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心理面接を再開する話

 R3 11月30日(火)の昼食後Mさんに心理面接を続けていきたいけどどうおもっているか?とたずねると日常会話でも十分満足できるものになると思いますとおっしゃった。僕も同じように考えていたのと2人だけで話すのがつらかったので気持ちが伝わっているように感じた。Mさんだけの関係になると協調性を乱す事になるかもしれないので仲間ともちゃんと関係性を築いてほしいとおっしゃった。心理面接がいったん終了したと感じた。

 昼の検温の時に心理面接の内容が理解できると思いますか?とたずねると患者さんと心理士の関係性があるから理解できた、素人の人に患者さんの頭の中が理解できないかもしれないとおっしゃった。その話を聞いて2人で話して書いた心理面接は僕にとって大切なものなんだと確信した。

 その後、心理面接は終了したけどMさん日常を書きたかったので12月中旬頃まで昼休みを利用して会話を続けて話をまとめた。クリスマスウイークにMさんにMさん日常をプレゼントした。Mさんは必ず読みますからと言ってくれて嬉しかった。12月下旬になって心理面接の原稿を今のままにせずに大切なものとして扱いたかった。そこで灯台の編集部と連絡を取ったり雑誌への投稿を考えたりした。その中でnoteの創作大賞で原稿を募集している事を知った。その当時僕にインターネット環境がなかったので妹にスマホで調べてもらった。応募はシンプルにできることが分かったけどインターネット環境をどうするかが課題になった。僕はその話を聞いて諦めたくなかったのですぐにau shopに出かけて話を聞くとipadを今注文すると1ヶ月は必要だと言われた、それでは創作大賞に間に合わないのでハードオフで中古のipadを買う事にした。中古といってもipad proしか条件に沿うものはなくて10万ちかくするものを購入するしかなかった。でも今思うとipad proは画面も大きく使いやすく何よりオシャレで楽しい。とにかくauで契約を済ませて心理面接の原稿を急いでnoteのアプリに入力した。当然Mさんへnoteの創作大賞で原稿を募集しているので応募していいか確認した。それがR4年の1月中旬頃である、妹にnoteの使い方を教えてもらって創作大賞に投稿したのが1月22日である。なんとか締切に間に合った。

 1月は心理面接の原稿を大切に扱いたかったのでデイケアには受診日しかいけなかった。Mさんとの面接もなくなっていたので会話が少なくて関係がギクシャクしているなと感じていた。僕はどのタイミングでまた面接が再開できるだろうと2月に入る頃思っていたけどそれは大変なことだということをMさんにも伝えてしばらくはそっとしておこうと思った。

 創作大賞に応募してnoteを利用して他の人の投稿作品を毎日読んでいると来年用の創作大賞用の作品が書きたくなってきた。だからメタバースのアイデアが浮かんできた時は新しい挑戦でどのくらいの期間で仕上がるのかわからなかったけど書き始める事にした。それが2月に入る頃だと思う。
 メタバースはスティーブ・ジョブズの世界を描きながらVR AR技術を卒論として仕上げるものだった。僕が理工系の大学を卒業しているので良い論文が書けるSTORYにすれば面白いものになると直感的に理解した。作品はデイケアに通院しながらMさんと日常会話を続けてMEMOを書いた、noteのビュー数を見ながら投稿を続けた。Mさんとの関係も改善して2月22日にメタバースを初めて投稿できた。ここから作品を仕上げるまで1ヶ月はかかったと思う。ビュー数も今では600ある。良い作品だと思う。

 メタバースが仕上がる4月、創作大賞の中間発表があった。心理面接は200作品の中には選ばれなかったけど僕は楽しくて仕方なかった。note生活に満足していたし創作を続けられる事に感謝しかなかった。おそらく再投稿もいれると毎日何かの文章を書き続けていると思う、でも残念なことにスキもつかずフォロワーもされない、自問自答するだけの日々である、でも毎日がたのしい。心理面接もビュー数が500を超えた。Mさんとの面接の日々が意味のあるものになったようで目標だった心理面接を大切に扱うことができて満足している。

 4月に入って小説に挑戦する事にした。メタバースを描いている時に頭の中に絵が浮かんできたので絵画を文章で表現した、同時に言葉とSTORYも書いた。2枚の絵を言葉で描いて、頭の中に罪という言葉が残った、裏切りと告白と出てきたので、16才の恋の話を書く事にした。話を書いていると高校生3人でやりたい事がポケモンパンになったのでタイトルにした。

 ポケモンパンはMさんとの心理面接用に書いたものだった。一晩で仕上げて寝不足になってしまい、その前日に心理面接を再開しようとMさんとはなしていたのでもうこんな事をするのと注意を受けた。翌週のデイケアで反省していると伝え心理面接は棚上げになってしまった。
 ポケモンパンをMさんに読んでもらい感想をもらったり、次の小説のアイデアを濱口竜介さんからもらったりした。お遊戯会と会話劇を書くことが出来たので妹やMさんに読んでもらった。送迎の時、明日松下さんがMさんに何か伝えたいことがあれば時間を作れますよとおっしゃった。R4 4月13日(水)に心理面接をMさんとすることになった。とても嬉しかった。R3 11月30日(水)から5ヶ月経っていた、この5ヶ月いろんなことがあった、心理面接を再開してもらおうとMさんと真摯に向き合ってきた。作品心理面接を大切に扱うこと、創作を続けること、Mさんに嘘をつかないことすべてが明日の為にある。点と点が繋がった自分を信じれて良かったと思った。
 久しぶりの心理面接、僕は緊張していると伝え楽しみにしていましたと話した。Mさんの機嫌はあまり良くなかった、僕の質問に答えてくれたけど厳しかった。でも新しいものへ挑戦できると感じたし何よりMさんとまた向き合って話せることが嬉しかった。

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