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食べ森クラブ 4月参加者活動レポート(2019/4/14)

今月も開催しました、食べ森クラブ。

もはや天気予報なんて見る必要がないね!
というくらい、今月も予報を裏切って雨は降らず。
恵まれております、食べ森クラブ。

今月で4回目になり、参加者もみんな森にも慣れ、やりたいこともてんこ盛りになってきました!
プログラムを作らないからこそ生まれてくる、自由な発想&「自分の森」感覚。
まさに、私たちが作りたかった新しい森と参加者の形ができつつあります。

今回はその盛沢山な一日を、参加者のかくさんがレポートしてくれています。
ぜひお楽しみください♪

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こんにちは、参加者のかくさんです。

今年の1月から始まった食べ森クラブの4回目。

前回レポートでたいこさんが書かれているように、やることが「何も決まっていない」というのが最大の特徴で最大の魅力。
普通は主催者側が準備するカリキュラムみたいなものがありますが、食べ森クラブは、「食べられる森をつくる」というゆるいコンセプトはありつつも、参加者が自らの想いを森というフィールドに重ねていくと、なんとなく活動の方向性が決まっていくという、何とも刺激的な手法で進んでいます!
このやり方を確信犯的?に実行した「森と踊る」の方々には本当に感謝ですね!

今回の活動はメニューが盛りだくさんだったので、少々長くなりますが活動メモ的にレポートします。

まずは前回みんなで開墾した自然農の畑に、種と苗を植えました。
オガちゃん&チカちゃんの味噌作りのための枝豆、あっちゃんのお茶菓子作りのための甜菜(てんさい)のほか、リュウくんのナス、フダンナ、私たち家族のカボチャなど、色々な野菜を思い思いに植えました。

畑から少し離れたところにはムッチ&ブーちゃんの自然薯も!しかしこの辺りは、そもそも森で日当たりが普通の畑に比べて少ないのと、猪や猿が良く出没するとのことなので、きちんと収穫できるかは、「森のみぞ知る」です。

果たして収穫できるのか!?今後の展開が楽しみです。

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次はたいこさんからのリクエストの「タケノコ掘り」。

こちらも美味しいところは既に先客の猪に食べられており探すのが大変でしたが、目利きの子供達が「あったー!」と小さな竹の子の頭を見つけては、鍬でガシガシと掘り出していました。

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その後焚き火で焼いて美味しくいただきました!デザートにはむーさんの焼きスイートポテトも!

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そして恒例のあっちゃん野点。

今回はさいかずが作ってきてくれた小さな即席看板付。黒板があるだけで妙におしゃれになるのが不思議・・・。
お茶好きの子供達(主にもとちゃん)が今回も群がっておりました。森で頂くお茶は本当に美味しい!

続いて食べ森小屋についてのブレスト。
今回はどんな小屋があったらいいかをみんなで考えました。

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雨宿りの空間や、森と対話するサウンドシェルター、茶室、バイオトイレや、ランチを食べるテーブル、子供の遊び場など、色々な意見が出ました。
一度に全部盛りは難しいので、広大な食べ森フィールドでの活動進捗に合わせて、随時ベースキャンプ的にシェルターを作っていくのが良いだろうということになりました。
まさにこういう自由かつ生産的な合意形成が食べ森クラブの魅力ですね。

次回は具体的な小屋計画(とりあえず道具入れ付きサウンドシェルターとバイオトイレ)をみんなで話し合います!

最後は沢の整備班(いもっちのワサビ田構想)と、頂上を目指す班とに分かれて探検開始!

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私たちは頂上班として山の地図を見ながら近くの頂上を目指しました。子供達を先頭にひたすら急斜面を登って行きます。ホントに子供達の身の軽さには驚かされます。全然追い付けません・・・。
ようやく頂上に着くとそこにはまた違う風が吹いていました。まだ見ぬ食べ森フィールドがあると思うと本当にワクワクしますね!

登るのも大変でしたが、下りる時はもっと大変。
子供と一緒にズルズル重力に誘われるまま、尻餅をつきながら転げ落ちるように下りていくと、登った場所とは全く違う場所に到着・・・。遭難!?しかし何とか、命からがら(笑)、焚き火ベースに帰還することが出来ました。

大人も子供も少しずつ森に慣れてきて、視野がだんだんと広がっていく感じがなんとも面白い。今後の展開がますます楽しみになった1日でした。

最後にもとちゃんから一言。
「お茶が美味しかった~。」←しつこい(笑)

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<食べ森クラブの様子 ~ パラパラ漫画風 byさいかず>


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