【vol.4】資産家になる/資本主義経済の真実が明らかになった?

トマ・ピケティ教授をご存知ですか?彼が資本主義の真実を「21世紀の資本」という書籍で発表をして世界中が衝撃を受けました。この本を要約すれば「r>g」という式で完結できます。この意味を知った時に、資本主義の答えを知ることになります。

「r>g」とは何か?

経済学を知っていれば、理解をすることは容易かもしれません。資本収益率(r)と経済成長率(g)の2つを見比べた時に、資本収益率の方が上回っている事実を突き止めました。どのように調べたかというと世界中の膨大な過去のデータから集計していきました。これだけのデータを元に真実を突き止めたことで机上の空論である経済学に衝撃を与えたのです。

資本収益率とは、株式や不動産などの資産が生み出す価値のことを指します。

経済成長率とは、GDPなどで表される国家の経済力の伸びのことです。

個人に置き換えると、賃貸マンションや株式投資での年間成長率が、給与の昇給率よりも高いといったところでしょうか。

本での答えは?

トマ・ピケティ教授の答えは「世界全体で資産家に課税をする」ことです。しかし、これには大きな問題があります。資産家側の人間が世の中を支配しているという事実を知ってください。お金持ちが優遇される課税制度が存在しています。日本国内においても「食費は全てふるさと納税」「株式の利益の税率は一律20%」など、資産家が守られている制度が沢山あります。

僕らの答えは?

自分自身が変わるしかありません。国民の全員が労働者でありながら資産家でもある状態を作り出すことです。これが実現できれば貧富の差を縮めることができるかもしれません。資産運用は早かれ遅かれ始めないといけない時期に来ています。株式投資であれば配当金、不動産投資であれば家賃収入といった収入源を増やしていく作業が必要となってきます。


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