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消化力

2014年。

私は兼ねてから訪れたかった、南インドのkochi(コーチ)国際空港に降り立った。

あの時の景色や空気など今でも鮮明に思い出す。

kochiに2泊ステイしてからケララアーユルヴェーダホスピタルのある、

Aluvaへ向かう。

kochiは散歩しているだけでも彩に溢れていて、穏やかだけど活気もあって、

yoginiらしい観光客が沢山い歩いていた。

ヨガマットを持って歩いていたり、ドレッドヘアーだったり、フルーツ売りや、チャイニーズネットフィッシングというコーチで有名な魚釣りの仕掛けや、彩りと祈りと花に満ちた空気感。

もう、見るもの感じるものが全て新鮮で、

街を散策するだけで飛び込んでくる彩りが本当に楽しい。

人もみんな優しくて、今でも、大好きなところだ。

街に流れる、祈りの空気感。彩り。

そして、私にとって、インドは火の国というイメージ。

街中で頻繁に、道端でゴミが焼かれており、道端でよく火を見かける。

だからなのかは解らないけれど、

その国に居るだけで、ピッタ(火をもつ性質)が上がり、消化力も促されていく感じがする。

アーユルヴェーダは、「消化力」をすごく大事に考える。

どうしてなのか?

それは、

消化力を順調に働かせないことには、未消化物ができてしまう。

未消化物はやがて宿便になったり、肌荒れしたり、体を冷やしたり、不眠になったりと、様々な不調の原因となった末、

病気という形になり、人間を脅かすものになると考えられているから。

でも、それこそ、腸の中の未消化物を取り除くのは、自分の力だけではなかなか難しいこと。

インドで、パンチャカルマ(アーユルヴェーダにおける代表的な浄化療法)でもしない限り難しいと思うのだけれど、

毎日の心がけで、少しずつ緩和されて行くことは可能だと思っています。

その一つに、お白湯を飲む。というのがあります。

これは簡単だし、心がけ一つで出来ます!

作り方を乗せておきますね。

(作り方というほどのものじゃないけれど。笑)


アーユルヴェーダ式白湯の作り方

①やかんに水を入れて、強火にかける

②沸騰し始めたら蓋を開け、中火にして10分煮立たせる

③火を止めてコップに移し10~20分程度時間をかけてゆっくり飲む


毎朝、朝一に飲むと、体の中を洗浄する効果があるんです。

寒くなって来たこの時期にピッタリ。

お試しする価値あり!





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