2019年2月リリース楽曲BEST10&プレイリスト更新
暦も変わったところで、2月の楽曲振り返りも兼ねてプレイリスト更新(3月リリースの曲も一部)。
で、ここにも入れたものの、忘れそうなので前回同様2月リリースの楽曲から個人的なベストトラックを備忘録ついでに記しておきます。
・LOOΠΔ「Butterfly」
https://open.spotify.com/track/5jhYykolbcG1T9wZSyvhp5?si=lnAVMhMcRbmJ98AraX72DA
Future Bassでサビはオリエンタルなのに聴いたことないフロウ、ドロップの声の使い方、音一つひとつが無駄のない構成、ダンスとしても映像としても完成されてるMV。好きすぎて海外記事漁り倒したり(すでに英語圏では結構な熱狂があった)してるうちにようやく作り手を特定したと思ったら、MonoTreeのG-high氏。しかもコライトだらけの中、ワンストップで作られているという(作詞だけコライト)。
・Nina Nesbitt「The Best You Had」
https://open.spotify.com/track/3i0VfLdOUCks9DmAht65XI?si=nKVetCW8RSyyykMn1kT9HQ
Nina Nesbitt、5年ぶりのアルバム『The Sun Will Come Up, The Seasons Will Change』からの1曲。エド・シーランの元カノという経歴も通過し、Jordan Rileyのプロデュースを受けて生み出した作品は、HIPHOPやダンスホールといった今のポップスをしっかりと通過した上で凄まじい強度を持った作品に。といいつつそんな流れから逸脱したこの曲が一番良かった。
・Matt and Kim「Come Together Now」
https://open.spotify.com/track/3DHoVHDkIVBnNcbl6qsMO5?si=M8LZBB6dSXaVo0F--TTTUQ
『LEGO® Movie 2: The Second Part - Original Motion Picture Soundtrack』収録、テン年代前半のインディーポップ好きなら間違いなく通っているであろう、ブルックリンのデュオ・Matt and Kim待望の新曲。2008年の『Grand』から良い意味で変わらない明るさと小気味良さはこの曲でも健在だった。
・Omar Apollo「Ashamed」
https://open.spotify.com/track/5TcGBswdHw1Ng9UcQSl0nd?si=c4ZTJb9ISsiKkpsRF9X4bA
昨年リリースしたばかりのデビューEP『Stereo』から、そこまで月日も経っていないのに、聴き比べるとこの半年に何があったというくらいの変化を遂げている、インディアナのシンガーソングライター・Omar Apolloの新曲。20歳、まだまだ伸びしろだらけ。
・Carly Rae Jepsen「Now That I Found You」
https://open.spotify.com/track/5cE201rNvIkryS8N1dJ5nR?si=TkabZ_RsRkeSFLQ7MUktBA
Carly Rae Jepsenの新曲は、しっかりと今のEDMシーンを通過した上で、シンセのアタックがちょっと後ろにズレた“違和感のあるドロップ”を作って持ってきている感じ。先月の振り返りでも書いたが、海外の若いトラックメイカーたちからこういう曲が出てくる割合が増えてきたし、そこでもオススメした DwillyやSub Urbanがフックアップされている流れも考えると、しばらくこの流れは続くかも。プロデュースはGrouploveのRyan Rabin含む作家チームCaptain Cutsが手がけているが、どちらかといえば共同プロデュースで入っているAyokayがキーマンかも。
・DNMO, Sub Urban「Sick Of You」
https://open.spotify.com/track/3A56iBtjCV4rhGSd9yqxwr?si=3jxF1D_4TuGYFGbmjd4NtQ
先述したSub UrbanがDNMOにフックアップされた楽曲。彼のらしさである音色が100%発揮されているかというと難しいところだが、ドロップの転がり方はSub Urbanっぽい。CloudKidにリストアップされたこともあり、さらにここから登用が増えてきそうな予感が。
・Lucky Daye「Real Games」
https://open.spotify.com/track/4i53smHJgzRgTEI9F2mZ93?si=3az11guCTkKp5w6rACHW3w
Rihanna、Mary J. Blige、Janet Jacksonらの作品で知られるブルックリンのプロデューサー・Dernst “D'Mile” Emile IIが手がけた大型新人。昨年末にEPを出していて、タイトル的にもその続編といえる作品からの1曲。サラッと聴いた感じは王道のソウルミュージックっぽいけど、最近のトレンドをさりげなく混ぜ込んでいるサウンドや、歌声の非凡さがお気に入り。
・スーパーオーガニズム, HYUKOH「Gang Gang Schiele(Superorganism Remix)」
https://open.spotify.com/track/3ibGXBD8xHFMb3s3WfqoPt?si=CXnKIP5EQGmVngrcn9Va5A
HYUKOH『24』の1曲を再解釈してリリース。こういうアジア圏のコラボはありそうでなかったから新鮮だし、互いのバンドっぽさが出てるのも面白いので、これを機にもっと発展していくべきでは、という思いを込めての選曲。
・Maison book girl「おかえりさよなら」(Seiho Remix)
https://open.spotify.com/track/5c0ogdktVWxSeXnG7Fuach?si=OGnl18C9SoauIh-OmeLXhg
ブクガが最近配信リリースしているリミックスシリーズからの1曲。ほかにも長谷川白紙、Ryan Hemsworth、bo en、Aiobahn、Miii、Tomgggと“わかり”のあるリミキサー陣が揃っているので、聴き逃してたら全部聴くべき。
・MISS WORLD「Don't U Wanna Be Me Sometime?」
https://open.spotify.com/track/6uYweEUpbRDQnOKflszsC0?si=EWse2mGoSXSlEeabodYTDQ
ロック系の曲はBeirut、Jessica Pratt、Albert Hammond, Jr.と良曲のリリースが続いた月でもあったが、一番心掴まれたのはこの曲。5秒再生すればわかる。
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入らなかったけど好きな曲はここに逃がしています。ではまた。
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