所属会社が変わりました

tacckと申します。

本日(2019年3月1日)から、株式会社ノースディテールの社員となりました。といっても、転職したのではなく子会社設立による転籍という形です。

ついでに、親会社は株式会社スマートバリューとなり、経営基盤としてはまったく新しい形になることとなりました。

なりました、という状態でまだこれからどうなっていくのかはわかりませんが、せっかくの大きな変化なので、良い環境にして、良い製品を作っていけるようにしたいですね。

・・・なんというか、いわゆる退職ブログ的なものを狙ってみようとしましたが、退職じゃないのでなんとも言えない中途半端さが漂ってきてますね。

まぁ、気にせず続けます。

私は、13年前に縁あって札幌の企業に就職しました。
株式会社スタッフアイという人材派遣の会社です。
(当時は札幌に支社がありました。)

ここの情報系の部門に所属し、いわゆるSESでの業務に就くことになります。とはいえ、そのために札幌に来たのではなく、ゆくゆくは自社で開発をできる企業に成長させたい、と言われて、そこに関われることに興味を持ったのが大きなところです。

そこから4〜5年は、いくつかの会社に出向きいくつかの仕事を経験していくことになります。

いわゆるガラケーアプリの開発、Javaのサーバサイドの開発、VC++/VC#でのデスクトップアプリの開発、、、というのが最初の会社。

そこから、C++で特定のシステム向けにデータ変換をするような仕事をしたり、携帯電話の基地局の中のシステム開発に(ちょっとだけ)関わったり、官公庁系の検証プロジェクトのインフラ担当をしたり、などなど。

その後にスマホの波がやってきて、某社のAndroid開発(特にブラウザ関係)に比較的長く関わったりもしました。
その合間にWebシステムの開発もやったりなどなど。
(クライアントサイドのAndroidアプリ開発をやっていた流れで、全部受けることになったり。)

その間に、所属会社は無事に独立して株式会社アイテック北海道を設立し、我々はそちらに転籍となります。

アイテック北海道では、色々と苦労はあったものの受託開発もできるようになり、当初掲げていた「自社で開発」というものも一応は達成したことになります。

とはいえ、しばらくはSESの比率も多く、なかなか「自社で開発」という雰囲気は少なかったのですね。
みんなの努力もあり、徐々に受託開発の比率も上がっていって、だんだんと自社開発の会社っぽくなっていったように思います。

さらにその後紆余曲折ありますが、会社は株式会社INDETAILへと社名を変更することになります。
そして自社プロダクトのリリースを行なったり、ソシャゲの運営事業を開始したり、新技術であるBlockchain事業へ投資をしたり、という風に進んでいきました。

そんな風に会社の状況も目まぐるしく変わり、で自分自身の立ち位置も色々と変わったりしたのですが、EC事業以外はだいたいの事業に関わっており、なんやかんやと社内でも気軽に話せる人たちが増えていったのは、とても楽しかったです。

あと、4年ほど前から新卒採用を行なうようになり、彼らの技術研修をほぼ一手に引き受けたりもしていました。研修資料を作る時間の捻出に苦労したりもしましたが、自身の知識を固めることもできて、非常に良い経験でした。

一方で、会社としての技術力不足、マネジメント力不足、というのが常に付きまといます。(これは自分自身についても、ですね。)
自分の業務を他の人に任せられないとか、丸投げされて結局自分の権限はなんだっけとなったりとか、まぁ、そういう感じです。

この辺は、会社の方針(を決める人の掛け声)、教育(事業の方向性や評価の指針の可視化)、社員の意識(これはある程度個性)、といったもののバランスがうまく取れずに、でも会社の規模が大きくなり歪みが出てしまっていた、という風に感じています。
新しい会社では、こういう点を改善していきたいですね。
私は、主に教育や社員の意識への働きかけ、というところで力になれれば、と思っています。

ふわっと終わるのもあれなので、個人の野望を最後に書いてみます。

最近、「ゆるWeb勉強会@札幌」という勉強会を主催したりしています。

テーマは「Web全般に関わる話をみんなでゆるっと話そう」というものです。特に初心者〜中級者の方の成長に繋がるものにできれば、と思って運営しています。

あとは、こういった勉強会・コミュニティを通じて、「技術の楽しさ」というのを少しでも分かち合えれば、と考えています。
そういった活動を、社内外問わずこれからどんどんとやっていきたいと思います。

そんなこんなで、noteにもボチボチと記事を書いていきますので、よろしくお願いします。

サポート頂けますと、日々の学習や勉強会の運営に使わせていただきます!ありがとうございます!