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火傷にどの薬草が効くのか、やってみた


1月2日の夜。新年早々、ヤケドをしました。笑
お茶を入れようと熱々のヤカンを傾けた時に、思いがけず左手にお湯がバシャっと!!!
すぐに水で冷やしたものの、ジンジン痛みが取れない。。(T_T)。
保冷剤で30分ほど冷やしてみても、冷やすのを止めると痛い。。。

「植物たち、助けて!」

火傷に効く薬草は色々あります。
有名どころはアロエ、ビワの葉、セントジョーンズ、ドクダミ、弟切草。
ちょうど家にアロエジェル(アロエ99%)と、ドクダミの茶葉があったので、両方試してみることにしました。

【アロエとドクダミは、本当に火傷に効くのか実験】
・方法
火傷の範囲の半分にアロエジェルを、もう半分にドクダミの抽出液を塗る。
今回はポルトガルのハーブ薬局で購入した99%がアロエ成分というジェルと、ドクダミを煮出した液を使用。

ドクダミ抽出液のレシピ:
ドクダミ(茶葉)大さじ3と水400ccを小鍋で沸騰してから10〜15分ほど弱火で煮出して茶葉を濾し、冷やす。

※基本的にヤケドの処置はとにかく早く冷やすことが肝心です。
 皮膚の奥まで火傷している場合、1時間以上(ジンジンする痛みが落ち着くまで)氷や保冷剤を布でくるんで冷やすことをおすすめします。
 今回の実験も、保冷剤を布で巻いて冷やし続けながら同時並行で挑戦しています。
※この日は熱湯が50ccほどかかるという、そこまでひどくない火傷の場合の対応です。もっと重度の火傷の際は、とにかく冷やして早く病院にかかってください。

1、アロエジェルを塗ってみる
アロエジェルは塗ったら、しみる!!!
ぎゃーーー塗らないほうが良かったー?!と思ったものの、2~3分くらいで関節が動きやすくなってきて、15分くらいすると、まだジンジンするものの塗ってない箇所よりはマシになりました。

2、ドクダミ抽出液を塗ってみる
急いでケアしたかったので、煮出して常温まで下がったら塗ってみました。
(もっと液も冷やした方が効果的だと思います。)
あら、しみない。
思いきって液の中に火傷した手を浸してみると、、、
あれ?ジンジンしなくなった(๑°⌓°๑)

アロエを塗ってる箇所より痛みの引きが早いので、アロエジェルを拭って、結局ドクダミ液を火傷エリア全部に塗ることに。

3、10分後
まだじんわり痛むものの、さっきのような刺すような痛みは引きました。
保冷剤で冷やし続けなくても大丈夫なくらいに。
(でも、お風呂など温めることは避けました)

4、2週間後
まずドクダミエキスを塗った親指の付け根の古い皮が硬くなり、下の新しい皮と入れ替わりました。
さらに2~3日ほどして、アロエエキスを塗っていた小指の皮が自然とめくれ、新しくなりました。
小指側が遅かったのは、植物の差なのか、、
小指の方が先端にあることや、保冷剤で冷やしている時間が親指の付け根の方が長かったから、、というのもあるかしら。うーん。
(まだちょっと、皮膚は赤い)

5、3週間後
古くめくれていた皮もなくなり、赤みもよく見ないとわからないくらいまで復活!

結論:ドクダミの消炎作用、すごい!

ということで、みなさんも火傷をしてしまったらドクダミを使ってみてはいかがでしょうか◎
今回は冬で生葉がなかったので茶葉から煮出しましたが、生葉があるなら揉んで葉の汁を塗るのでも良いのではないかと思います。

ドクダミ液は消炎作用があるので、日焼けがひどい時や、ニキビなどの炎症にも合いそうです。
美容液としても、ぜひ!
まとめて抽出しても良いですが、煮出した後に茶葉を取り除き、冷蔵庫保管で1週間ほどで使い切る量を目安に作りましょう。

補足:アロエはサラサラのものを使ってみたい

今回、アロエジェルはしみてしまいましたが、ドロドロした形状だったので物理的な刺激がダメだったのかもしれません。
今度火傷した時に、アロエローションや生のアロエがあったら、試してみたいなと思います◎
常備しておかないと、、、だな。笑

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