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マイルCSをタブレット競馬新聞で見ると

◎シュネルマイスター
△ダノンスコーピオン、ソウルラッシュ、ソダシ

◎から印へ馬連、3連複。

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◎シュネルマイスター

昨年のマイルCSでは3番枠から2着。2年連続で安田記念でも好走しているようにマイルでの実績は説明不要。

この馬の末脚は直線で少しずつ加速していき、ゴール直前にグンと伸びる特徴がある。悪く言えばエンジンの掛かりが遅いので、直線距離が310mしかない前走の中山1200m戦は適性外といえる条件だった。今回の阪神外回り1600mはAコースなら473・6mの直線距離があり、本馬が勢いに乗るには十分なコースといえる。2枠4番からだと位置取りがやや不安になるものの、前走でスプリント戦を使ったことで前向きさが出ていれば昨年のように中団後方には付けられる。

中間にはいつもどおりノーザンF天栄への放牧を挟んでいて状態面も充実。霧の影響で追い切り映像は一瞬しか確認できなかったものの前走時以上の迫力を感じた。陣営の狙いは前走ではなく今回。

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△ダノンスコーピオン

NHKマイルC時のパドックでは前へ前へ進んでいくような推進力があった。それが前走では馬体の張りが一息。チャカついたのもあるが歩様にも勢いを感じず、いかにも休み明けの前哨戦という雰囲気で馬券圏外も危ないだろうと思っていた。それでいてレースではクビ差クビ差の3着に健闘している。

鞍上がデキ一息だったと認めている共同通信杯を除くとIDMはレースの度に上昇。今回ひと叩きされて順調に良化すれば斤量差がなくなるセリフォスに先着を許すことはないはず。

この中間は明らかに追い切りの強度を強めていて、追切指数は前走の57から73に上昇。陣営も前走時から本番での良化を見据えていたと思われる。こん身の仕上げだろう。

追切指数と仕上指数が前走とは段違い!

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△ソウルラッシュ

富士Sのパドックでは、映像を見る限りは正直なところ成長を感じなかった。とはいえ、これまで持ち時計の遅さが課題だった馬が1分32秒1で走ったのは評価していい。この馬も不利があった安田記念以外は指数を伸ばし続けていて、重馬場での好走経験があるのもGOOD。今回さらに指数を伸ばせるとみた。

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△ソダシ

以前よりも好走レンジが狭くなっていて、今は芝ダともワンターンの高速マイルがベスト。雨の影響が強くなったら微妙だが、良馬場に近い状況ならソダシらしい競馬で上位に好走できるはず。

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サリオスは無印とした。安田記念は中緩みで前走は3歳時にも圧勝した東京1800mの舞台。間隔を詰めてパフォーマンスを上げた経験もないのでまだ全幅の信頼は置けない。

セリフォスはダノンスコーピオンに先着できないとみての無印評価。ただ、マイルCSの舞台は合っていると思う。「連戦の中内田厩舎はマイナス」という格言には同意するが、本馬は安田記念でもデキが落ちているようには見えなかったので、間隔だけを理由に割り引くつもりはない。

ホウオウアマゾンの前走は追い切りが芳しくなくデキ一息だった可能性がある。阪神コースに実績があり矢作厩舎の先行馬なので穴馬として注目していたが、まだ本来の状態にはないとみて見送った。

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