2023シーズン:ジョー・バリーDCを解任すべき理由
私はバリーDCを解任すべきと思っていますが、その理由をいくつか挙げたいと思います。
単純に成績が悪い
DCとしての成績(DVOA)
2007 Lions - 30th
2008 Lions - 31st
2015 Washington - 21st
2016 Washington - 25th
2021 Packers - 22nd
2022 Packers - 20th
2023 Packers - 27th
DCとして19位以上の成績無し。スーパーボウル制覇を目指すならトップ10ディフェンスが必要と言われる中で話にならない成績です。昨年も含め残留の話が出るのが不思議でなりません。
後半内容が良くなったのは明らかにラフルアが口を出すようになってから。昨シーズンの残留も「後半の成績が伸びたから」と理由でしたが、それが次のシーズンに繋がらないことは今シーズンの成績で明らかになっています。
引き出しが少なく状況に合わせることができない
バリーDCはセーフティ2人を下げてビッグプレーを許さないというディフェンスがメイン。これ自体が悪いわけではないですが、状況に合わせること無くこれ一辺倒。選手の特性に合わせたディフェンスもできません。また、CBにソフトなカバーをさせるため簡単に1stダウンを更新させることが常。
このパターンだと相手に時間を使われた上で点も取られるので、オフェンスの回数は少なくなるしリズムも出ません。
引き出しが多く、アグレッシブな選択肢を持つDCに代えるべきです。
ラフルアHCの負担が大きすぎる
TB戦で酷いディフェンスを見せてから、明確にラフルアHCがディフェンスに関わるようになりました。その結果持ち直したわけですが、本来はオフェンスと試合のマネジメントに集中すべきです。全てを任せられるDCの起用が必要なのは明白でしょう。
良いDCを起用できるチャンス
シーズン前のパッカーズは再建期で、スーパーボウルを狙うようなチームとは見られていませんでした。しかし、ディヴィジョナルプレーオフに進出し、来シーズンはスーパーボウルを狙えるチームに変貌を遂げました。DC候補も、もちろんスーパーボウルを制覇したいのでパッカーズは魅力的。さらに言えば元々が上述したような成績なので、成績を上げるのは比較的容易です。
他にも解任理由はあると思いますが、これだけあれば十分でしょう。正直、残留させる理由が見当たりません。ラフルアHCがスタッフを守るところは長所ではありますが、成績の悪い選手をカットしなければならないように、成績の悪いコーチは解任しないとチームは強くなりません。決断の時です。
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