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【瑕疵担保責任訴訟 鑑定建築士経緯】

こう見えて建築士の端くれです
(自画像無いよね)

30歳の時に設計事務所の看板を掲げました
そこに至る過程は別途アップさせて頂きます

三十路前半が
仕事で建築士の割合が高かったです

建築士会のお手伝いなんかも積極的でした
そんな時に地裁から建築士会へ鑑定建築士派遣の依頼があり
職域拡大を夢見て私も二つ返事で参加させて頂きました。

どんな依頼かと言うと
当時
司法の世界に
建築工事施工物件に瑕疵担保責任というタイトルが登場した頃です
何故に裁判所から依頼が来たかと言いますと
裁判所の判事さんや弁護士さんが最高学府出身で
優秀な頭脳の持ち主であったとしても
建築に関する知識はなく判決ができないから
餅は餅屋と言う事で建築士会へ白羽の矢が立ったのでした

しかし
何故に建築士として駆け出しの私にお声が掛かったのか
それは現場の職工として叩き上げだったからです

一般的に建築士は
工業系の高校大学を経て初等の資格から取得して
現場の知識を身に付けるのが一般的ですが

私の場合
非建築系の高卒でした
全くの畑違いから
土工(土方のオッチャン)から手始めに
鳶・型枠・鉄筋・電気・設備・左官など
自分で家建てれるレベルに達していました
(Aクラスの職方には程遠かったですが)

そんな風に現場で必要とあらば
今日は鳶職 明日は大工にと
バラエティに富んで楽しかったです

そんな中でゼネコンさんの現場事務所内で
施工図を書く仕事をしていた時に
そこの現場所長から監督に拾って頂き
ご親切にも建築士の学校へ通えるよう
週二回定時で上がらせて頂けました
まずは二級建築士
そして監督として一緒に仕事させて頂いた設計事務所からも
お仕事を頂き設計監理をさせて頂きました

端折りましたが
そんなこんなで現場叩き上げの建築士となり
並行して弁護士事務所で訴訟手続きの実務経験を受けていましたので
設計・施工・司法を一貫して判断できる奴として
拾って頂いたのでした


前説が長引きましたが・・・
過去様々な現場に出会いましたが
ご覧頂いている方にお役に立てそうなのが
「内覧会立会」

殆どの人にとって
一生一度
人生最大の買い物となる不動産
そこで失敗したく無い方は是非ご覧ください。

《続く》

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