週末レビュー(2018/8/26)
8月ももう終盤。コンサルティングファームから転職して2か月が経った。新天地で業界もポジションも変わり、あたふたしてたら最初の1ヵ月が過ぎ、この1か月は、株主・社長・パートナーと重点的にコミュニケーションをとって、事業の方向性を共有すること、自分の担当領域・関連する領域の足元のタスク整理と部下の採用・教育に充てた。
事業としての直近の論点は、いかにトラブルなく、早く稼働をして、机上にあるビジネスプランを事業化していくかで、実務としてはそれに伴って出てくる大小様々な粒度の課題を、お金より早さと顧客の満足度を優先して解決していくことだと思っている。これについては、会社に入ってから、ある適度効果的な初動が取れたので(これは別途覚えているうちに言語化する予定)、今現在ほとんど負荷がなく回るようになっている。慢心せずに、1歩半・2歩くらいを常に先読みして、問題化する前に対応できれば、今後もそう労力を割かずに回せていけるんじゃないかと思っているところ。今後突発的に出てくるであろう事業に大きなインパクトを与える論点に、出てきた時点で(本当は出てくる前に発見できるのが望ましいのだけど)、僕がすぐに対応出来るように、比較的余力のある今のうちに、僕の時間・エネルギーをほとんど使わずとも実務が回るように、もっと危機感を持って、部下の教育と今後大きくなる組織の骨組みを組んでおく必要があるな。
他方、スタートアップとは言えど、まがいなりにもマネージャーロールで会社に雇われている一個人として、どうやって・どの面で事業の成長や収益に貢献をしていくかという中・長期的な論点について、いくつかの観点から具体的に仮説を立てて、検討・実行・検証をしていく必要があると思っている。それは、さっき上で書いた部下の教育・組織設計の話も一つだし、もっと直接的な人材の採用であったり、一ユーザーとして進んでお金を払いたい・使い続けたいと思うプロダクトを作り上げていくことについてだったり。
スタートアップだからいかに効率的に、いかに早くサービスを作っていけるか・スケールするかは決定的に大切なんだけど、それと同時に、常になるべく先を見ながら、時に悪者になりながらでも近視眼的な最適化を避けるように気を配っていかないといけないや。そのためにも、今週末のうちに、論点の言語化とあらかたの仮説と分解に時間を使って、日々の取り組みが論点に対して、有機的なつながりを持つようにしようと思う。
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