正解ではないけど、考え方ひとつ。

減点方式と加点方式。
どちらが良いんだろうか。

例えば、持ち点10点から事あるたびに減点され、0点になると命令を受ける精神状態。
逆説的に、持ち点0点から始まり、累積10点になると命令を受ける精神状態。

いずれも言っていることと、実施していることは同じなのだが、精神的に違いがあるのだろうか。少し考えてみよう。

時間の考え方が減点方式の考え方に近いのではないか。
のこり、何分ですとか、言われることが多いように思う。
そうなると、ポジティブな声掛けをする場合、あと何分も残ってるよ。という声掛けなど、安心させる声掛けが多いように思う。

かたや、加点方式ではどうか、免許制度が実生活で直結しているように思う。まだ、あと2点あるから・・・という声掛けはしないだろうし、もうあと2点しかないな…などというボヤキは聞く機会はある…

こうして、減点方式では、プラス面、加点方式ではネガティブ面を例示したが、当然、それぞれ逆もある。
減点方式では、ボーナス査定や何か評価軸のある場合がある。
加点方式では、10点でたこやき1舟プレゼント。などがそれにあたる。

ほら、正解ではないけど、考え方ひとつ。
その時々に合った使い方で、一番自分にしっくりあったほうを、同時に、かける言葉を受け取る側のことも考えて、使っていただきたい。

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