高松宮記念をタブレット競馬新聞で見ると
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中京11R 高松宮記念
◎ルガル
△マッドクール、ナムラクレア、ソーダズリング、ママコチャ
◎ルガルはチャンピオンヒルズの育成馬。中京は弱い雨の予報で、GⅠ2勝馬が不在の今回は同牧場育成馬が躍進すると予想する。
というのも、昨年の芝GⅠは22レースで放牧明けの馬が19勝。在厩調整で勝ったのはシャンパンカラー(NHKマイルC)、ソングライン(安田記念)、ドウデュース(有馬記念)の3頭で、後ろ2頭はそれまでにGⅠを2勝している実績馬だった。また、先述した19勝のうち15勝がノーザンF系。高松宮記念のファストフォース(チャンピオンH)や皐月賞のソールオリエンス(山元トレセン)など、馬場が渋ればほかの育成牧場が結果を出せていた。
また、芝GⅠでは勝ち馬だけでなく、2着馬もほとんどが放牧明けだった。
2走前の京阪杯を見れば分かりやすいが、大きなフットワークで走るトウシンマカオとは対照的に、ルガルはピッチ走法で駆けている。この走法なら馬場が緩んでもバランスを保ちやすく、もちろん良馬場に回復しても対応可能。
4歳初戦で57・5キロを背負って快勝した前走は圧巻の内容で、馬体重増も相まって本格化を感じられた。前走後の放牧でさらに馬体は充実しているはずでGⅠでも好走可能とみた。
ナムラクレアはチャンピオンヒルズ帰りで、マッドクールとママコチャはNFしがらき帰りの実力馬。このように相手は大手牧場の放牧明けの馬を選び、在厩調整のトウシンマカオは評価を下げた。
連戦となるオーシャンS組ではナランフレグが勝っているが、同馬は中京巧者で時計のかかる決着にめっぽう強く、適性が向いたといえる。トウシンマカオは時計の速い右回りがベストに思えるので、プラスに働くアシストはないとみた。
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