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ぼくの旅路 #19

【 LONDONより帰国】


当時のわたし:20〜21歳/大学生 in TOKYO



***『ぼくの旅路#4』からの続きです ***

 初めての海外ひとり渡航、二ヶ月のLONDON留学より帰国当日、ヒースロー空港。チャックインカウンターの列に並んでいるその時に知らされた、飛行機トラブルの発生。空港HOTELにて一晩の足止め。同じ便に乗るはずだった日本の若者たちの輪の中で出会った、同年代の日本人女性。その晩、ホテルのレストランで聞いた、彼女のユーラシア横断話。その話の内容に、帰国して友人たちに語るはずだった我がLONDON滞在武勇伝の鼻っぱしは、いとも容易くへし折られる(詳しくは、「ぼくの旅路#4へ」)。はじめて聞いた「バックパッカー」という言葉、概念、旅のスタイル。

 そう、『旅』!!! 

 ぼくが初めて旅というものを、(人の話からであるが)肌で感じ、意識し始めた瞬間。「同年代・日本人・女の子」の旅の体験談に、「悔しい」と湧き上がる思い。そして、新しい世界が広がっていく、「ワクワク」の気持ち。

 ついに搭乗できた翌日の飛行機便、空の上。日本の日常へ戻ることへ憂うモヤモヤとした気持ちの中に、「旅に出る」という明確な目標が立ちあがってきていた。

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* ふー、しばらく手が止まっていた連載を再び始められことへの、喜びとお祝いの気持ち。まずは、ウォーミングアップということで、今日はこのぐらいに。やっぱり、文章書くのって気持ちいい、頭のマッサージ♡

感謝!