プロキオンSをタブレット競馬新聞で見ると
近走JRAのレースでIDM70以上を記録した馬がおらず、古馬ダート重賞としてはメンバーレベルは高くない。
ユニコーンライオンが芝でIDM70を出しているが、JRAのダートで近5走70以上は見られず…。
また昨年速い流れを先行して好走したメイショウウズマサとトップウィナーがレースを引っ張るのである程度ペースは流れるはず。小回りコース適性かつ1700mを追走するスピードを備えた馬が理想となるだろう。
メイショウウズマサは23戦して17戦で「逃げ」戦術を採っている。この馬が今回も逃げるか。
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◎ラーゴム
△ゲンパチルシファー
△メイショウウズマサ
△アルドーレ
△サンライズノヴァ
今回のメンバーの能力と適性を見比べると、ダート3戦目のラーゴムでも十分突破可能とみた。
◎ラーゴム
ラーゴムは2、3歳時は芝クラシック路線で活躍した素質馬だが、前走でダートの才能が開花。58キロの斤量を背負いながら外から被されても怯まず、直線で勝負根性を見せての勝利だった。楽な競馬ではなかったことを評価でき、気難しさを見せる馬なので揉まれずに先行できる外枠もいい。
今年の斉藤崇厩舎は先週までにダートで7勝を挙げているが、その7勝は全てノーザンFしがらきから帰厩初戦だった。本馬自身、初ダートだった仁川Sは京都記念から中1週の在厩調整で敗れており、中8週でNFしがらきへの放牧を挟んだ次走の吾妻小富士Sで巻き返している。吾妻小富士Sは前々で競馬を進められたことが勝因だとは思うが、厩舎傾向からもラーゴムは放牧後のフレッシュな状態の方が走るとも考えられる。
前走のIDMは69。同じだけ走れれば好走できる能力指数はある。
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△ゲンパチルシファー
近3走はIDM65あたりで安定。得意条件と思える東京ダート2100mで65止まりなのは気になるが、今回のテン指数はメンバー中で4位。あまりレース運びが上手くなさそうな面々が揃った今回は、川田騎手&この馬のポジションを取る力が生きてきそう。
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△メイショウウズマサ
ある程度乾いても小倉ダートは前有利の傾向が続きそう。メイショウウズマサの2走前は外にピッタリ付かれたのが厳しく、前走は東京ダート1600mで59キロを背負っての逃げ。邪魔する馬がいなければ昨年と同じような競馬が叶う可能性が高い。
アルドーレとサンライズノヴァは器用な馬ではないので、高速決着になった際に追走できるかは微妙なところ。ただ、決め手はあるので過去に記録した能力指数からも押さえておきたい。
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サンライズウルスは3勝クラスをIDM68という破格の値で勝ち上がった。レースを見れば分かるが、先行して早めに抜け出しての楽勝。10日の福島10Rで人気を集めるオンザラインを完封している。
ただ、気になるのが下総Sのレースコメントと特記。
東京で勝ち→中山で負け→東京で勝ちという近3走の競走履歴から分かるように、小回り競馬では上手く立ち回れていない。
また、この馬は放牧明けの成績は一息。「連戦×東京コース」がベストの馬なので、「放牧明け×小回りコース」の今回は割り引いて考えたい。
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