咳にはじめて薬が効いた/慢性咳嗽・リリカ

今回の咳にはじめて薬が効いた気がする。

検査で万策試してわからない場合に稀にあるパターンで、炎症起こした後に「気管支が知覚過敏」になってるのを疑った処方だそうだ。

リリカOD75mg

疼痛が酷い時にやわらげたりする薬だそうだ。知覚過敏なのをぼんやりさせてくれるらしい。

エチゾラム0.5mg

これはデパスという薬の後発で、抗不安薬としての処方がメインらしいが、筋肉をやわらげる効果があるらしい。咳のストレスや「咳がくるかも」という緊張で気管支が狭くなってしまうのを防ぐのを狙っての処方だそう。

これらを飲んだ後、胸のあたりに呼吸がひっかかる感じが顕著に減っている。

3ヶ月苦しんできた咳についに光明が見えた。これはうれしい。

難点もある。

この2つを飲むと、強烈に眠くなり身体に力もはいらなくなる。

エチゾラムがやばそうだけど、リリカとの組み合わせがさらにやばい感じ。朝晩1錠ずつの処方だけれども、朝両方飲むと、日中が廃人みたいになる。

大変だったら抜いてよいと医者に言われており、ちょうど連休だったので、量を試しながら週明けを迎えられた。

とりあえず朝はリリカ1錠、夜に両方飲むというペースならいけそう。

そう思って今週に突入。

それでも仕事中なんかぼんやりするのでリリカの副作用調べてみたら、「ぼんやりして考えがまとまらないことがあります」・・・・!? そんな副作用あんのか! 頭までぼんやりすんのか。

考えまとめるのが仕事なんだけど・・。

しかも副作用に「眠気・ふらつき・意識消失」とか書いてある。やべぇ薬だ。

実際足元や手元が少し怪しい時がある。ふらつく。物を落とす。

エチゾラム(デパス)はエチゾラムで、依存性も高く、減薬もキツいらしい。薬と毒は紙一重とはよくいったものだ。モルヒネだって、薬にも麻薬にもなる

後日談:
エチゾラムはその後不要になり、副作用は1-2週程度で落ち着いた。リリカは継続。

仕方がない。どうしても飲めないときは諦めつつ、調整しながらやるしかない。 症状をやわらげているうちに原因となる箇所が治れば勝ちだ。

何より胸が苦しくない。ぼんやりの方が全然マシだ。

呼吸が改善されて改めて気がついたけれど、自分は本当に咳でイライラしてたんだなと思う。あと出口の見えなさに。自分は他人にはあまりイライラぶつけたりしないタイプだと思ってるけれど(本当にそうかどうかは知らない)、仕事に対してはだいぶイライラをぶつけていたような気がする。

呼吸が苦しいと集中できない、ふざけんな、ってすぐ嫌になっていた。疲労すると咳き込むので、恐さでこなせる仕事量も半減して、こんな迷惑かけるならいったん離れたほうがいいんではないか、くらいに弱気になっていた。

しかし胸の苦しさが減るというのはなんと素晴らしいことか! いまとても前向きな気分です笑

ああ、よかった。


ほかに、吸入系の薬ではシムビコートというのを使っているのだけれど、1日8吸入(使える最大量だそうだ)していても「多少きいてるのかな?」くらいで目に見えた効果がないということは、喘息系ではないのかも。気休めというか御守り的にはあると安心だけれども。

同じレアな咳で苦しむ人の参考になるかもしれないので。または未来の自分のために。

「SnapDish料理カメラ」というサービスを運営しながら書いています。