いますが、やはり先攻時の勝率に悩みます。

3月中頃から使用しているリストです。
サカズキが消えたことで8キッドが有効な対面が増えたと思い4枚に増量。
それに伴いカウンター値のないリューマを減らし、また、8キッドプランならカウンター1000も2000も大差ないためTボーンも減らし、代わりにドレークを増量。
キッドと役割がややかぶり、有効な対面が減った10ドフラを2枚に減らしました。

赤紫ローや黒黄ルフィに対して活躍が見込め、暇になりがちな6〜7ドンターンの打点+除去として6サカズキを採用。
これは何度か使っていて、中盤で盤面有利を作りやすくなり、その後の展開が楽になるため好感触でした。

レベッカや3ブルックも入れたいところですが、現状のこのリストでは枠が作れませんでした。

こちら基盤としたリストを使用し、約2週間で非公認(おゆうぎ会5-2)ベスト4、フラッグシップバトル4-1ペローナ、スタンダードバトル4-0優勝はできているので、悪くはないと思います。


●7弾環境追記(4/15)

先日天竜杯で準優勝できたため、その時の構築とプレイについて少し追記します。

基本的な構築はほとんど変わっていませんが、本体を使う事がほとんど無かったTボーンを、モリアの蘇生先になり相手視点放置し辛いセンゴクにしました。

非公認の個人戦は赤紫ローやモリアが多い可能性が高いと思ったので、今までの構築から8キッドを1枚減らし3枚に、10ドフラを1枚増やし3枚にしました。

実際に赤紫ローに3回当たり、しっかりと勝ち切ることができました。
この対面では、リーダー効果を温存しつつ除去ができる6サカズキが特に活躍し、ここにパワーマイナス札を使わせてからの8キッドがクリティカルに刺さった印象です。

決勝のハンコックには、プリンを意識させられて手札を温存できず、重力刀とレッドロックできれいに盤面を除去され、バウンス10カイドウでテンポを取られ完敗でした…



●チャンピオンシップ3on3(5/12)


予選4位、最終ベスト16でプリン獲得!
海軍ペローナ使用しました。

構築は海軍型とワノ国型で迷いましたが…
最終的には、海軍の単体スペックの高さや、多くの対面にロシナンテと8キッドが有効だと思った点も含め、ずっと使ってきた海軍型を選択。
ワノ国型は、そのギミックのために20枚以上の枠を取られるのが好みではありませんでした。
また世間では、“ペローナ対面では大きめの打点でガンガンリーダーにアタック”と認識されている事が多く、その裏をかくという意味でも8キッドは活躍しました。

構築は以前と少し変えて、10ドフラとサカズキout、8サボin、氷河時代を増量。
サボは非常に活躍しましたが、サカズキやドフラが欲しいシーンも多々あったため、どっちが良かったのかは何とも言えません…

ここからは、メモ書き程度ですが大会レポを残しておきます。
予選では勝ち試合は全部チーム2-1、合計8-1でまさに気持ちは常に綱渡り状態でした。


予選

①赤紫ロー 後✕ (チーム◯)
初っ端から初手大型だらけの大事故かまして速攻で敗北。
それでも勝ちにできるのがチーム戦のいいところ。

②エネル 後◯ (チーム◯)
クザンが大暴れ。
サボで除去されてもモリアで釣ってきてまたアバレ。
リューマや8サボで盤面有利取り続けて8キッドで蓋して勝ち。

③ボニー 先◯ (チーム◯)
リューマや8サボで盤面処理し続けて問題なく勝ち。道中ブランニューで氷河時代拾っておけたのが大きかった。

④ペローナ 後◯ (チーム◯)
ジャン負け相手先攻選択。
相手がリューマ出したそうにしているところにボルサ→5サボ→5サボと出し続けて盤面固め、相手のモリアの返しに氷河時代+8サボで除去、その後にモリア投下。
相手息切れしてきたところに8キッドで蓋して勝ち。

⑤赤紫ロー 先✕ (チーム✕)
中盤、残りライフ3手札3で、守れた6000リーダーを手札欲しさに受けてしまったのが大きな敗因だったと思う。
そこからキッドキラー×2で一気に詰められ、おかわり3枚目キッドキラーにぶん殴られて負け。

⑥赤紫ロー 後◯ (チーム◯)
初手またもや大型勢揃いの大事故かますもトップで解決し続ける。
ボルサや8サボにゴードンを、キャラへのアタックをし続けお玉きらせたおかげで、後半のお祈り8キッドに相手マイナス札がゴードン1枚のみでギリ突破できず。

⑦黒黄ルフィ 先◯ (チーム◯)
相手の自傷が鈍いのもあり大型並べ続ける。
道中は相手の5コストキャラをたしぎで寝かし続けて処理できたのが大きかった。
たしぎやセンゴクは、クザンと違って相手のライフ削らなくていい点が◎
こちらの打点と防御が揃ったところで攻め込んで勝ち。

⑧黒黄ルフィ 後✕ (チーム◯)
中盤のサボで氷河時代を捨ててしまったのが一番のプレミ。
相手のモリア+日和+ルフィ進化の盤面に8サボで返しきれず、モリアがそのまま3体並ばれて8キッドで守りきれず負け。
対戦途中でチームの勝ちが決まって気が緩んだのもよくなかった。

⑨モリア 後◯ (チーム◯)
相手ペローナ落ちず、こっちは後攻でリューマ、モリア+リューマで盤面有利を取り続ける。
キャラへの安いアタックで丁寧に手札を削りながら盤面処理し続け、その後に8キッドが安着し危なげなく勝ち。

トナメ

①黒黄ルフィ 後✕ (チーム✕)
開幕ブランニュースタート外して早速雲行きが怪しくなる。
初手8キッドがあったため安いアタックもなるべくライフで受けたが、トップもライフも全部カウンターレス。5サボも犬っペも無くて手札はずっとモッサリ。
フランペとルフィで自傷2回からの速攻エース連打されてそのままあっさり負け。
最後手札8枚あってカウンター値1000×2枚のみ…
しっかりライフ詰めるプレイとられ、お相手の方もさすがに上手かった。

ここでチームも1-2で敗退。



所謂3rdデッキ同士の対決では4-0負け無しで、赤紫ローと黒黄ルフィにそれぞれ1-2で負け越しでした。
この2つにもいい動きできればちゃんと勝てる算段ではありましたが、大型多めでそこそこ事故りやすいデッキでもあるので、負ける時はあっさり負けてしまいますね。
チームメンバーがカバーしてくれて本当に感謝でした。


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