ヴィクトリアマイルをタブレット競馬新聞で見ると
放牧明けの馬、馬名赤字馬がずらりと並んだ。このレースを目標に調整された好調の馬が多いと考えていいだろう。
能力指数はマイル換算の値になるので、スターズオンアースやナムラクレアらの指数は若干の減点がなされている。指数上位は古馬マイルGⅠで好走しているソングラインとソダシ。ともに約1年前の指数になるのが微妙だが、東京マイル適性が高ければリピート好走できるのがヴィクトリアマイルの特徴でもあり、再現性のある指数と判断した。
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東京11R ヴィクトリアマイル
◎②スターズオンアース
△③サウンドビバーチェ、⑥ソングライン、⑧ララクリスティーヌ、⑪ナミュール、⑫ナムラクレア、⑯ソダシ
3連複1頭軸流し。②⑪⑯の場合は確認時点ではトリガミになる。
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◎スターズオンアース
オークス後に骨折、秋華賞後に繋靭帯炎での休養を挟んでいて、これまでは決して順調ではなかった。それながらレースごとにしっかりと成長して、11日測定の馬体重は496キロで前走比プラス12キロ。470キロ前後の馬体重だった3歳時とは別馬のように成長している。最近ではグランアレグリアやクロノジェネシスも馬体重の増加で更に強くなった。この例からも秋華賞で先着を許した2頭はもちろん、年長の強豪馬よりも先にゴールできるとみた。
2000mだった前走で後方からレースを進めているので、マイルの距離で2番枠の今回はほぼ最後方からの競馬になるだろう。それでも、阪神内回り(直線距離は360m弱)から最後の直線が500m以上ある東京コースに替わるのは、エンジンのかかりがそれほど速くない本馬にとっては間違いなくプラス。近年の東京芝GⅠで何度もあった、ルメール騎手がゴール直前で伸びてくるシーンが今回も見られていい。
山元トレセンの芝重賞成績は20年が底でそこからV時に回復中。2年連続でクラシックを制する勢いがある。大阪杯時に本命にしたときと同様、高柳瑞厩舎はまだ芝での勝利がないが厩舎評価(芝)は91あるので問題なし。
久しぶりのマイル、展開面等で多少の誤算があろうとも、馬券圏内に好走できるとみて3連複の軸に据える。
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△ナミュール
以前は馬体重の維持に苦労していたが、1週前測定の馬体重は462キロ!この馬も立ち写真を見ると別馬のようになっている。輸送で多少減っても、オークス時との比較で30キロほど馬体を増やして出てこられそうだ。
これまで初出走と中5週以上なら(3.2.1.0)。放牧明け巧者ゆえ東京新聞杯から参戦するローテにも好感が持てる。
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△ソングライン
△ソダシ
ソングラインの状態は正直よく分からない。東京適性の高さを評価して相手には。
ソダシは芝の1800m以下では(6.1.1.0)と安定。昨年の当レースを勝っているように、東京マイルはこの馬の持ち味を存分に発揮できる舞台だといえる。
放牧先からは3月9日に帰厩。桜花賞のときも今回のように早めに栗東入りして結果を残していた。
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△サウンドビバーチェ
△ララクリスティーヌ
△ナムラクレア
ソングラインとソダシが昨年までのパフォーマンスを出せなかったとき、馬券圏内に好走するのはチャンピオンヒルズ帰りの馬だと予想する。選んだのはロータスランドを除いた3頭で、いずれも好位からそれなりの末脚を使えるのが魅力。
サウンドビバーチェの前走は前残りの展開に恵まれたが、2着以下を離しているように完勝だった。この馬も◎と同じ4歳ドゥラメンテ牝馬で成長を感じる。
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