無理せず生きる難しさ。

無理せず生きるって難しい。しかし無理して暴走機関車の様に動いても、自分の実力と何もかも追いついてない事でどんどん追い込まれてしんどくなる。

匠海はそれを知っている。経験している。
何とかしようと……睡眠を削り、自分を責め色々なことに手を出して無理しても自分自身がしんどくなってしまった。

そして立ち止まってしまった。
立ち止まってしまった事を責めた。どうして、出来ないんだと責め続けた。

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その経験は、社畜時代までの匠海だ。
人と較べ嫉妬し生きてきた。

しかし、仕事を辞めて新たな挑戦をする度に思ったことがある。人と比べて自分を卑下してもキリがない……と。

匠海の1番の味方は匠海だから。だからこそ、匠海らしく匠海を大事にして生きていこうと決めた。
そして、大きな目標を毎回決めるのではなく小さな事から……目の前の小さな問題から片付けていこうと決めた。
しんどいことも多々ある。少し景色が変わった気がした。

気がしただけ。しかしそれだけでも大きく変わるって事が匠海の中のものが大きく変わったと思った。