小倉2歳Sをタブレット競馬新聞で見ると

小倉11R 小倉2歳ステークス
◎ミルテンベルク
△キャンシーエンゼル、パッシングシャワー、ビッグドリーム、ドナヴィーナス、セイウンデセオ

小倉2歳Sは前走でも小倉芝1200mを走った馬が多く好走。前走が阪神芝1200mだった馬も【0・2・1・1】と好相性となっている。また、近5年で1番人気は【0・1・0・4】。2番人気が【1・1・0・3】と上位人気が馬券圏外に敗れるケースも目立つ。

◎ミルテンベルク

ミルテンベルクは阪神芝1200mでデビュー。武英智厩舎×ノーザンFしがらき育成なので20年勝ち馬メイケイエールと同じ組み合わせ。(※20年は連戦のため在厩調整)

持ち時計は1分10秒4と目立たないものの、これは稍重だった馬場状態の影響が大きい。むしろ、荒れた馬場に脚を取られながらも、動じずに最後まで集中して走れたことを評価できるレースだった。鞍上もほぼ持ったまま。それで次走勝ち上がるドナヴィーナスを完封したのも見事の一言。

今年の小倉2歳Sは、短距離重賞に強いチャンピオンヒルズ帰りの馬が不在。それならば、近年メイケイエール、レシステンシア、ピクシーナイトを出したNFしがらきの育成力が生きるだろう。6月末にはここへ向かうと発表されていたので、余裕のある調整が行われているはず。

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△キャンシーエンゼル
すっきりとした牝馬らしい体形でスピードも十分。脚の回転が速い走りをするので、直線が短くなる小倉にも難なく対応できるだろう。

△ドナヴィーナス
新馬戦と未勝利戦の違いはあるが、同じ日に走ったセイウンデセオより0.8秒も速い時計で勝ち切った。馬体は大きくないものの筋肉の張りは上々。重賞でも見劣りはしない。

△パッシングシャワー
この時期の2歳馬としては珍しいぐらいに筋肉量が豊富。いかにも馬力がありそうで、ゴドルフィンらしいといえる。

△ビッグドリーム

デビュー戦のパドックでは、他の馬よりも馬番ゼッケンがかなり小さく映った。雄大すぎるために2歳重賞向きかは分からないが、スケールの大きさを評価して。

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この3頭は厩舎評価(芝)が80以下なので、85ポイントでも武英厩舎が優勢

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△セイウンデセオ

エイシンスポッターなどを管理する吉村圭司厩舎は1200mに良績が集中。厩舎指数(芝)も119とかなり優秀で、今買える厩舎といえる。セインデセオの初戦は軽斤量に助けられたところもあり強調できないが、タブレット競馬新聞からは買っておきたい1頭。


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