悪魔の宝石(不思議な現象・パパさんの願い)

 パパが小学生の頃、屋敷に住む子供達と遊んでいると不思議な事が起こりました。宝石はとても魅力的に輝いていて、子供心にも特別なものであると分かりました。お婆さんの触れてはいけないという言葉を忘れて、手に取ったり身につけたりして、鏡の前でポーズをとっているとその子が居なくなるのです。

 パパさんは、お婆さんに友達が居なくなったよと伝えると、よくある事よと言い、暫くすると戻ってくるからと話します。パパさんは同じ体験を何度もして、5人いた子供も気がつけば2人になりました。お婆さんも歳をとり身体が衰弱したよ。お婆さんは宝石の呪いを伝え、どちらかに譲りたいと話します。

 20才になるとお婆さんの世話をしたいと成長した人も居ます、パパさんは新しい自分の家族が持ちたいと願います。パパさんは宝石の力が欲しいと祈り、お婆さんの屋敷を出発して、宝石に導かれる様にスペインにたどり着きます。そして今のママさんと運命的な出逢いをして子供を産み家族を作るのです。

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