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日経新春杯をタブレット競馬新聞で見ると

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京都11R 日経新春杯
◎レッドバリエンテ
△リビアングラス、ブローザホーン、サヴォーナ、サトノグランツ

23年に芝2200m以上で行われた重賞は23レースあり、16レースでノーザンF系の放牧帰り馬が優勝。同牧場の放牧効果が特に生きるのがこの距離区分だといえる。今回は①⑥⑦⑩⑪⑭がノーザンF系の放牧帰り。この6頭から軸馬を選ぶべき、とは思うもののピンとくる馬が見当たらず。ハーツコンチェルトは右回りが苦手な馬で、サトノグランツは外枠と斤量から人気ほどの信頼度はないと判断した。

なお、重賞で狙えるチャンピオンヒルズだが、20年秋の開場以来、芝2200m以上の重賞で40戦して1勝(23年ダイヤモンドSのミクソロジー)のみ。今回は山元トレーニングセンター(宮城県)に出番が回ってくるのではないか。

◎レッドバリエンテは中内田厩舎×山元トレセンなのでプログノーシスと同じ組み合わせ。23年の同牧場はスターズオンアース(高柳瑞)やソールオリエンス(手塚)など関東馬の印象が強かったものの、馬券では「栗東厩舎×山元トレセン」がおすすめ。23年の芝重賞では【7・3・9・29】で勝率14.6%。関東厩舎は【5・8・6・48】で勝率7.5%だった。

中内田厩舎の厩舎評価(芝)は95ポイント。100ポイント以上あった昨秋から少しずつ下がっていて、最近はさすが中内田厩舎!と思える仕上げも少ない気がするのは気になる。しばらく1番人気では買い控える予定ではある。

追走力が低く高速馬場では評価を下げるべきタイプだろうが、今の京都芝なら最後まで脚を使えるのは魅力。

サトノグランツとサヴォーナは同じぐらいの力量

外枠の人気馬は厩舎評価(芝)は高く出ていて適性面もいい。人気ほどの信頼度はないと思うが相手には。

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関西圏、右回りに不安を残す

武井厩舎×ノーザンF天栄は集計上の数字よりも直近の成績が優秀。昨年のこの馬に引き続き、京成杯のアーバンシックなどがクラシック路線に歩を進めるかもしれない。東京開催が始まったらまたこの馬、この厩舎を中心視してみたい。




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