ハエの姿を思い浮かべて、ベッドに張り付いた。座椅子と夏布団の上に転がり、青い空を覗きながら、時間が過ぎるのをただ待つ。気づくと夕方で扇風機だけが元気に回っている。母も静かで、昨日購入したイヤホンのおかげて、僕のノイローゼも解放に向かう。しかし、父との揉め事は長引きそうなのである。

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