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要注目コンポーネントWHEELTOP EDS XT発売まであと少し!!特徴やスペックをおさらいします!

皆様こんにちは、はじめましてTRYCLEメカニックのかねやんでございます。

年明けに突如として現れたのも記憶に新しいWHEELTOPのEDSですが、発売が4月ということで皆様の手に届くのもあと僅かとなりました。

なんとなくXなどで見かけた事がある人も多いかと思うのですが、今回は改めて細かいスペックや実際に触って操作した所感をお伝え出来ればと思います。


その前に少し前置きをさせて下さい。
なぜEDSがあれほど話題になったのか。
これまでコンポーネント特に変速機はいわゆる3大メーカー(シマノ、スラム、カンパ)がほとんどのシェアを占めておりました。
ところが5.6年前あたりからだろうか、新興メーカーが台頭し始めました。台湾からmicroshift、中国からはSENSAH、L-TWOOなどがあります。コロナでシマノ不足になった時は完成車にmicroshiftか採用されたり、SENSAHは日本代理店で扱いが始まったり徐々に浸透しつつある今日この頃。一部のコアな?ファンの間では人気があります。

当店での持ち込みもちらほら。品質はモノによりますが正直あたりもハズレもあると思っています。実際私もお買い物号にSENSAHを使っているがクリック感がハッキリしていて好きですね。

そんな新興コンポメーカーですが、今回はとんでもないニューカマーが現れました。

それが今回のWHEELTOPであり、EDSシリーズです。なんの前触れもなく突如現ました。でも実はかなり歴史の古いメーカーで、安価帯のクランクなど作っておりそのブランドロゴは見たことがありました。

そんなWHEELTOP社がどういう訳か、本当にいきなり。な、なんと無線コンポーネントを作り始めたという事で騒ぎが巻き起こりました。さらには魔境アリ◯クで恐る恐るポチるのではなく日本代理店を通して手に入るというので安心。
これまでヒモ引きの中華互換コンポはあったのですが【電動】でさらに【無線】となるともはや革命と言ってもいいでしょう。コンポ界のHUAWEIまたはOPPOでございます。Chinaの快進撃はとどまることを知りません。

その第一弾が今回のEDSでございます。憧れの【電動無線変速】が10万円から手に入る時代に突入いたしました。

ではどのような方にオススメするかと申しますと

・これからバラカンを考えている方
・リムブレーキバイクをそのまま無線電動にしてレストアされたい方
・電動にしようかとこれまで検討されていた方
・新しいもの好きのアナタ!

でございます。
というのもなんと!【油圧ディスクブレーキ】と【ワイヤー引きブレーキ】の2つのタイプなございます!特にワイヤー引きは各メーカーが作らなくなってしまったのでとても有難いですね。

対応する段数はフロントは2段ですがリアはなんと【7〜13段】しかもシマノやスラム、カンパは問いません。
つまり、どんなロードバイクでも動いてしまうと言っても過言ではありません。アプリで細かく微調整が出来るのです。
オールディーズなバイクに最新コンポをつけてネオクラシックにも出来ます。いい時代になりました、カスタムの幅が広がる事は良い事ですね。

実際に触った感想をお伝えいたしますと

・リアの変速は予想より速い。特に長押し連続変速は速い。
・フロント変速は速くはないが必要十分
・レバーのブラケット部は小ぶりで握りやすい。下部の隙間は指3本がギリギリ入るくらい。
・ブラケットのゴム質は硬め。耐久性はありそう。
・電動変速ってやっぱり気持ちいい。
・質感はお値段相応で高級感とまではいかないが、リアメカは無骨で格好いい。


総じて出来はよいです。特にリア変速は気持ちいいと感じました。

そんなEDSですがネガティブな所もあるにはあります。お伝えしておきますね。

・スプロケットのローギア(1番大きな歯)が30t〜36tの対応となります。最近では主流な歯数ですが、それより小さい場合はスプロケットの交換が必要になりそうです。
・ワイヤー引きレバーの場合はリーチアジャスト機構はございません。手の小さな方だとレバーが遠く感じるかもしれませんので実機を触っての購入をおすすめします。
・バッテリーは変速機と一体なので、飛行機輪行の際に変速機を外すよう求められる場合があります。

と、その3点くらいですかね。
そこがクリア出来そうならとても幸せになれると思います!

あと、フラットバー用のEDS OXとこちらもオススメですのでチェックしてみて下さい!
MTBはもちろんですが、これであえてクロスバイクを12速化魔改造するなんてロマンしかありません!!〈実はTRYCLEメカ陣のこっそりオススメ…)
こちらはまた次回にお話ししたいと思います。

詳細はこちらです。拡大できます。

いかがでしたでしょうか!とても趣深いですよね?

気になりませんか?気になりますよね。

TRYCLEでは、ご予約、組み付け、魔改造相談、お待ちしております!!


ちなみに、2024年4月3日時点の初回入荷分の受注状況については・EDS TXシリーズ(ドロップバータイプ)
EDS TX-RA6100-GS(ワイヤー式アルミ) 初回入荷:2024年7月 初回入荷受注:あり
EDS TX-RA6000-GS(ワイヤー式カーボン) 初回入荷:2024年4月 初回入荷受注:なし
EDS TX-RA7100-GS(油圧式アルミ) 初回入荷:2024年4月 初回入荷受注:あり
EDS TX-RA7000-GS(油圧式カーボン) 初回入荷:2024年4月 初回入荷受注:なし

となっておりまので、気になる方はお早めにどうぞっ!

かねやん。


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