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20210908「拝啓芸人様」サンパチマイクで愛を叫ぶ

BAR舞台袖さんのクラファンリターン企画で行われた、ころころさん主催の「拝啓芸人様」内企画で、手紙を朗読させて頂いたので文章をここに載せておきます

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大好きなお笑いライブと、芸人の皆様へ

21年前のある月末、当時のバイト先の自己破産申請が通り(※0)、明日から店はありませんと告げられたあの日
無職なりたてホヤホヤの私が向かったのは、手売りチケット購入済みの、baseよしもと入れ替えライブ・ガブンチョWARでした。(※1)
いつものように大笑いしたあと、出待ちで「今日バイト先なくなりました、明日から無職です」と言ったら、真っ青な顔で心配してくれたのが、当時追っかけていたブラマヨのおふたりでした。
家族以上に心配してもらった事や、無職期間中に見に行ったお笑いライブの数々は、次の仕事が見つかるまでの心の支えになりました。

次のバイトでは、人事異動で配属された店長と接客業の考え的にも人間的にも全くそりが合わず、毎日辛さしかありませんでしたが、そんな日々の支えはやはりお笑いでした。
C★マンやコメスタ、キタイ花ん、ワッハ上方レッスンルームでのインディーズライブと、極悪連合さんの出番を楽しみにひたすら生きていました。
行ったライブでは、推し以外の芸人さんたちのネタにも大いに笑い、その結果好きな芸人さんが増えてゆき、公私共にしんどいあれこれは、お笑いライブと好きな芸人さんたちのネタを見ることで乗り切れました。

いつかのC★マンで、馴染みの女の子コンビ(※2)が初めて1位を取れたことがありました。
舞台上で泣きだしたので、終演後にロビーで話を聞いてみたら
「タチアキさんがニコニコ笑って拍手してくれてる顔みたら、めちゃくちゃ安心して泣いてしまいました〜」
と言ってくれました。
そんなふうに思ってくれる芸人さんがいたということ、今でも心の支えになっています。

出番を追いかけたい人がいなくなったらライブ通いは辞めるだろうなと思っていましたが、次から次へと面白い人達が出てくるので、まだまだ演芸BBAはやめられそうにありません。

芸人の皆様、裏方の皆様、いつも素晴らしい演芸をありがとうございます
サンパチマイクの前に立たせてもらえたことも、恐れ多いながらもこれからの人生の支えになることでしょう
もうしばらく客席の平均年齢を上げるお客で居させてもらいます

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※0  2000年1月31日 老舗書店・駸々堂倒産のこと

※1 その日の半券

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※2 放送芸術学院出身の「新田生越(にったおごせ)」でした。2009年11月のC★マンだった模様

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https://csgdata.osakazine.net/e473842.html

生越さん、元レトロベガス撰梅さんと結婚してなかったっけ…(思い出迷子)

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手紙朗読のBGMも選んでいいと言う事だったので、私の原点である「4時ですよ〜だ」オープニングで使われていた種ともこさんの曲を選びました。



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