黒スモーカー研究本部
こんにちは。たっくと申します。
今回は7月中旬に発売されたスタートデッキで超強化された黒スモーカーのノートです。
研究本部なんて言ってますが、それっぽいタイトルにしたかっただけです。
この一ヶ月間で、大会結果と構築をポストしたところ、反響が思ったより大きくてびっくりしました。
なのでちょっと今さら感もありますが、個人的にも満足いく構築と結果を出せたということで記事にまとめてみました。
構築やプレイで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
デッキの特徴
リーダースモーカーの効果は相手キャラのコストダウンと、1ターン自身のパワー1000アップの2つです。
しかしコストダウンを行うには1ドン付与しなければならず、1000アップもコスト0のキャラがいなければならないため、今までは使い勝手があまり良くありませんでした。
しかし、新規で追加された【センゴク】【たしぎ】、この2枚があらゆる点でリーダースモーカーに噛み合い、一気に環境デッキと渡り合えるまでにデッキパワーを押し上げました。
アタッカー兼除去として優秀な【たしぎ】を中心に、単体性能の高い海軍のカードたちでデッキを固め、8コスト【モリア】によるリソース勝負も可能なミッドレンジデッキとなっています。
採用候補カード(優先度高)
採用候補のカードの中でも優先度の高いカードたち。
採用枚数は環境によって変わるが、どれも2〜4枚は入れたい。
●2000カウンター枠
お馴染みの海軍2000カウンター。
採用数は合わせて11〜12枚くらい。
カウンターとして使う優先度は、【レベッカ】で後から拾える【たしぎ】【Tボーン】。
手札に5コストの【たしぎ】がない場合【Tボーン】は温存。
【つる】はモリアから出したい場面はほとんどなく、使うとしたら手札から出すことになるため、カウンターとして使う優先度はやや低め。
青ドフラミンゴや緑ボニーなど5コスト以下のキャラが多い相手では、3コスト【たしぎ】を先置きしておき、8コスト【サボ】、【ジャック】、【Tボーン】などで処理する択もある。
●たしぎ
効果は回りくどい書き方だが、
◯ 5/6000
出したターンにコスト4以下トラッシュ送り。
◯ 6/6000
出したターンにコスト5以下トラッシュ送り。
このターンリーダーのパワー+2000。
この2つから使い分けられるカード。
しかも1000カウンター付き。
下記の1コスト【センゴク】や【ブランニュー】でデッキから探しだし、後半は【レベッカ】でトラッシュから回収し使いまわす。
●センゴク
海軍にのみ許された1コスト3ドロー。
このカードをうまく使えるかどうかでデッキの安定性・再現性が大きく変わってくる。
【モリア】の蘇生先を用意しつつ自身が【モリア】の蘇生先としても優秀で、自身の効果で同名カードもコストにできるので、複数枚採用したい。
●コストダウンカード
1枚でコストの下げ幅が大きい2種。
どちらも相手によっては非カウンターとして手札で嵩張る可能性があるが、【センゴク】のコストになるため腐りにくい。
5コスト【たしぎ】の補助として使うことで、3コスト【ヒナ】ならコスト9まで、【氷河時代】ならコスト10まで除去が可能になる。
【ヒナ】は9〜10ドン使うことで【レベッカ+ヒナ+たしぎ】ができるようになるため、是非採用したい。
【氷河時代】は10コストが多い環境かどうかで枚数調整枠。
採用候補カード(採用枚数調整枠)
環境によって0〜2枚で枚数調整枠。
個人的にこの中では4コスト【ヒナ】、【スモーカー】、【ジャック】、8コスト【サボ】、【イッショウ】の評価が高め。
●ヒナ
新規の4コスト海軍。
一見地味な効果だが、自身の効果でコストが8に上がるため、赤以外の対面に対して場持ちが非常に良い。
4/7000アタッカーとして運用できる他、場に出ていれば、10ドンターンに5コストの【たしぎ】と【サボ】を出しつつリーダー効果を使えるようになるなど、あると結構便利なカード。
●スモーカー
8弾環境では活躍した1枚。
特に対黒ルッチにおいて、早期に着地すれば文字通り鬼のような強さを発揮する。
赤紫ローに対しても先攻3ターン目に置ければ対応に困らせることができる。
ダブルアタックも5コスト【たしぎ】のおかげで以前より使いやすくなり、速攻のない黒においてはダメージソースとして重宝する。
相手によっては出せるタイミングがなく、手札でお留守番になってしまうことも多いため、環境によって採用枚数を考えたい。
●ジャック
黒ルッチや緑黒ペローナと違ってリーダー効果の1コストダウンに1ドン必要なため、スモーカーでは使い勝手はあまり良くない。
とはいえ11コストという場持ちの良さと手札の入れ替え効果が優秀な他、出しさえすれば
安定して除去を毎ターン行えるようになるため、環境や構築と相談して採用したい。
【氷河時代】と合わせても除去範囲が9コストまでのため、今後9弾環境で10コスト帯が流行るならやや微妙か。
9弾環境では【お玉】+【ベックマン】で今までより手軽に除去されるのも向かい風。
●イッショウ
海軍では貴重な高コストキャラ。
相手を選ぶが多くの対面でハンデス効果が優秀で、遅い環境ほど活躍する。
【ブランニュー】でサーチでき、【センゴク】のコストにもなるため腐りにくい。
全体3コストダウンもあって困らない便利効果。
●サボ
手札コストこそ必要なものの、貴重な1枚で2面処理を行える大型キャラ。
赤紫ローや青ドフラミンゴなどの中型アタッカーを横並べするデッキが多い環境なら採用候補。
後攻4ターン目(8ドンターン)に、リーダー効果によるコストダウンと組み合わせられないため、4コスト2面処理ができない点に注意。
●その他
【ブルック】や【コビー】は自身が3コストと軽めで、【レベッカ】からも回収・登場させられるため、選択肢として1〜2枚の採用はあり。
しかし、手札コストが必要だったり、他のコストダウンと組み合わせが前提のため、やや使い勝手が悪い。
【ガープ】や【サカズキ】は、役割としては【たしぎ】の5枚目としての枠だが、いずれも手札コストが必要。
特徴海軍を持っており、手札コストも【モリア】の蘇生先を用意できるという点では悪くない。
しかし、活躍できるターンがほぼ3ターン目に限定され、その後のターンではもっと強い動きがあるため、採用枚数は要検討。
デッキリスト
スタートデッキ発売初期リスト
海軍軸の黒ルッチを使っていた名残で、最初は【ブルック】と【ジャック】への信頼度が高かったです。
実際強かったのですが、黒ルッチほど手軽にコストダウンができず、使いにくい場面も多く見られました。
8弾環境最終リスト
デッキの分布としては多い順に、
赤紫ロー、黒ルッチ
黒黄ルフィ
黄エネル
青ドフラ、緑ボニー
この想定で構築しています。
下記の構築で8月末のフラッグシップバトルで好成績を収めることができました。
①
赤紫ローや青ドフラミンゴなどの序盤からしっかり攻めてくる相手に対してライフを守れるよう、【センゴク】があるとはいえカウンター値はやや多めになるよう意識しています。
・2000カウンター×12枚
・1000カウンター×22枚
・非カウンター×16枚
また、それらの早いデッキに有効な8コスト【サボ】を2枚採用しています。
②
黒ルッチをみて【スモーカー】を2枚採用しています。
3枚以上の採用は、手札で被った時に対面によっては腐る可能性があり、5コストでは【たしぎ】が優先される関係で2枚にしています。
③
その他、黒黄ルフィや黄エネルを考えて【イッショウ】を入れたかったのですが、
赤紫ローや青ドフラに対して出している隙がほとんどない点と、無くてもそこまで問題ではないと判断し今回は0枚に。
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