日経新春杯をタブレット競馬新聞で見ると
近走IDM(能力指数)上位は内から4頭。前走GⅠ3着のヴェルトライゼンデが斤量の影響もあって突出した指数になっていないのがポイントか。
+-+-+-
中京11R 日経新春杯
◎プラダリア
△ロバートソンキー
プラダリアはレイパパレ(大阪杯勝ち)やステファノス(天皇賞・秋2着など)と同じ父ディープインパクト、母父クロフネの配合。青葉賞勝ち馬ではあるが、馬体のシルエットや血統面からは2000m前後がベストに思えるので、菊花賞からの距離短縮は大きなプラスになる。
また、今回は入厩後の過程から好調さが伝わってくる。神戸新聞杯時は中16週の間隔で、放牧先である優楽ステーブルから栗東入りしたのはレースの22日前。それでいて、4ハロンで55秒を切る時計を出したのはレース1週前の水曜日が最初と、強めの追い切りが不足していた。それが、中11週の今回はレースの23日前に帰厩して、レース2週前となる先月28日から速い時計を記録。昨秋よりも休養間隔が短いにもかかわらず調教強度が増している。少なくとも昨秋以上の状態にはあるだろう。
プラダリアは3月に未勝利を勝ち上がり、その次走で青葉賞V。厳しいローテでありながらダービーでも5着になっている素質馬なので、適距離かつ状態が戻っているなら好勝負可能だ。
相手は林徹厩舎×ノーザンF天栄×芝のロバートソンキー。ソングラインと同じ組み合わせといえば分かりやすいか。このパターンは追切指数が高いほど買いやすく、ロバートソンキーは中京で重賞好走実績があるので輸送等の不安がないのもいい。
ノーザンF天栄帰りの馬は、イクイノックスを除くと昨年函館記念のハヤヤッコを最後にJRA重賞で1着になっていない。このことから上位人気確実の今回は◎にしなかったが、この嫌な流れをストップさせられる馬ではある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?