破棄型造兵デッキ考察7-防御札編-

　こんにちは、たべものです。
　破棄型造兵デッキ考察、今回は防御札編ということで、破棄型造兵における防御札について考察していきたいと思います。なお、今回も私の所感なので異なる意見が多々あると思いますが参考にしていただけると幸いです。（考察部常体）

採用カード

　まず初めに、このデッキに採用されている防御札を挙げる。

・セレスタイト・ゴレム
・キャピタルキャピタル
・白晶防壁

　以上の3枚。以下にそれぞれの採用理由を述べる。

セレスタイト・ゴレム

造兵の防御バースト。

　セットしている時にはトラッシュの造兵を参照して効果を受けなくなる。
　バースト効果は、合体していないスピリット/アルティメットのアタックを制限するもの。合体していたり、効果を受けなかったりすると効力を発揮しないため、拘束力はそこまで強くない。

　妖怪魔影や地竜海首などのアタックステップ終了を妨害するデッキに対してはアレックスや絶甲氷盾などの防御バーストよりも有用だが、甲竜や遊精などの、ブレイヴを多用したり【転神】した創界神でアタックしたりするデッキに対しては無力となる。環境によって使い勝手が変わると言っていい。

　現環境では遊精が台頭しているため、アレックスを採用した方が有用だろう。

キャピタルキャピタル

京都。

　ライフ減少時にノーコスト配置が可能。
　効果は、ソウルコアが置かれていないスピリット/アルティメットに対してアラナミと同等の効果を発揮する。また、ソウルコアを置いておけばトラッシュに置くコアが1つ増える。

　前述のセレスタイトゴレムと同じく、アタックステップ終了メタに対しても効力を発揮するバースト。1体のスピリット/アルティメットで連続アタックを行うデッキに対してはほぼ無力だが、横に並べるデッキに対しては強力な効果を発揮する。
　また、創界神にはソウルコアを載せることができないため、必然的にコストを払う必要がある。

　似た効果を持つネクサスにオリンスピア闘技場やオフィングローブがあるが、あちらとは効果範囲やバースト配置による妨害性の有無により差別化がなされている。

　ただし、採用は完全に私の趣味である。

白晶防壁

定番白マジック。

　効果はもはや説明するまでもないだろう。
　このデッキにはソウルコアを使うカードが他に採用されていないため、安定してライフ保護効果効果を使用することができる。

　続いて、不採用となったカードを紹介する。このデッキには惜しくも入らなかったが、どれも入れ替え候補となるカードだ。

アレックス

定番防御バースト。

　最近は遊精のガーヤトリーフォックスや甲竜のトリヴィクラマなどによって信頼性は下がっているが、前者に対しては召喚時効果を封じることができることから問題なく発動できる。
　セレスタイトゴレムとの選択か、両採用も視野に入る。

リミテッドバリアorシシャノショドリーム

　コスト4以上のアタックからライフを保護する。
　未完成の古代戦艦・帆や鍛冶神殿を併用してコスト3以下のアタックを制限すれば、より強固な防御力を発揮する。
　どちらを選ぶかは好みだが、シシャノショドリームは効果によるダメージも無効化するため防御力は高い。

　採用するならば白晶防壁との選択になる。

総評

　造兵は比較的防御が薄いデッキなのでバーストやマジックに頼ることが多いです。防御の要であるこれらのカードの選定は慎重に行いましょう。

　さて、これにて破棄型造兵デッキ考察は終了です。全7編にて同じデッキの採用カードについて考察しましたが、以降は造兵やその他デッキの考察もしていこうと思うので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。
　それでは、今回はここまで。またね。