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有馬記念をタブレット競馬新聞で見ると

中山11R 有馬記念
◎ジャスティンパレス
○スルーセブンシーズ
△スターズオンアース、タスティエーラ、ドウデュース、ソールオリエンス

3連複2頭軸流し
◎○-◎○-△で4点

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ハイレベルな戦いになればなるほど現代競馬では「余力」が大切。今年行われたJRAの芝GⅠにおいて、単勝1~3番人気に支持された馬は、中3週以内だと(1.1.2.10)で勝率7.1%、3着内率28.6%と振るわず。勝利したのはイクイノックス(ジャパンC)だけだった。

先の集計を中9~24週(半年)とすると(7.5.2.5)で勝率36.8%、3着内率73.7%に。規格外だったイクイノックスとリバティアイランドを除いても(3.5.2.5)で3分の2が馬券に絡んでいる。

23年芝G1における間隔別成績(1~3人気のみ)

よって、有馬記念ではジャパンC組(中3週)を本命にするのは避けたい。ただし、ドウデュースは在厩調整でG1を勝てる友道厩舎。スターズオンアースは天皇賞秋を回避して順調さを欠いていたなかでジャパンCを好走。秋2走目ならそこまでダメージはないはずで、この2頭は馬券に加えている。

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◎ジャスティンパレス

IDM77で基準指数クリア。厩舎評価(芝)が133と優秀

杉山晴厩舎の厩舎評価(芝)は133ポイントと極めて優秀。やはりG1ではノーザンF育成×リーディング上位厩舎を信頼したい。今回は秋2走目で、天皇賞秋から余力ある状態で参戦。5年連続で連対馬を出しているローテなので、天皇賞秋で(後方からとはいえ)速い流れを経験しているのはこの馬にとってプラスに働くだろう。

距離コース不問で末脚堅実。

この馬は末脚の持続力が武器で、直線の後半でも大きなストライドで走れる。そのため、長い距離で真価を発揮するとみていたので、天皇賞秋で33秒台の鋭い末脚を使ったことには正直驚いた。中山コースでは3歳以降だと結果が伴っていないものの、成長した今のジャスティンパレスなら好勝負必至。

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○スルーセブンシーズ

IDM79はメンバー中1位。

この秋GⅠで驚くほど走ったノーザンF天栄帰り。尾関厩舎はドゥレッツァで菊花賞V。今年の芝レースでは天栄帰りで勝率30%を記録していて、これは木村厩舎(23.9%)や国枝厩舎(15.2%)を上回っている。

宝塚記念のIDMが優秀。

また、過去傾向からも宝塚記念で好勝負を演じられる牝馬は有馬記念でも好走可能。追い切りを見る限りは海外帰りのダメージは皆無なので、サラキアのような覚醒状態にあるのかも。不利な外枠でも3着内にはくると信頼した。

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△ソールオリエンス
△タスティエーラ

2頭とも馬名赤字馬に該当。クラシックで目立つ時計を出せていないのは気になるものの、ソールオリエンスは体形からも距離短縮がプラスに働き、タスティエーラは自在な脚質からも崩れずに走ってきそう。

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△ドウデュース

△スターズオンアース

2頭とも上がり指数上位。ローテーションを理由に本命には推せないが、先述のとおりドウデュースは在厩調整でG1を勝てる友道厩舎。スターズオンアースは天皇賞秋を回避して順調さを欠いていたなかでジャパンCを好走。秋2走目ならそこまでダメージはないはずで、この2頭は馬券に加えている。



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