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タブレット競馬新聞の見方

「タブレット競馬新聞」は能力指数を主として、騎手・厩舎・育成牧場等のデータから好走馬を見つけ出すのに適したツールです。予想の参考にご活用ください。

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サンプルは↓からダウンロードいただけます。(無料)

2022年5月29日 東京

以下に、新聞の見方をまとめています。

新聞の活用方法はnoteに随時更新していきますので、確認いただければ幸いです。

タブレット競馬新聞_項目説明

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■レース情報グループ

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レース名や距離、条件は新聞上部にまとめています。

「基準指数」はそのクラス、グレードを突破するために必要な能力指数の目安です。日本ダービーの基準指数は68ポイントなので、

①過去に68ポイント以上を記録した馬
②今回68ポイント以上を記録できそうな馬

が好走候補となります。

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■印グループ

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左側が枠番と馬番。画像の場合は7枠13番です。

「中5週」は今回の出走間隔。

「差し」は今回予想される脚質です。

4つの印は左から情報印厩舎印展開印IDM印(能力指数)を表します。

印は上から順に◎→○→▲→注→△→☆。

その下が基準オッズ(予想オッズ)とその人気順。画像だと5.2倍(3番人気)の予想です。

・情報印
→競馬情報専門紙の記者印から算出した指数を印にしたもの。成績優秀な厩舎×記者印の組み合わせなどを元としている。

・厩舎印
→厩舎の強気、弱気を予想する目安となる指数を印にしたもの。

・展開印
→JRDBデータを駆使してレース展開をシミュレーション。その着順を印にしたもの。

・IDM印
→能力順の印。InDex Memoryの略称。走破時計から算出される能力指数に「記憶」の要素を取り入れたもの。

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印の下の赤星は「特注激走馬」に入ります。簡単にいえば先行力があってオッズがオイシイ馬です。

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■馬名グループ

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「脚質傾向」は過去のレースで採った脚質を表します。画像の場合は「逃げ」が0「先行」が0「差し」が3「追込」が1なので、後方から競馬を進めることが多いと分かります。

「鹿毛」「牡3」は、毛色と性別、馬齢。外国産馬や地方馬には「マル外」や「カク地」などの記号がここに入ります。

馬名の上は父名と父父名。

馬名の下は母名と母父名です。

一番下は馬主と生産者。基本的なプロフィールデータがまとまっています。

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「厩舎 × 放牧先 × 芝ダ × 帰厩何走目」の成績が優秀な馬は馬名が赤文字になります。

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■騎手グループ

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上段が騎手名と斤量。減量騎手には減量記号▲△☆★が付きます。

下段には、近1年の芝・ダ・障害で該当騎手が何勝を挙げているか、今回の馬に騎乗した際の着度数を記載。「初」は初騎乗です。

画像だと松山騎手は近1年のダートで73勝を挙げていて、今回の馬に騎乗した際は1勝、3着1回、4着以下1回の成績です。

騎手が乗り替わりの馬は「替」と入ります。また「オレンジ背景の騎手」は馬券で狙える好成績騎手を表します。

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■厩舎グループ

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上段は、厩舎名と東西の所属、近1年の芝・ダ・障害で該当厩舎が何勝を挙げているか。下段中央の「〇位」はその勝数順位です。

下段左は厩舎評価(芝)/厩舎評価(ダ)。馬券的に買える厩舎かどうかを「芝 / ダ」の形で表しています。軸にはIDM が高く、厩舎評価上位の馬がおすすめです。

厩舎評価の基準は80ポイントで、100ポイントを超えると優秀です。画像だと斉藤崇厩舎と藤岡厩舎はともに「芝向き」の厩舎であると分かります。

「間隔」は厩舎ごとの出走間隔別の成績です。評価は上から順に A→B→C→D→E。連戦もしくは休養明けでA、Bの馬は IDM を上げる可能性大。仮に厩舎評価が低い馬でも要マークです。

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■放牧先グループ

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緑背景の箇所が放牧先グループです。左から、

直近の放牧先( 帰厩して何走目) 
厩舎×放牧先評価
厩舎×放牧先(帰厩して何走目)×芝ダの総数/3着内率/複勝回収率

画像の場合は、NFしが(ノーザンFしがらき)から帰厩して1走目、佐々木晶三厩舎×NFしがらき×帰厩1走目×芝はS評価。その組み合わせは41件あって3着内率46%、複勝回収率は102%です。

※ノーザンF系の育成馬が緑色背景になります。

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■IDM、テン、上がりグループ

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大きい左上の数字が今回のIDM(予想値)です。通常は黒背景で、基準IDMをクリアした馬は赤背景になります。

その右横の「厩」「調」は厩舎指数と調教指数の矢印。厩舎サイドの期待度と調教から見た馬の調子を評価したものです。

次は「期待勝率」「期待3着内率」。今回の「騎手×IDMの偏差値」における好走率を過去集計から算出しています。画像の場合は勝率48%、3着内率69%の予想なので、好走率はかなり高いと考えられます。

破線の下が、今回予想される「前半3ハロン」「後半3ハロン」の時計とその順位。1位に近づくほど、前で競馬ができる(いい末脚を使える)ことを表します。

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■着度数グループ

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距離、競馬場、当該コース、重不良馬場時の着度数です。

「中」は中京ではなく中山競馬場です。中京の場合は「名」と入ります。

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■過去走グループ

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4月17日、3回中山8日目に行われた皐月賞GⅠで1着。

開催何日目の囲みは当時の馬場状態を表す。

○は良、□が稍重、●が重、■が不良。

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皐月賞は2000m、芝内回り、Bコースで行われて、この馬は1分59秒7で走っている。ペースはM(※ミドルペース)。18頭立ての14番ゲートで5番人気の支持を受けていた。

※ハイペースはH、スローペースはS。

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鞍上は福永祐一騎手。負担重量は57キロで1角を5番手、2角を5番手、3角を6番手、4角を3番手で通過。4角では大外を回った。

4角の位置取りは、最=最内、内=内、中=中央、外=外、大=大外。

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皐月賞のレース前半3ハロン通過は35秒2、レース後半3ハロンは34秒9だった。その流れでこの馬は前半3ハロンを36秒2、レース後半3ハロンを34秒3で走った。また、上がり3ハロン順位は4位だった。

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「イクイノック」はレース勝ち馬の名前(この馬が1着の場合は2着馬名が入る)

0.1は着差。この馬は1着だから2着馬に0.1秒差を付けている。

494は馬体重。494キロ。

次は「馬体評価」と「気配評価」。当時のパドックでの馬体と様子が記されている。

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69はこのレースで記録したIDM(能力指数)。ダートの場合は白抜きになる。

最下部はレース内容のコメント。

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