マガジンのカバー画像

TACK's Creators Bar

11
【人と創作を繋ぐ場所】 店主のTACKです。 この場所は、主にKindle書籍や作家さんの紹介をします。 気まぐれ店主が感じたこと、作家さんへのインタビュー。 作品に合うお酒。…
運営しているクリエイター

#作家

企画のお知らせ。

「場末(ばすえ)」どうも、こんにちばんわ。 突然だが、 あなたは「場末(ばすえ)」という言葉からどんな連想をするだろうか。 いきなりで申し訳ないが、 ちょっと頭をひねってみてほしい。 僕はね。 場末という言葉がすごく好きで、 いつもこんなことを思い浮かべるんだ。 ……人の行き交う煌びやかな飲み屋街。 誰ひとりとして見向きもしない脇道へ。 何かに誘われるように、つま先を向ける。 薄暗い路地裏。 通り沿いの中華料理屋の換気扇から漂う、 ぬるくて油っこいにおい。 細い

Track.6【作品篇】心の拠り所完全マニュアル

ガチャ。 ……ガランガラーン いらっしゃい。 ……キミも物好きだ。こんなお店にね。 しかも人通りのない土曜日の夜更けにやってくるなんてね。 キミのような人がいる限り、 やめようにもやめられないじゃないか。 ……まぁ、やめないけどね!ハッハ! ん? 他にお客さんいないのかって? なに言ってるんだい。 たっくさんいるよ。 キミの他に…… あと2人とか3人とか……ゴッホん。ゲフン。 ま、まあいいでしょ。 ウチのことはさ。 さぁ座った座った。

Track.5【作品篇】どんなに繊細な人でもスーッと気持ちが楽になるマレーシアのすごい思考法

ガチャ。 ……ガランガラーン おや、いらっしゃい。 調子はどうだい? 先週はお休みしちゃったからね。 あれじゃない? 僕に会いたくてしょうがなかったんじゃない?ハッハ。 先週はドタバタしていたからね。 またキミに会えて嬉しいよ。 なんていうか、 非日常を過ごすとさ、 日常のありがたみってよくわかる。 当たり前で退屈なように見えるけどね。 当たり前だからこその価値ってあると思うんだ。 あぁ、さっそく語っちゃったよ。 ごめんごめん。 ささ、座って座って。 まぁ今日も

Track.4【作品篇】Kindle出版企画ノート

ガチャ。 ……ガランガラーン おや、いらっしゃい。今日もきたね。 土曜の夜といえばキミだよ。 1週間の締めにふさわしいね。ハッハ。 ささ、座って座って。 今日は何を飲むんだい? コットン まぁ、遠慮せずに飲んでおくれ。 ねぇなにかない?仕事とかどうなのよ? 不景気真っ只中だけども。 なんかあったらさ、 愚痴っていいからね。 ここにはね。 僕とキミ以外、いないんだから。

Track.1【人物篇】けんいちさん(ライフコーチ)

ガチャ。 ……ガランガラーン おやいらっしゃい。 久しぶりに来たじゃないか。 外は寒かったろう。 ほらほら、座ってくつろいでくれ。 「いつもの」でいいかい? まぁ、お客さんに出すのはコレしかないんだけどね。ハッハ。 BGMもないと寂しいねぇ。 今日はこの曲をかけておくよ。 最近ハマってるんだ。 ほら、そこの赤いボタンをポチッと押しておくれ。 ボリュームは自分で調整していいからね。