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「演じる」とは。

はじめまして。
ソノノチ2020公演『たちまちの流(ながれ)』の制作と物販を担当しております、おがわと申します。
公演に関連して、今日からnoteを書くことになりました。
題して、「おがわちゃんのたちまちDiary」!!!!!

…タイトルに自分の名字が入っているのは、なんだか小恥ずかしい感じですが、みなさまに公演をより楽しんでいただけるよう、あれやこれやと書いていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします(^^)

簡単に自分のことについて。

観劇は大好きですが、今まではただ客席から舞台を見るだけでした。
そんな私が、今回はじめて劇団の公演に内側から関わります。
そのドキドキ・ワクワク感や、新鮮な気持ちも一緒にお届けできればなぁと思います。


さてさて、第一回目のテーマは、ずばり「演じる」ということについて。
みなさんは「演じる」と聞いて、一体どのようなことを思い浮かべますか?


これは私が初めて稽古場を見学したときの話です。

稽古場に入ると、俳優さんが全身を使って何かを一生懸命表現していらっしゃいました。
よくよく観察すると、どうやら「川の流れで削られて丸くなった小石」を表現している!!
これを見た私は、一瞬頭の中が????となってしまいました。
――というのも、それまで私は、「演じる」ということは「自分でない誰かになる」ということであると思っていたからです。

しかし、今自分の目の前で演じられているのは、明らかに「人」ではない。

…そして分かりました。
「演じる」ということは、「自分ではない何かになる」ということなのだと。
そしてその「何か」というのは、人でもいいし、ものであってもいい。
そう捉えたらなんだか、「演じる」ということは、無限の可能性を持っているのではないかとさえ思えてきました。


この発見は、ほかの人からしてみれば当たり前のことかもしれません。
ですが、私にとっては大大大発見。
帰り道、高揚した気持ちで見る世界は、いつもよりもちょっぴり輝いて見えました。

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