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【立ち飲み余市】フェスの開催告知/グッズの紹介/proshiroutメンバー

5月26日、proshiroutでは、いつものオンライン対談ではないインスタライブを行いました。レポートをします。

余市フェスの開催と、余市グッズの販売のお知らせ

「本日が、proshiroutのインスタアカウントを立ち上げて1周年になります」と話し始めたTORU。トレードマークのキャップもかぶらず、緊張してるんだろうか、なんだか神妙な顔だ。

「2019年の5月26日に、ふと思いつきで、『立ち飲み屋をたぶんやります』というアカウントを作りました。その後、共感していただく人が徐々に増えて、いまではフォロワーは1,000人を超えて、ほんとにありがたいことです

何をかしこまっているのかというと、お知らせが2つある、とのことだ。

「まず1つ目、6月13日の土曜日に、オンラインで余市フェスをさせていただきます!今までは1WAYコミュニケーションだったけれど、みなさんも参加していただける企画です。」
詳細については、おいおい告知をしていくということだったが、ゲストがいるということと、過去のオンライン立ち飲みの様子をアーカイブして見れるようにする、ということは説明された。

「2つ目は、余市のグッズがSUZURIで販売を開始しました!在庫を持たなくてもいい、ということなので、ばんばんデザインしています」
TORUが着ているグレーのTシャツには「TNYC」と書いてある。ネイビーのキャップにも同じロゴが。これがオリジナルグッズのようで、TNYCというのは、「TachiNomiYoiChi」の頭文字ということだった。ニューヨークは関係ない。他にも様々なロゴやイラストを作っている。

「このジェットキャップめちゃめちゃいいですよ。つくりがしっかりしてて、長く使っても問題なさそうですし、ベルト部分も自由に調整が効きます。あと、グラスは、プリントがしっかりしていて、がしがし洗って使っても大丈夫そうです。ほかにもいろいろあるので、もしよろしければですけど、見てみてください」

「ということで、今日はせっかくなので、うちのメンバーが順に登場します」とのことだ。

FUJII

「まずはproshiroutの両腕から」と呼び込まれて登場したのが、少年にも見まがうような、柔和な美形のFUJIIである。彼は立ち上げからのメンバーだ。「両腕」という呼称は、いつも的確な補佐をしいながら実行部隊をこない、TORUにとっては、もはや右腕ではなく、左腕も担っているから、だそうである。
「もともと、ARAIさんとはよくキャンプしてたんですけど、バーベキュー中に河原で突然、『proshiroutやろうと思ったんだ』と言い出したんですよね。あれからはや1年なんですね」ということだ。

TORUは少し強張った顔がほぐれてきた。「いやー、けっこう一人語りは難しいわ」
「でもこれまであんなに対談をこなしてるんだから、余裕のよっちゃんじゃないんですか?」
「30分前から緊張しちゃってさ。もうこれかぶってもいい?」と、いつものようにキャップスタイルになるTORUに、「ARAIさんコメント固定しておきます?」といつものように注意をするFUJII。
彼がちょくちょく段取りを忘れるため、これまでのオンライン立ち飲みでも、裏側では逐一LINEでカンペを送っていたFUJII等である。

「いつも、『これ決めたからやろう』っていうむちゃぶりばっかりだし、思いつきで『こう変えたい』っていうことが多くて申し訳ない。今回の企画も、もともとは『オンライン店舗』にするはずだったんだけど、一昨日、突如、大どんでん返しでフェスになるっていうね」
「深夜2時にですよね(笑)」
「でもいつも柔軟に対応してくれるから、ありがたいんだよね」
「僕、余市をやってからよく思うんですけど、一人で前に出るよりもARAIさんの横でのびのびさせてもらっている方が性にあってるんだな、と思ってるんです」
「いやー、ほんとにいつも助かってる、ありがとう」
「ルフィみたいに、腕が伸びてるんだと思ってもらえれば」とあくまでも謙虚なFUJIIだった。

NAMI

次に呼び込まれたのが、ふんわりとやわらかな笑顔の女性。
初登場です、こんばんは。NAMIと申します、料理担当です

proshiroutは、立ち飲み屋に行けなくなってから、毎日おつまみレシピを載せるようになった。よく見ると、ささっと簡単に作れる料理と、スタイリッシュな、料理本から抜け出してきたような完成度の高い料理が、交互に現れている。前者を「ざつまみ」、後者を「おしゃまみ」と呼ぶ。そして、その後者のほうを作って写真を撮っているのが、NAMIだった。
さいきんは「ざつまみ」の頻度が多いようだ。
「いまね、さぼってるわけではないんですけど、本業が忙しくて」というNAMIに、「いつも言ってるけど、うちのルールが、無理をしない、やりたいときにはやって、やれないときにはやらない、だからね」というTORU。

出たいってのはじつはわたしが言いはじめたんだよね。1時間はしんどいけど、みんな順々に、10分くらいならちょうどいいかな、と思ったの」この人のかわいい黒目がちな瞳の奥は、ときどき理知的に光る。NAMIの登場から、視聴数とコメントがまた増加した。どうやらファンが多い。
「NAMIきっかけでproshiroutを知りました、っていう人が多いんだよね」とTORU。
「そう、家にあるもので簡単に作れるようにしたいと思ってるから、『作りました』っていうコメントがめちゃくちゃうれしいです」ということだ。
「毎日作るお母さんの気持ちがわかるよね」
「でも、ほんとうは、リクエストもらえると助かる。0から考えるのは、なかなかしんどい(笑)
この料理、この食材、という希望があれば、ぜひメッセージがほしい、ということだった。

ナタリー

続いて、「こんにちわー!」と、前髪が眉上に垂れた明るい髪色のボブカット、不思議なオーラの女の子が登場した。
「proshiroutでグラレコをさせてもらっているナタリーです」と自己紹介をした途端に、画面がばらばらと崩壊。「ナタリー、あいかわらず電波がわるいねえ」とTORUが笑う。

グラレコとは、グラフィックレコーディング、議論や講演などを、文字とイラストをつかって記録をする手法のひとつ。ナタリーはこれを動画で残してくれるので、書き連ねたりときどき消したりするその過程が見え、どんな話の流れだったのかが、わかりやすく可視化される。
オンライン対談を始めてから、ナタリーから「勝手にグラレコやります宣言」があり、頼んだところ、ハイクオリティなものが完成した。その後も対談のたびに作ってもらっている。

「さいきんはprochirout以外でもひっぱりだこなんだよね、どれくらい描いてるの?」
この1ヶ月で30個くらい描きました、1日に3回描いたりとか」
「すごいと思うのが、1枚にまとめるでしょ、要約して」
「そうですね、でもほんとのこというと、ときどき余りすぎちゃうこともあって、そのときは勝手に話をめっちゃ盛ります(笑)」動画だけ見ると、スマートにこなしているように見えるが、苦労もあるようだ。

「余市は1周年で、わたしがグラレコで関わり始めたのはさいきんだけど、余市がなければ、こうやってグラレコすることもなかったので、ノリではじめてほんとに良かったです
「でも、ナタリーはもっと広い世界に羽ばたいていく気配しかないからな(笑)」とTORU。ナタリーが、髪を明るく染め直したのは、就活がひと段落したから、ということだ。そう、とても好奇心旺盛で多趣味なこの才人は、まだ学生なのだ。

HIRATSUKA

続いては筆者の番だったが、さすがに喋りながらメモをとれないので、レポートができない。メモに1行だけ、「だれとでもやる男」とだけ打ってあった。何の話をしてたんだろう。

1周年

フェスのデモ画面を紹介

その後、6月13日のフェスのデモの画面になった。WEBブラウザ上に、ポップなフェス会場のイラストが現れた。くっきり晴れた水色の空、綺麗な黄緑の芝生の上に流れる川と木々、そしてシンプルな線で構成されたテントや屋台が並び、奥のほうには大きなステージもある。これは、プロのイラストレーターのイソガイさんが「イラスト乾杯フェス」のために描いたものであり、今回の余市フェスにも貸していただけることになった。

今回使うのは、Spatial.chatというオンライン交流ツールだ。インカメラの映像が画面上に並んでリアルタイムに会話ができるのはZOOMと同じだが、これが画期的なのが、その自分の映像のアイコンを、自由自在に画面上で移動させられるということ。そして、話したい相手に近づくと、その人の音声のボリュームが上がり、離れると下がる。つまり、話をしたいときは集まって盛り上がり、2人でこそこそと話したければ、抜け出すこともできる。
これを活用したオンラインフェスの詳細は、proshiroutのインスタグラムのアカウントから随時発信をするということだ。
そのデモ画面に、1人知らない髭面の男が混じっている・・。「ARAIの腐れ縁のマスコットです」ということだったが、いったいなんだったんだろう。

最後にTORUから一言があった。
「無事1周年を迎えられました。皆様ほんとうにありがとうございます。今後ともご贔屓に、よろしくお願いします」

リンク

https://www.instagram.com/proshirout/
https://www.facebook.com/proshirout/

文責:TSUYOSHI HIRATSUKA
proshiroutの幽霊部員。夜中の2時から3時までの間だけ目を覚ますようになった。

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