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スプリンターズSをタブレット競馬新聞で見ると

ナムラクレアの2走前はマイル戦。それ以外では70以上の指数で安定している。G1を勝つ爆発力は感じないとも判断できるので連下までの評価がいいか。

アグリは4走前阪急杯が高指数。前走はテイエムスパーダが勝ったことで相対的に指数が低く算出されたが末脚の鋭さは目を引いた。

MAX指数はメイケイエールの22年セントウルS(中京)。3歳夏以降、右回りで結果が出ていないのがどうか。

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◎06ママコチャ
△01ナムラクレア、09アグリ、10マッドクール、13ジャスパークローネ、14エイシンスポッター

◎から△へ3連複ながし(10点)

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今年の芝G1は11レース行われて
帰厩初戦の馬が【9,9,8,78】で勝率8,7%、3着内率25%。
帰厩2走目は【2,1,2,48】で勝率3,8%、3着内率9,4%。
帰厩3走目以降は34頭いて2着と3着が1回ずつだった。

帰厩初戦にはリバティアイランドやイクイノックスら人気馬が多かったとはいえ、G1ではレース間に放牧へ出ることが大きなアドバンテージになるといえる。

スプリンターズSは前哨戦を経由した馬が多く、放牧明けの馬は6頭だけ。勝ち馬を探すならこの6頭から本命を選ぶべきで、1200m2走目の上積みが見込めるママコチャを軸馬とする。

◎ママコチャ

初めて走る1200m戦、しかも高速決着に対応。ピクシーナイトの3歳時を見ているようで、1200m適性は高いと判断した。

スプリント路線で活躍するには発達した筋肉が必要で、馬体増は競走馬の成長に必要不可欠。ママコチャは前走時の馬体重が2走前比8キロ増で492キロ。短距離仕様にビルドアップした印象だった。そして、28日(木)測定の調教後馬体重は506キロと、この中間は放牧先で更に馬体を大きくできている。ここから輸送で10キロほど減る想定だが、一層のパワーアップに期待する。パドックで前走以上に馬体に張りが出ていればG1でも勝ち負けに。

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△ナムラクレア

これまではしばらくチャンピオンヒルズ帰りが続いていたので、在厩調整は久しぶり。今年、チャンピオンヒルズ育成馬はJRA平地重賞を17勝しているが、帰厩2走目での優勝は実は一度もない(先週まで)。その点がどうか。

ただ、前述のようにパフォーマンスは非常に安定している馬。使える脚が短い馬なので、内で脚をためてイチかバチか勝負できる最内枠はいい。逃げ馬が下がってきた際に内が渋滞することさえなければ普通に走ってきそう。

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△アグリ
△マッドクール

アグリは帰厩2走目なので本命にはできず。マッドクールは臨戦過程がよく分からなかったのでママコチャを上に取った。

アグリは馬体重の増加こそないが、4歳秋で馬体がいい意味で締まったというか、精錬されてきた。セントウルS時は次に映るピクシーナイトが緩かったのもあり、その良さが余計に伝わってきた。

前哨戦でいい感じに負けたのもダメージが少なそうでいい。そもそも、安田隆厩舎×ノーザンFしがらきは中4~8週の短期放牧時が狙い目で、中9週以上だと微妙。安田隆厩舎の調整力があればもう一段上の仕上がりが見られるのでは。

マッドクールは速い時計に対応できて、本来はレースぶりも安定している。(脚元の不安があって?)調教で右にモタれるなど気になる面はあるが、シルクロードSだけ走れれば圏内。

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△ジャスパークローネ
△エイシンスポッター

ジャスパークローネは帰厩6走目。速い時計で逃げて勝ってきたので、レース内容からもローテからも上積みはないだろう。一応、テン指数は1位でテイエムスパーダやモズメイメイよりもダッシュはずっと速い。逃げたときは勝ち続けているのでその勢いを買った。現状維持でどこまで。

エイシンスポッターは厩舎評価(芝)が112ポイントと高い吉村厩舎の管理馬。「吉村厩舎×短距離がいい!」と各所で触れてきたので思い入れがある。後方一辺倒の馬で近走は開幕週の時計勝負で敗れてきたので、開催最終週での一発に期待。



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