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話すことが苦手な人でも相手にわかりやすい伝え方

私は人と話すことがとても苦手でした。
自分が伝えたいことが相手に本当に伝わっているのか、
本当に相手にとって知りたい情報なのか、悩むことが多かったです。

仕事をしていく上で、わかりやすく伝えるという能力の大切さに気がつきました。
この記事では、仕事上わかりやすく相手に話を伝えたい、
でも話すのが苦手な人に対して、相手にわかりやすく伝えるコツを紹介します。


話すことが苦手な人の特徴

まずは、話すことが苦手な人は、
なぜ相手に伝わりにくいのかについて紹介します。

伝えたい情報量が多い

話が苦手な人は話す情報量が多くなりがちです。
たくさんの情報を一気に話してしまうため、
何が伝えたいのかわからないと思われてしまいます。

伝えたい情報を絞る、整理することをせず、
どんどん話してしまう傾向があります。

説明から始めてしまう

話が苦手な人は、説明から話してしまう傾向にあります。
自分の話したいこと中心で説明してしまうため、
相手に興味を持ってもらえないまま話が進んでしまいます。

相手に興味を持ってもらえないため、
伝えたいことが伝わらなくなってしまうのです。

話すことに集中しすぎてしまい、相手が見えていない

話が苦手な人は、話すことに一生懸命になってしまい
相手の反応が見えていないことが多いです。

相手が理解できているが、興味を持っているかを
客観的に判断することがないまま話を進めてしまいます。

緊張感や焦りから余裕を持って話せなくなってしまいます。


相手に伝わりやすい話し方7つのポイント

伝えたい事柄を明確にする

相手に伝える際は、
たくさん説明をしたり、いろんなことを伝えたいと考えてしまいがちです。

しかし、聞く側は全ての情報を覚えられるわけではありません。
そのため、相手に伝えたいことを明確にし、要点を絞って話す必要があります。

伝えたいことを明確にし、話を脱線しないように
筋道立てて話すようにしましょう。

情報量を増やしすぎない

話のボリュームが増えすぎないよう、シンプルに構成を作りましょう。
話の構成は「導入」「本論」「結び」で作ります。

導入で相手に聞く準備をさせ、本論で内容を伝え、結びで繰り返し
相手に伝えたいことを話します。

情報量が増えすぎないようにシンプルにまとめるようにしましょう。

わかりやすい言葉で簡潔に結論を伝える

中学生でもわかるくらいの言葉を使い、シンプルに結論を伝えましょう。
関係のない話を長々と話さないように注意します。

「今回は〇〇についてお伝えします」といったように
結論と話の流れを伝えましょう。

論理的な構成で話す

論理的な話の展開をするために「5W1H」を考慮しましょう。

  • When いつ

  • Where どこで

  • Who 誰が

  • What 何を

  • Why なぜ

  • How どのように

上記の点が話の要素として盛り込まれているが確認しましょう。

自分の意思を伝える

仕事の場においては特に自分の意思を伝えることも重要です。
話の概要を説明するだけではなく「自分はどうするのか」について
しっかりと伝えるようにしましょう。

報告のみではなく、
自分の意思を説明することで相手により伝わりやすくなります。

具体的な例を交える

具体的な例を交えて話すことでより相手に伝わりやすくなります。
例えば、「この仕事をできるだけ早くやっておいて」というと
抽象的な内容になってしまい、相手の印象には残りません。

「三日以内に終わらせて」と具体的に説明することで、
相手の印象に残りやすくなります。

相手の反応を確認する

相手がしっかりと理解できているのか確認しながら話しましょう。
自分が話すことばかりに気を取られていると、
相手が理解できているかわからなくなります。

相手の顔色を見たり、理解できているか尋ねるなどする必要があります。

まとめ

この記事では、話が苦手な人の特徴と、伝わりやすい話し方のポイントについて説明しました。

ポイントは「話したいことを明確に」し、「シンプルでわかりやすい言葉」を使い
「伝えたい情報を絞り」「相手の反応を確認」することです。

伝わりやすい話し方は練習しなければできません。

日頃話す場面で伝えたいことを簡潔に話す、
相手の反応を伺う習慣をつけるようにしてみてください。

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