久しぶりに一気読みした休日

柴崎友香「あらゆることは今起こる」が読みたくて本屋に行ったけど取り扱いがなくて、店員さんは取り寄せますか?と聞いてくれたけど断って、家に帰ってAmazonで注文した

ADHDの当事者である話者が書いた本らしい
著者の柴崎友香さんが当事者なのだろうか
以前友達が貸してくれた本に、この著者の本に救われたと書いてあったし今までで何度か目にしたことがある名前だ
その友達とはもう連絡が取れなくなってしまった
私に要因がある
私は悪くないと思っていたけど、そうではない
自分は悪くないということは相手が悪いということにはならない
悪い・悪くないという話ではない
とても悲しい
全てが
全てじゃない
けどどうしたって全部が嫌になってしまう時がある
仕事も
身の回りのことも
本当はそうじゃない 
全部終わってるなんて事は現実無い
風呂キャンセル界隈がなぜ風呂に入れないのか、風呂に入るまでの一つ一つの行動にハードルがあって一つずつハードルを乗り越えることが出来ないのだ
それはすごく分かる
山口一郎が鬱病を公表してそれからサカナクションを聴くようになった、今までも聴いていたけど、山口一郎の孤独は私にとっては分かる
1週間の半分くらい泣いてしまう時には本は読めなくなってしまうので、朝バスに乗りながら具合が悪くなりながら今日はマシかもと思ってサカナクションの歌詞を目で追っている
本が読めない時はサカナクションの歌詞から養分をとればいい

今日は「あらゆることは今起こる」は買えなかったが、これを読んだ

あっという間に読んでしまった
人の死というものが今の私にはするっと飲み込みやすいテーマだったので面白く読んだ