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あるちょこらぶの覚え書き ~プロデュースシングルについて~

(これは今年*ChocoLate Bomb!!を好きになったちょこらぶによる、プロデュースシングルへの想いを綴った備忘録のようなものです。昔から追っているわけでも全てのコンテンツに目を通せているわけでもありません。プロデュースシングルについてご本人様が語られていることと違うところもあるかもしれませんが色々とご了承ください。)


株式会社DDに所属する*ChocoLate Bomb!!。れお、ぱんめん、たっくん、ゆじまる、渚こうた、さっさー、え~すけの七人で活動しています。

公式サイト

公式YouTubeチャンネル


詳細は省きます。ちょこぼ好きな人ぐらいしかここにはたどり着かないだろうしね。

*ChocoLate Bomb!!は2021年6月よりメンバーそれぞれが楽曲のプロデュースを手掛け、毎月デジタルシングルをリリースしています。(括弧の中はYouTubeの概要欄より。)


第一弾
れおによる「ハッピーエンディング」

(君が嫌いな君へ。)



第二弾
さっさーによる「NEW STAR」

(*ChocoLate Bomb!!が1番輝く新しい星になりますように。)


第三弾
え~すけによる「紆余曲折LIFE!!」

(人生、自分なりで楽しもう!)


第四弾
渚こうたによる「ラスボスナーラック」

(「今しかできないよこの旅は」)


第五弾
ゆじまるによる「ORIGINAL」

(「誰かの理想にならないで、自分らしい意志を持っていきる」)



第六弾
たっくんによる「ショコラティエ」

(苦甘い夢の中へ)


第七弾
ぱんめんによる「アドナイ」

(「幸せになることを拒まないで」)


全員ぶんのプロデュースシングルが出揃った現在、思い返してみると作詞のレベルの高さに驚きました。はじめて作詞を行ったというメンバーも多かったようですが、全員が全員それぞれの個性を存分に発揮しつつ、各々の「ぽさ」とちょこぼらしさが上手い具合に融合していると思いました。


まずれおの「ハッピーエンディング」。衝撃でした。アイドルの曲、しかも自らの作詞。『なんのために生きているんだろう』からはじまり、『いっそ消えて死んだら楽になれるかもなんて』など、決して明るいとは言えない歌詞。しかし最後は『全部許すよ』と全てを許し、受け入れてくれる曲になっています。アイドルとしての葛藤が描かれているだけでなく、誰もが自分の境遇に当てはめて考えられるであろう歌詞の普遍性、爽やかなメロディ。7人のそれぞれ全く違う系統の歌声が順番に、そして最後にはひとつになって響く。明るい希望の曲ではないけれど、小さな灯りがともるような、浄化されるような曲です。
「どんなに嫌になっても、ハッピーエンディングを夢見ていたいんだ」という世界一重たいハッピーエンディング。(ご本人様ツイッターより)



(ここで余談ですが、*ChocoLate Bomb!!は歌ってみたにも力を入れています。各メンバー全く違うタイプの歌声で、今誰が歌っているのかとても弁別がしやすい個性的な歌声です。しかしこの7つのカラーが合わさったとき、本当に綺麗な音を奏でるのが私はとても好きです。歌ってみたとは違いますが、DDソロライブで歌ったBitter&Sweet daysをおすすめします。まだ見たことのない人はぜひ。)

歌ってみたのプレイリスト
https://youtube.com/playlist?list=PLTcXGVeLWo7Ia313votQaKcT4D6tPUuYx



さっさーの「NEW STAR」。DDに今までこのような曲があったでしょうか。DDのみならず、アイドルの曲でこのような曲があったでしょうか。どちらかというと某ダンス&ボーカルグループみを感じました。アゲアゲでオラオラなかっこいい曲ですが、概要欄からもわかるようにちょこぼのこれまでとこれからを歌っています。しかし他グループにもカバーしてもらえたら、というさっさーの考えのもとちょこぼに寄りすぎないようにバランスが取られています。ちょこぼだからできる、さっさーだから作れた唯一無二の曲。



え~すけの「紆余曲折LIFE!!」。とても明るくてリズミカル、ドラムのビートが心地いい曲。『ここんとこツいてない』という一見マイナスな歌詞から始まりますが、次の瞬間には『って大体いつもそんなもんか···』とポジティブだかネガティブだかわからないあっけらかんとした歌詞が続きます。なにも考えずにリズムに乗って騒げる楽しい曲ですが、よく聴いてみると今までの*ChocoLate Bomb!!要素が各所にたくさん散りばめられている仕掛けだらけの曲です。漠然とした明るい希望を抱かせてくれる曲。タオル回したい。ラスサビの転調が好き。


渚こうたの「ラスボスナーラック」。ナーラックとはタイ語で「かわいい」という意味だそう。ラスボス、人魚、スライム、勇者、魔法。ピコピコ音も相まってファンタジーRPG色が濃いですが、これは現実の物語、彼らの物語。『進め進め敗北は知らずに 失敗なんて恐れずに 倒れたら魔法で元通り』とずんずんと前に進んでいく無敵の勇者のような印象を受けましたが、歌詞にもYouTubeの概要欄にも出てくる「今しかできないよこの旅は」というフレーズにハッとさせられました。


ゆじまるの「ORIGINAL」。ゆじまるのオリジナリティーに裏付けされたような、自身に満ち溢れた歌。『誰かの理想にならないで』『Yes, I'm original』という誰もが固有の存在であることを強く肯定してくれます。さっさー作詞のラップも攻めた歌詞で、戦闘力高め。聴いていると自分に自身がつくような、強くなったような、そんな気分にしてくれる曲。


また、ゆじまるはDDベイビーズ内ユニットのよぴこづ(仮)のプロデュースも行っており、オリジナル曲のNO FUTURE?の作詞も手掛けています。こちらもぜひ。



たっくんの「ショコラティエ」。とにかくお洒落だな、と思いました。歌唱メン2人の安定感抜群の伸びやかな歌声から入り、jazzyな曲調に7人の歌声が映える。大人っぽい歌詞と変拍子、転調などかっこいい要素がこれでもかと言うほど詰め込まれています。しかしお洒落でかっこいいだけでなく、フェイクやダンスの表現力など、随所に*ChocoLate Bomb!!の技術力の高さが光っています。


そしてぱんめんの「アドナイ」。初見時の感想としては心に重い、でも暖かなものがのしかかってる感じがしました。心の柔らかいところを暴かれたような、見つけてもらったような。満たされない寂しさと満たされた充足が両立してるような、そんな寂しさと不思議な暖かさがありました。
『大丈夫』。歌っているのは彼らなのに、まるで私が自分に言い聞かせているような感じすらします。聴いた時は号泣こそしませんでしたが、なぜだろう涙が止まりませんでした。台詞が多いこともあってか映画のような舞台のような、特に二番以降は独白劇のような感じがしました。この感覚は綿密に練られたストーリーから来るのでしょうか。

考察要素も多く、早く歌詞を文字で見たいですね。また考察したことなどを書き綴るかもしれなませんが、とりあえず今は今月中の配信開始とCDの発売を楽しみに待ちます。




また、プロデュースシングルについて、10月22日ホールワンマンライブサン&ムーン「ムーン」にて披露された冒頭2曲がYouTubeにて公開されています。ゆじまるプロデュース「ORIGINAL」とさっさープロデュース「NEW STAR」。ORIGINALはこの日が初披露でした。*ChocoLate Bomb!!の世界に誘われるには十分なライブ映像になっています。




この約半年間、次は誰のどんな曲が来るんだろうと毎月わくわくさせてもらいました。サブスク解禁もおめでとうございます。配信だけじゃなくて円盤を手にいれられるのもとてもありがたい。早く歌詞カード読みたいしジャケット見たい。楽しみたくさんで嬉しいね。



ここまで拙文にお付き合いいただいた方ありがとうございます。こういうのはじめて書いたよ。自分の引き出しの少なさを実感しました。またなにか書きたくなったら書くかもしれません。それじゃあ、また。


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