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ブラックとかホワイトとかよく分からない


以前付き合っていた女性に


「白黒ハッキリしてよ」


と怒られた事がある。


当時の僕は、

白黒ハッキリの意味がよく分からなかった。


小学生の時に、母親に「今日の晩御飯何がいい?」


と聞かれて


「何でもいい」としか答えられない子供だった。


何でもいいと答えたくせに、出てきたものに文句を言うような失礼な子供だった。


僕は昔から

自分の意見を考えるより、周りに合わせてその場を凌ぐようなタイプだった。


自分の中に意見が無いのかと言うと

そんなことも無い。


自分の中の理想や願望というものは少なからず

存在する。


だけど


ただ、その理想や願望を否定されてきた数が多いだけ

押し通せなかったことが多いだけ。



たぶん

自分の意見の主張をするのが怖いのだと思う。



嫌われるぐらいなら周りに合わせて置いた方が楽。


簡単な理屈。



ただ、どうやらそれだと上手くいかなくなってきたようだ。


以前から上手くはいってなかったのかもしれない。


それに気づけていなかっただけかもしれない。



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ちょうど先日、親と意見をぶつける機会があった。


僕のことはいくら悪く言われても構わない。


ただ、僕が尊敬して信頼している人達をバカにされるのが辛抱できなかった。


クソほどムカついた。


僕の中の何かが爆発して訳が分からなくなった。


以前も1度、親の前で爆発したことがある。


今でも申し訳ないと思うけど


その時は色々精神がまいっていて


あろうことか親の前で


「自分は生まれてこない方が良かったのかな」


と言ってしまった。


思わず口に出してしまった。


その時は涙と体の震えがしばらく止まらなかった。


「ごめんね」と泣きながら母親が背中をさすってくれたことを覚えている。


自分の就職活動が上手くいかなかったことを病気のせいにしていた。


親のせいにしていた。


いい歳こいて、お恥ずかしい、情けない話だ。



自分の努力が足りない事を他のせいにしていた。



まあ、そんなこんなで


感情を揺さぶられてたせいか


今、体調を崩しましてベッドで寝ながらこの記事を書いてる訳ですが


(会社を休んだ手前、この記事はnoteだけの公開にしたいと思います。)


何が言いたいかって言うと


自分でも今あまり頭が回ってなくてよく分からない訳ですが


白黒ハッキリできる人って羨ましいよねって話です。


「私はこの色だ!」と

声高らかに主張できる人が羨ましい。


自分に絶対を持てる人が羨ましい。


ずるくて仕方ない。


自分もそんな風になりたいと指を加えながら教室の隅から眺めている自分がいます。


以前、お世話になった人に


「たちばなの良さは、何にでも染まれる事だよ。今は、自分の信じた人や物に染まればいいよ。」


と仰って頂きました。


なんだその煮え切らない答えはとか思いましたけど、ほんとにそうだよね〜って感じです。


僕は


黒にも


白にも


赤にも


青にも


黄色にも


恐らく、自分が望めば染まることが出来る。




厨二病っぽく言えば、ピエロです。


仮面の男。


勝ち馬に乗るためなら、どんな犠牲も厭わない。


昔はそんな自分もなんかいいなと


悲劇のヒロインみたいな事も思ってはいたけれど


今は自分が欲しい


絶対が欲しい


親にも周りにも上司にもクライアント様に対しても


恐れず意見を言えるほどの肝っ玉と


自分なりの正義が欲しい


他人の言葉ではなく、自分の胸から溢れ出てきたコトバで話したい。


そう思うのです。

『僕の色は、何色ですか?』

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