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素人サイクリストがジャパンプロツアーに挑戦出来た理由


こんにちは、タブチン ですっ!!

さて、今日は素人サイクリストだった私が「ジャパンプロツアー」を走れるまでのストーリーと理由を
お話ししようと思います。

一つ断っておきたいのは、やって来たトレーニング方法や何ワットを何分やりましょう。というような内容ではありませんので悪しからず。

◆大学生時代は「サイクリングサークル」だった

私の自転車の入り口は自転車競技ではありませんでした。
↓詳しくはこちら

そんなサイクリング勢だった私が「レース」に興味を持ったのは自転車を始めて2年目?くらいだったかな2013年頃でした。

JCRC(ジャパンサイクルレーシングクラブ)が主催をしている
西湖ロードレースが初めてのレースでした。

結果は…散々(笑)当時では珍しい、JCRCさんの特徴でもある細分化されたクラス分け脚力判定クラスのXクラスで判定された後は Fクラス〜Sクラスまで…

見事!Fクラス判定!!٩( 'ω' )و

いやぁショックだった。新品のジャージに袖を通して、意気揚々と2時間もアップしたにも関わらず、集団からも遅れ…。

中年太りのおっちゃんにも抜かれる始末。

ほぼ最下位_:(´ཀ`」 ∠):

ここから私の実業団レーサーを目指すストーリーがいつの間にか始まる。

◆憧れの選手、尊敬する選手(なりたい形)を見つけること

どんな事でも最初は「誰かに憧れて」「◯◯に影響されて」物事が始まるケースが多い。

そんな私にも「憧れた選手」が居た。

当時、日本チームの若手だった選手。
実はもう現役を引退してしまっているのが残念。
だけど、そんな彼がたまたま近くに居て、沢山の練習へ連れてってもらった。

もちろん、ツールドフランスを走る様な選手にも憧れたけれど、

私の目標が「ジャパンプロツアー」に挑戦したい。
が目標だったから、そんな彼に憧れた。

目標が低い、参考にするならもっとトップクラスの人間にしろよ。
なんて声も時々聞こえたけど、遠い存在すぎて参考にはならなかった。

だから、自分の目標の中に居る人を見つけて盗む。
その人を超えたと思えたのなら、また次の目標を見つければいい!

◆実業団レーサーになる為には

ただ走って強くなっても、レースに出なければ何も始まらない。

実業団レースに出る為には「選手登録」をしなければならない!

1、日本自転車競技連盟 に「選手登録」

2、全日本実業団自転車連盟に加盟しているチームに所属する

まずは「日本自転車競技連盟」通称 JCF で「選手登録」を行う。

選手登録ってだけで何だかプロっぽい(´-`).。oO
都道府県毎に選手登録を行う。 

その上で「全日本実業団自転車連盟」通称 JBCF に登録しているチーム
に所属しなければならない。

そこで始めて3月〜10月程度のシーズンで行われている「実業団レース」
参加する事が出来る。これで君も実業団レーサーだ!٩( 'ω' )و

◆実業団チームの探し方

さて、今回の本題に入ろう。

そして、今回一番お伝えしたいのがここからの話です。

私は絶対的な結果や実力が無かった。

にも関わらず私がジャパンプロツアーに挑戦出来た理由は

図々しさと自分を売り込む力にありました。

確かに2017年シーズンにE1(プロツアーの一つ下のエリートクラス)
で何回かの入賞はあり、少しの実績はありました。

しかし、まわりのライバルには自分より強い人間なんて沢山いましたよ。

そのちっぽけな実績を武器に各チームに直談判、営業を掛けた。

そしたら、今の「イナーメ信濃山形」に出会い、挑戦させて貰う事が出来た。

◆自分なんて…と思う前にやってみる

私も沢山の人と練習をさせて貰ってきた
良く「実業団走りたいんです!」とか「プロになりたいんです!」という人は沢山いた。

でも、そういう人に限って「行動が伴ってない」事が多かった。(もちろん有言実行した人もいるけど!)

自分なんて…とか頭で先に色々考えてしまって足踏みしてるパターンが非常に多い。

今の自分よりステップアップしたいのであれば、自分より少し上のステップにあるコミュニティに飛び込んで、その環境に慣らす。
これが私の持論です。
(もちろん、少しの実績があればの話だけれど)

それで失敗してしまった事もあったけど、やらないまま後悔するよりは100倍マシだと思う。

私がキッツと思ったのは2017年の年末に「タイ合宿」に飛び込んだ事である。

新城選手をはじめ国内のトップレーサーやそれを目指す人達が多く参加する合宿である。

私が1番弱くて、タイの山奥で集団から千切れてGPSもはいらない状況に陥った時は焦った。
けど、世界を走る選手達の走りを間近で見られたのは紛れもなく飛び込んで得た経験だった。

◆自分を売り込む力

自分を売り込む力というのは、いかに今、自分がやりたい事が何なのか、それに対する行動は起こしているか(この話なら実業団に積極的に出場しているかとか?)

要は説得力があるかどうか。

ビジョンが明確で少しの実績があれば話を聞いてもらえると思います。

◆挑戦と結果が出るは違う

2018年シーズンはイナーメ信濃山形で確かにジャパンプロツアーに挑戦出来た。
練習にもPだ!と一目置かれた事もあった。

けれど、私は挑戦は出来たが結果を出す事は出来なかった。

2018年の最高順位は沖縄ロードレースの27位だった。

完走すら出来ないレースも沢山あった。
私は一年ぽっちでその「日本最高峰」なロードレースに順応する事は出来なかった。

結果としては2019年のシーズンを走る権利を得られなかった。
けれど、紛れもなく走ってる中で自分の成長を感じたレースもあったし、あとちょっとやねーーん!

みたいなレースも沢山あった。

これは飛び混んで得た「経験」です。

必ず、この経験はまたレースを再開する時の糧になると思ってます。

◆別に自転車に限った事ではない

少し話はそれますが、2019年の4月からアメリカ横断に挑戦して来ます。
これをやる際にも「少しの実績と自分を売り込む力」はかなり役に立ちました。

このチャレンジをここまで実現に近づけた事は必ず、今後の人生の役に立つと思ってるし、もし成功する事が出来たら一生語れる実績にもなります。

それは、また新しいチャレンジへの説得力(武器)になります。

それを信じて私は沢山の事に挑戦していきたいと思います。

是非、最後まで読んでくださった方も一歩踏み出して行動してみて下さい!

なにか変わるかもしれませんよ!






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