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p68:『大根餃子』

Spin Out Works 

from

『ささたくや サラダの本』


 本誌に掲載しきれなかった、我が制作ノートに眠っていたキューブたちの紹介です。『サラダの本』を片手に味わいください。

p68:『大根餃子』

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【キューブのイメージ】

* 2016年のオリジナル原稿に、現在の感覚も加味して、加筆しています。

1「巻く」「包む」などは、その行為だけで、完結された世界を作り出す。
2:餃子を口に入れたときに、大根の甘酸っぱいさから始まり、薄皮が破け、レイヤーが崩れ出し、そして合わさっていく。この現象を
3:バシルの【香り】、柿のねっとりとした【食感】と【甘み】、そしてカリフラワーの具の【苦さ】と【甘み】、ほろほろの【食感】が、混じり合っていく。それぞれの素材を一つに「包む」ことによって、生まれた世界。口の中で起こる変化の仕掛けを、「内包」している。


感謝!