見出し画像

天皇賞春をタブレット競馬新聞で見ると

タブレット競馬新聞_項目説明


昨年の天皇賞春では菊花賞(京都)で2着だったアリストテレスが伸び切れなかった。最後は完全に脚が上がっていて、やはり京都開催時よりも長距離を走り切るスタミナ、急坂を駆け上がるパワーが大事なのだと実感した。

今回上位人気が予想されるのはダイヤモンドS、日経賞、阪神大賞典の勝ち馬。距離実績に関しては大丈夫だと言えるだろう。

ただ、ダイヤモンドS勝ち馬のテーオーロイヤルは村山式の能力指数では64ポイント止まり。オープン勝ち程度の評価で、有馬記念で2着のディープボンド、同5着のタイトルホルダーに続く人気馬としては物足らない。

無題

無題

また、前走時のパドック映像では脚長でスラっとしており、直線では実に伸びやかなフォームで走っていた。その点で東京や外回りコース向きに思え、阪神外→内回りのパワー勝負ではパフォーマンスを落とす可能性がある。これまでの能力指数と適性面から3番人気なら無印評価が妥当だろう。

----

本命にはタイトルホルダーを選んだ。

無題

「展開に恵まれた」との声も多い菊花賞勝ちだが、阪神の3000mを走ってラスト1Fでほぼ差を詰められておらず、パワーとスタミナを十分に備えていると判断できる。

同馬はこれまで4角で1番手なら(4.1.0.0)。同2番手以下だと(0.1.0.4)なので、逃げられるかどうかが結果を左右する。それだけに今回の8枠16番は決して歓迎とは言えないものの、本馬よりもテンの速い馬は見当たらず、有馬記念でハナを譲ったパンサラッサのような毎回逃げる馬も不在。テン指数1位に該当しているので、1周目は外回りを使用する阪神芝3200mなら負担なく逃げられるだろう。

また、タイトルホルダーは弥生賞から中5週だった皐月賞で2着、セントライト記念から中4週だった菊花賞で1着と、前哨戦を使った次走のGⅠでパフォーマンスを上げてきた。前走の日経賞は有馬記念以来の出走で、調教時計も目立たず苦戦すると思えたなかで1着。展開に恵まれてスタミナが問われるレースとは言い難かったが、勝ったこと自体を評価していいのではないだろうか。今回は中4週で調教もしっかり。明らかに状態は前走以上で、展開面と臨戦過程からタイトルホルダーらしい走りが見られると予想する。

----

ディープボンドは骨太でしっかりした腹袋の持ち主。この特徴からも速い脚は使えないが、長距離レースでの強さと阪神適性の高さは説明不要だろう。中間の立ち写真および当週の追い切り映像を見る限りは前走以上のデキ。昨年よりもメンバーが弱化したと思える今回は普通に考えて上位に走れる。

無題

しかし、大外枠で距離ロスが避けられない状況。そのためタイトルホルダーを上に取ったが、同じような状況だった前走阪神大賞典で他馬よりも重い斤量を背負って1着。このメンバーなら大外枠で道中外々を回っても勝ち負けする力はある。

----

無題

タイトルホルダーとディープボンドの懸念点としては、外枠に加えて厩舎評価(芝)が59、76と低いことと、鞍上のGⅠで頼りになるとは言い切れないところ。

これらが敗れるなら、「内枠」「上位騎手、厩舎」「ノーザンF育成」

単系ではなく複系の馬券を選択し、それらを相手に押さえておく。

無題

◎16タイトルホルダー
○18ディープボンド
△1アイアンバローズ、2ハーツイストワール、3ディバインフォース、5マカオンドール

馬連◎-△、3連複◎-○△-○△

画像8

画像9


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?