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シンザン記念をタブレット競馬新聞で見ると

中京11R シンザン記念
◎クファシル
△ペースセッティング、サンライズピース、スズカダブル

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特殊な調整を強いられる年始の競馬においては、間隔があきすぎていると状態の把握が難しくなる。そのため、同じ放牧明けでも中長期ではなく短期の方が買いやすい。シンザン記念に放牧明けで出走するのは④トーホウガレオン、⑤クファシル、⑥シンゼンイズモの3頭。②ライトクオンタムは当初阪神JFに登録(その後回避)していたので在厩で調整が進められている。放牧明けで狙うなら、中5週とちょうどいい間隔のクファシルがいいだろう。

NFしがらき×厩舎評価(芝)が高い池添学厩舎。中5週の間隔もいい。

◎クファシルは4日に坂路で4F52秒8、ラスト1F11秒7を記録。(今の坂路は時計が出やすく、デビュー戦とは乗り手も違うのだが)年を越してから速い時計を出していることに好感が持てる。また、デビュー戦時の最終追い切りが坂路で4F54秒3、ラスト1F12秒0だったことからも、一度使われて中身が詰まったと思える。

池添学厩舎×ノーザンFしがらきは昨年暮れのホープフルSをドゥラエレーデで勝っていて、2022年から中京芝では総数17件で勝率23・5%、3着内率52・9%と好成績を収めている。1戦1勝馬で経験の浅いクファシルだが、この育成なら心身の両面をうまく調整してレースに送り出してくるだろう。

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体形や気性からは距離延長は微妙か

ペースセッティングはJRDBの体形データや特記からは短距離ベターだと思う。しかし、見映えする馬体で決め手もある。小倉での走りや京王杯2歳Sの内容からまあ強いよねという評価。

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上がり指数はこの馬が1位

サンライズピースは柔らかさはないものの末脚は力強い。中京の直線は合うとみた。これまでのレースぶりからも1400mから距離が延びるのはいい。

スズカダブルは追い切りでは動く馬なので左回りに替わっての前進に期待する。

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中7週だが在厩で調整が進められている。
尻が「小」。小柄で細身な牝馬

ライトクオンタムは初戦で逃げて上々の時計を出したが、東京で強い勝ち方をした1戦1勝馬というのが引っかかる。過去の例ではルーツドールやラスールとイメージが被ってしまうので、3着以下に敗れるとみて無印評価に。

そもそも馬格のない牝馬はこの時期の重賞では買いづらい。小柄なディープ牝馬だけに放牧に出て体を大きくしてほしかった。当日滅茶苦茶成長していたらゴメンナサイで諦める。


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