東京新聞杯をタブレット競馬新聞で見ると
+-+-+-
近3走以内にIDM(能力指数)70台を出した馬が4頭いて、毎年のことながらG3にしては好メンバーがそろっている。ただし、このレースは近5年でIDM◎が(0.1.0.4)。IDM無印馬が(4.2.2.40)と多く好走しているように、直近のパフォーマンスだけでは判断できないレースでもある。少点数で狙い撃つよりも広めに構えた方がいい。
つまり、指数を伸ばしそうな4歳馬はとりあえず買い。重賞でもやれる雰囲気が前走パドックで漂っていたインダストリアはIDM低値でも評価した方がいい。同馬はインディチャンプやイルーシヴパンサーと同じ前走3勝クラス勝ちでもある。
+-+-+-
東京新聞杯
◎ジャスティンカフェ
▲ナミュール、インダストリア、エアロロノア
△ウインカーネリアン、ファルコニア、ピンハイ、プレサージュリフト
◎-▲-▲△の3連複15点。
+-+-+-
◎ジャスティンカフェ
安田翔厩舎は山元トレセン帰りの成績がよく、昨年芝では総数29件で勝率17.2%、3着内率41.4%を記録。このうち東京芝で(2.2.1.5)で勝率20%、3着内率50%だったので輸送の不安はなし。また、中9週以上では(1.4.1.1)だったので間隔のあいた東京開催はぴったりだといえる。
ジャスティンカフェは中10週での出走。この馬自身、2走前の毎日王冠を中16週で2着に好走しているように放牧明けを得意としていて、ダノンザキッド(次走マイルCS2着)に先着したのも評価できる。また、前走も直線で前が壁にならなければより上位の着順だったはず。実力はGⅠ級なので強敵がそろった今回でも好走可能とみる。
山元トレセン帰りの馬は1月のJRA重賞をイルーシヴパンサー(京都金杯)とソールオリエンス(京成杯)で優勝。同2勝のチャンピオンヒルズと合わせて、計1勝のノーザンF系よりも重視するべき育成牧場といえる。
+-+-+-
▲ナミュール
東京適性が高いIDM上位馬でノーザンFしがらき帰り。厩舎評価(芝)が105ポイントと高い高野厩舎と、外枠に入ったこと以外マイナス材料はない。
本質的にはこのぐらいの距離が合っている馬で、戦績から長期の放牧明けでは馬体が充実するとわかる。
+-+-+-
△ウインカーネリアン
ウインカーネリアンは今回中10週だが、JRDBのデータでは在厩調整となっている。新馬を除く放牧明けが(2.0.0.6)であるのに対して在厩2~3走目は(4.2.0.1)と安定している。内枠の今回は買いだろう。
+-+-+-
△プレサージュリフト
木村厩舎×ノーザンF天栄×芝は間隔があいた東京開催でこそ。場所は今回の方が強調できるもののローテーション的には前走の方が買いだった。
ただ、戦績からも冬場は得意そう。前走は今までとは違う先行競馬をして好走するなどIDM以上に力をつけている可能性もあるので押さえには。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?