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ばなふぇす! vol.#2を終えて (後編:vol.#2の振り返り)

お疲れ様です。tackeです。

前回はvol.#1の振り返りでした。

今回は後編としてvol.#2の振り返りをしていきたいと思います。

ばなふぇす! vol.#2

ばなふぇす! vol.#2
2023年6月4日 (日)
川口キャバリーノ

詳細は上記サイトからご確認ください。

ばなふぇす2ではNamahamuJunction (FictionJunction)のギターとして出演しました。
前回はFJYでしたが今回はFJですね!
FJYでは歌モノとしてまとまった曲が多かった印象ですが、FJや梶浦由記やりたい放題で演奏としては難易度が上がった気がしますね!

機材

去年のライブでAxe-Fx2とSaijo SJK-4を使うという義務(?)は果たせたので今回はもうちょっと軽量な機材で本番に望みました。
Fractal Audio SystemsのFM3とSuhr Modernの組み合わせで挑みました。
FM3はAxe-Fx2と同じFractal Audio Systemsのサウンドプロセッサーなので操作感や音作りの仕方はほぼ同じです。FM3はフットペダル一体型のコンパクトな機材なので前回と比べてだいぶ搬入が楽になりました。
中身のサウンドについては今回も某神のご協力をいただきましてかなりモノホンに近い音が出せたんじゃないかと思います。恐れ多い・・・しかし音が良い・・・。
ギターは昨年オーダーしたSuhr Modernです。是永巧一氏の赤いギターをイメージして赤いボディにメイプル無塗装ヘッドでオーダーしました。とても音が良く弾きやすくて最近のメインギターになっています。
音は卓直ライン出しです。モニターは足元のコロガシ(モニタースピーカー)から出してます。前回はステージ上のモニター用にJC-90を使っていましたが今回は無しです。中音スッキリ。しかしフィードバック奏法が出来ないのでそこはトレードオフですね。
そして今回はやっとiPad Proを譜面として使うことができました。前回は当日トラブルで画面を割ってしまいiPad miniで本番に望みましたからね・・・。

ギターはSuhr Modern
足元はFractal Audio Systems FM3
Suhr Modern、塗りつぶしの赤が渋いぜ
今回はアンプ無しでコロガシでモニター
足元の2つのExpペダルはWahとVol
青いペダルはiPadの譜面送り用ペダル
iPad Proをマイクスタンドにマウントして譜面として使用

セトリ

ばなふぇすvol.#2 生ハムのセトリは以下のとおりです。
11曲!大変!出番が60分もあるよ!

  • M1 overture 〜 星屑

  • M2 凱歌

  • M3 Parallel Hearts

  • M4 Numquam vincar

  • M5 Why I Fight -emiya-

  • M6 さよならソリティア

  • M7 媛星 〜 目覚め

  • M8 君がいた物語

  • M9 stone cold

  • M10 open your heart

  • (En) M11 sprinter

それでは1曲ずつ感想を書いていきましょ〜。
自分のギター演奏視点の感想が多めになりますがご容赦くださいませ。

M1 overture 〜 星屑

前回と同様に同期音源を流して雰囲気を作ってから入場していきます。こういうの地味に大事ですね。
そして星屑。スローテンポなバラード曲です。
Vn.りーぬさんの演奏から入りピチカートフレーズが始まりピアノが入り、、、静かにVocalが始まります。前回のFJYとの違いはメインボーカルが4人という構成になりゴージャスになりましたね。
ちなみにギターは前半ほぼ弾いてないです。途中のハーモニクスからギターが入るのですがちょっとボリュームを絞りすぎてしまいあんまり聴こえなかったかもしれません。耳を凝らして聴いてくださいませ・・・!
クリーンの音量は聴覚上の音量とメーターの音量にズレがある気がして調整が難しいですね。精進します。

M2 凱歌

イントロからギターカッティングリフが印象的な曲ですね。サビではディストーションギターでズクズク刻むバッキングになるので音の切り替えをタイミング良くうまくやるのがミソです。
リハのときはカッティングのパターンを間違えるとなのめす氏から鋭い指摘が入るので間違えないように気をつけましたw
今回のセトリは速弾き系ギターソロが多く覚えるだけで大変だったのですが印象的なフレーズだけしっかり弾いてあとはなんとかワウを踏んだりロングトーンで粘ったりして、とにかく間違った音だけ出さないように気をつけました。ギターソロはほんとに課題ですね・・・。結構ミスりました。今回はソロを別途譜面に起こしたりして前回よりは進化したのですがまだまだです。精進します。
この曲は一定のリズムをマシーンのように刻み続ける必要がありリズム隊のソージさんとばーなるさんは「修行だ」と言ってました。ギターも同じくリズムキープに気をつけました。

M3 Parallel Hearts

FJの有名曲ですね。アップテンポなナンバー。
イントロのVocalから入りVnのメロディからAメロへ!勢いがすごい!
Aメロではギターの印象的な刻みがあるので間違えないように気をつけました。この曲はコードが難しくて結構ミスってしまいました。精進します。
本家のライブ音源を聴くとバッキングギターでも色々と細かいことをやってるのですが全てを取り入れるのは難しかったのでいくつか印象的なところをピックアップして演奏してます。サビのオクターブ奏法のところとか。あとは地味に1コーラスと2コーラスでバッキングのパターンが違ったりとか。梶浦さんあるあるですね。細かいブレイクのタイミングとかもしっかりチェックして合わせていきます。
そういえばこの曲は私がリクエストした曲でした。

M4 Numquam vincar

やっとこの曲を演奏できました。生ハムというバンド名の元ネタ、Numquam vincarです。
ピアノと同期音源のフレーズからVnが始まり、ギターとベースの刻み。
なのめすのKeyソロ、その裏でもベースやギターがちょこちょこと細かいフレーズを入れVnのリード、そしてまた刻みコーナー&Vnメロ。
そこからVnのリード、からのギターソロ。うーん、だいぶミスった。そしてそのあとアウトロのVnとGtのユニゾンでシメ!
ギターの刻みの音は気持ち良い音が出るように気をつけました!

M5 Why I Fight ~emiya~

インスト2曲目はFateの劇場版からemiyaです。
Keyをなのめす氏とソージさんの2人で弾くというトリッキーな演奏とりーぬさんのVnという組み合わせから始まります。
イントロのメロディからKalafinaのbelieveモチーフのパートが始まり、そこからシンセが入りemiyaが始まります。
ギターの最初のフレーズはディレイをしっかり効かせてタイトに演奏するよう注力。その後のハーモニクス音は事前に録音してソージさんに同期に組み込んで頂いてました。
その後の刻みはもうとにかくミュート刻みで良いトーンが出るように集中という感じでしたね。細かいオブリガートもなるべく再現しつつ。
後半で入ってくるVnがエモですしそれをささえるリズム隊、そして最後のピアノのシメ。いい曲ですわ〜。

M6 さよならソリティア

千葉紗子バンドを差し置いてこの曲をやっていいんでしょうか?いいんです。バーナルさんがOKを出したんだからw
FictionJunctionで一度やった曲はFJバンドでやってよし!ということでさよならソリティアをやりました。
クランチでアルペジオを弾きつつやや崩しながらサビではしっかりとコード弾きします。歪み量が難しいところですが軽めのクランチ設定でAメロのアルペジオはVolペダルで出力を下げめ、サビではVolを上げてしっかりクランチ、という感じにしてたと思います。Volペダルは主に歪み量の調整に使っていました。
こういうスローなバラード曲では音色の使い分けや調整に気を使います。でも梶浦さんの曲を色々コピーしてみてなんとなくやり方は掴めてきた気がしますね。

M7 媛星 〜 目覚め

ピアノから始まりVocalが入り、怪しげなSEが始まり目覚めに・・・。
YKLの定番曲ですかね。同期のピコピコシーケンシャルフレーズが印象的です。4声のVocalも圧巻です。
ギター的には刻みバッキングが多めなのでだいぶやりやすかったです。ギターソロは、、、なんとかしました。ほんとはもっと色々とフレーズを仕込んでいたのですが今回は曲数も多くギターリードのパートも多かったのでなかなか難しかったですね。
そのあとのVnソロもヴァイオリンかっこいい!!と思いながらバッキングギターを刻んでました。
刻みが多い曲はやりやすいし弾いてて気持ちいいですね。

M8 君がいた物語

FJバンドでこの曲をやってもいいんでしょうか。い〜〜んです!(2回目)
See-Sawの曲ですね。
ベースのフレーズが難しそうな曲だなと思いました。
イントロのギターリフは事前に弾いて録音したものをソージさんに同期音源に組み込んでもらいました。本番ではその裏でギターをギュインギュインとアーミングしたりハーモニクスを出したりしてました。
ギターはイントロ後半やサビはオクターブのコード一発で通しました。ライブ盤の音源を聴いてるとそんなふうに弾いてる気がしたので。ワウもちょくちょく入れつつ雰囲気重視で。ワウはもうちょっと入れても良かったかな。塩梅が難しいです。
Aメロのアルペジオを崩して弾くところも好きです。パターンを微妙にかえるだけで雰囲気が変わりますし奥が深いです。
この曲もギターソロあり。短めですが最後は両手でスライドしまくりというライブ盤のやーつを再現してみました。

M9 stone cold

これも定番の上げ曲ですね。前回はセッション曲でギターはなのめす氏が弾いていたので私が弾くのは今回が初です。
同期も気合が入ってます。
Vocal陣があのフリをやってくれるとライブ感が出ていいですね〜。そしてなにげVocalに参加しているなのめす氏。いい低音出てました。
ギターは刻みで楽しげな曲ですね。
ギターソロはこれが一番ヤバかった気がしますね・・・。精進します。
アウトロのフレーズも結構怪しかった・・・。精進します。
精進しますってこの記事で何回書いてるんだ。昇進します。

M10 open your heart

イントロのMCもライブ盤の本家リスペクトです。同期音源もクオリティ高く・・・あのイーリアンパイプみたいな音が超いいですね。
そしてピアノとギターのハーモニクスからAメロへ。
Aメロはベースの音の刻みがいいですねえ〜。ギターもクランチでアルペジオ。いつものやつです。うーん、良い。
そしてVnのリードへ。Vocalも4声でキレイなハーモニーだな〜。ドラムもタムの刻みが良いぞ〜。
そしてピアノとギターの単音カッティングの静かなパートからVocalが混ざりギターソロへ。
今回のセトリではこの曲のギターソロが一番良く演奏出来た気がします。しかしリズムが走りすぎててちょっと聴き返すと苦笑いですな。60分も演奏してると疲れてくるんですかねえ。体力も次への課題ですね。精進します。

(En) M11 sprinter

FJバンドでこの曲をやってもいいんでしょうか。いいーーーんです(3回目)
Kalafinaの定番曲sprinterですね。
前回のセッションでも演奏したんですが今回は本編の最後、アンコール曲として演奏しました。
同期は前回と同じく私が作ったものを使ったんですが、今回はパラで素材を渡してライブ用にRemixしてもらいました。なんか音がよく聞こえるようになっていた気がします。
(下記の動画用に作成した同期音源です)

この曲はセッションや動画撮影などでも弾いてるんですが今回はバッキングを最近のFJライブ版のものに近づくように変更しました。
特に大サビのバッキングはライブの数日前にバッキングパターンを変更するべくギターの先生とライブ音源を耳コピし直して挑みました。全部ダウンピッキングで弾けるエモくてパワフルなバッキングにできて個人的に満足です。

今回のトラブル!

さて、今回もやってまいりました。トラブルのコーナーです。
前回はiPadの画面を割ったり本番でギターソロの音が出なかったりと散々でした。今回こそはノートラブルでと思ったんですが、、、ダメでしたね。
当日のリハでFM3から音が出なくなり急遽アンプでリハをしのぎ、リハ終了後すぐに自宅に戻ってバックアップからFM3を復元して音が出るようになりました。。。このせいで千葉ジャンの演奏を前半まで見れず・・無念。
ただ、前回と違い本番への影響はなかったので進歩したと言えるでしょう。
次回の目標はリハも本番もノートラブルです。
あ、でもギターのフレットガードをなくしたので次回は忘れ物もゼロでにします。。。

雑感

というわけでばなふぇすvol.#1とvol.#2の感想をザーッとまとめました。
今回、2回目ということで梶浦さんの楽曲や演奏についてだいぶ理解が深まった気がします。とはいえまだまだ課題なところも多いので引き続き精進していきたいと思います。特にギターソロ。がんばるぞい!

vol.#3がいつになるかわかりませんがやるとは思うのでそのときにはもうちょっといい演奏ができるようにしたいな〜と思います。

ディレイ配信のお知らせ

さて、ここまでvol.#2の感想を書いてきましたが見たくなりましたか?
ばなふぇすvol.#2のディレイ配信が決定したようなのでまた見れます!気になる方はぜひ見てみてください〜。

詳細は下記のあたりから。

https://twitter.com/ysk_vernalinsky/status/1671105693791981570

ディレイ配信決定!
7/2 (日) 17:00〜 (開場: 16:45、およそ4時間弱) ¥900 (アーカイブ1週間有)です。
出演者で都合がつくメンバーも参加するので一緒に盛り上がれたらと思います。もちろんコメントせずに見るのも大歓迎です。
https://twitcasting.tv/ysk_vernalinsky/shopcart/243724

ではでは!!

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