2023シーズン:ディヴィジョナルプレーオフ SF戦の展望
日本時間の明日10:15から行われるSF戦の展望です。
インジャリーリポート
Out:OLBイナグバーリ(膝)
Questionable:CBアレグザンダー(肩/足首)RBディロン(膝)ILBマクダフィ(首)Pウィーラン(病気)
・CBアレグザンダーは金曜も練習不参加。ラフルアHCによると「先週同様に出場の望みはある」とのこと
・RBディロンは久々に練習参加
・Pウィーランは出場できるだろうとのこと
・SFはDEフェレルがOut、LBグリーンロウがQustionable
SFのデプスチャート
SFの戦力分析
オフェンス
スキルポジションにタレントを揃えたリーグ有数の多彩なオフェンス。
ランとプレーアクションが根幹になっていますが、それ以外にも引き出しが多い。エンプティからミスマッチを突くのも得意ですね。
QBパーディは2年目ですがオフェンスを牽引しています。シャナハンのシステムQBと揶揄されることもありますが、ラッシュを交わすこともうまくパスの正確性もあります。
ランの中心はRBマキャフリー。下半身の強さがありなかなか倒れない上にカットも鋭くリーグトップと言ってもいい選手です。彼の凄さはRBとしては珍しくほとんどのスナップに出場しても疲弊しないこと。相手チームはずっと彼の脅威を感じながらプレーする必要があり、全体をカバーしきれなくなります。
レシーバーの主力はWRサミュエル、WRアイユーク、TEキトル。3人ともビッグプレーを生み出せます。特にアイユークの成長が著しいですね。彼が大きな範囲のルートを走れるのでフィールドを大きく使ったオフェンスができます。
OLはベテランのLTトレント・ウィリアムズが健在ですが、全体としては中の上くらいのユニット。SFオフェンス唯一の弱点といえるかもしれません。
ディフェンス
オフェンス同様に各ポジションにスターが揃いますが、ここ数年と比べると少しディフェンス力は落ちてきているように見えます。それでも十分に強いですけどね。
パスラッシュがSFディフェンスの強み。DEボサ、DTアームステッド、ハーグレイブに加えて、シーズン途中にDEヤングを加えて強力なラッシュ力を維持しています。加えて3rdダウンではブリッツを多めに使ってきますね。
パスカバーはCBウォード、レノア、Sギプソンとソリッドなユニット。安定したカバー力はありますが能力あるレシーバーには付ききれないことも。
ランディフェンスはSFの弱点か。著しく悪いわけではないが、ランが強いチーム相手には苦戦する部分があります。
パッカーズはどうする?
正直、SFオフェンスを完全に抑えるのは無理だと思います。オフェンスが点を取らないと勝てません。
悪天候も予想されており、ランオフェンスが重要になってきます。ランである程度ゲインできるようであれば、今のオフェンスなら点を取れるでしょう。あとはレッドゾーンオフェンスでTDを取り切ること。そのためには敵陣30yd以内に入ったらTDの可能性があるパスを増やしていきたいですね。
ディフェンスはまずマキャフリーのランを止めること。そしてオフェンスとは逆にFGで抑えきることが重要になります。
ドライブを止めるにはパスラッシュでQBパーディにプレッシャーをかけなければなりません。プレッシャーをかけてパーディのミスを誘えば勝利が近づきます。
SFが有利だと思いますが、パッカーズも勢いはあります。今のオフェンスはかなりのものだと思うし、オフェンスが通用すれば勝負になるでしょう。
天気が悪そうですが、それがどちらに有利に転ぶか。できれば天も味方につけたい。ここまで来たらぜひ勝ちたいですね。
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