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アンモニアが熱い?!

おはようございます。今日も新しい一日を楽しんでいきましょう!

株の情報を調べていると、今「アンモニア」にまつわる業界が熱いということで調べてしました。

脱炭素社会へ

アメリカのバイデン大統領が強く推進していく脱炭素社会。日本も例外ではなく、菅政権も脱炭素に向けて動き始めています。「50年カーボンニュートラル※」を掲げていて2050年には温室効果ガスをゼロにすることを目指しています。

※カーボンニュートラルとは?
二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を総体的に抑えるための取り組み。温室効果ガスの削減を図り、それでも排出された分に関しては、植林や森林保護などを行うことで埋め合わせ、トータルでは温室効果ガスの排出をゼロとすることを目指す。

水素エネルギーに貢献

水素で走る自動車などクリーンエネルギーとして水素が注目されていますがいまいち普及できない理由としてコストが挙げられます。気体のまま貯蔵や輸送すると効率が悪いためアンモニアや液体窒素に変換するようですが、中でもアンモニアの状態だと貯蔵や運搬のコストがぐっと下がります。

なので水素利用を広めるためにはアンモニアは欠かせなくなってくるでしょう。

アンモニア自体も優秀

水素の貯蔵や運搬に利用されるだけでなく、アンモニア自体も燃焼として利用されつつあります。CO2を排出しないので優秀。まだアンモニア専用が普及していないのでまずは石炭への混合から始まっているそうです。アンモニアを石炭に混合させて燃焼することでCO2を大幅に削減できるそうです。

市場が膨れ上がる?!

2019年のアンモニアの国内消費量は約108万トン。計画としては2030年には300万トン、2050年には3000万トンを目指しています。
ということはアンモニアに関連した事業は今後伸びていきそうですね。

どんな業界が伸びるのか

まずは電力会社。それに関連する研究開発をしている会社。
アンモニアの需要が高まれば輸入する必要があるので海外との取引が多い大手商社。運搬会社。
アンモニア自体を販売している会社。などなど。

まとめ

投資の世界だとやはり「政府」が推進すると大きく動きます。このアンモニアを政府が本気で取り組んでいくなら今後大きく伸張する可能性が高いでしょう。
ただ、すぐに上がるとかではなく少しづつだと思うので長期運用投資向けかと思います。

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