見出し画像

【vol.1】まだ採用コストかかってるの?

求人広告費に年間いくらを支払っていますか?求人広告業界に携わってみて、従業員数30名以上の企業は年間通して採用活動をしているように感じます。私の視点からみると費用をかけずに採用活動できるのにもったいないと感じますが、ノウハウがないと簡単ではないのかもしれません。後半ではノウハウについて考察していこうと思います。

まずは採用活動をしている企業を2種類に分けてみます。御社はどちらになりますか?

①事業拡大のフェーズ
②毎年退職者が出ている


どちらか又は両方共に満たすケースが多いように感じます。それぞれのシーンでの採用活動を分析することで人材採用〜定着までの弱みが見えてきます。今回は失敗する企業の例を挙げていきます。

失敗する企業の事例

①事業拡大のフェーズ

【募集】
事業がある程度、形になってきての増員となります。経営者側は、すごく優秀な人材ではなくても、普通にこなせる業務だと認識して採用活動を行います。「未経験でも可能」と記載することで、応募者の敷居を下げると同時に給与水準も低めに設定しがちです。

【結果】
能力が高くはない人材や高齢からの応募が多くなります。それでも企業は採用していきますが、ミスマッチが起こっており、気がつけば退職者が出てきます。そして再度採用活動を行うことになります。

②毎年退職者が出ている

【募集】
高齢化に伴い来年、再来年に定年退職者が出てくる見込みの企業や定着率が低い企業が当てはまります。採用活動も企業体質も古いままで、新しいやり方にチャレンジしていないことが多いです。

【結果】
こちらでもミスマッチが起こります。新しい従業員が定着しないことで採用活動を繰り返し行うことになります。その根本的な理由は企業体質です。古い考え方は、新しい人材にとってはネックとなります。

成功するためには?

考え方を改めてることです。企業体質が変わらない企業は、求職者からみると将来性がない企業と思われがちです。

どんな大企業であれ、時代と共に製品やサービスを変えることで生き残ってきました。事業が変わらなくても、仕組みや考え方を変化させることで対処している企業もあります。

ここでは、採用活動に対する考え方を改めてほしいです。

応募が来ない理由は自社にある

オウンドメディアリクルーティングが広がるにつれて、企業の採用力に差が出てきています。この問題に真摯に向き合うことが改善への第一歩となります。

同業他社がどのような採用活動をしているのか知ること、良いものは真似ることでグッと採用力が高まります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?