事業を作る上で意識すること
正しい事業計画の作り方
2種類の方法
1.解決型-社会の”不”(不安、不満、)から事業を考える方法
2.趣味型、特技型-やりたい事、興味がある事、得意な事で事業を作る方法
1.解決型 . . . 世の中の”不”(不安、不満、不平等、不効率、不安定など)を探す。この見つけ出した”不”から事業を作る。
実際に世の中の日常的な”不”を考えてみると色々なものがある。
まず、その日常的に感じている”不”を箇条書きで書き出す。※ここでのポイントは、”不”に関する一つ一つのワードを分けて考えること。(不安に感じる事は何か、不満に感じる事は何か、等)
そして、ここで書き出した様々な”不”について周囲にどれくらいその事柄に対して共感出来るのか統計をとる。そのときに、どのような人が共感しているのか、などの共感した人の特徴などを把握する。統計をとった中で、共感人数が一番多かった”課題”や”ワード”がビジネスチャンスである。
課題が見えてきたら、”WHAT”と”HOW”を使ってアイデアを広げていく。
その課題に対して”何”があればその課題が解決されるのか、次にそのアイデアは”どのように”実現できるのか、を思いつく限りたくさん考える。(拡散)
試行錯誤する中でそのたくさんのアイデアをまとめていく。(収束)
課題に対してのアイデアを→拡散→収束→拡散→収束といった流れで進めていく。”WHAT”と”HOW”の思考を同時に考えようとすると道筋がごちゃごちゃになるので、 ”何が” と ”どのように”を分けて考えることが大切。”課題”からディスカッションを重ね”HOW”の部分まで突き止める。この過程を踏まずに何となく空想の論理で事業を始めると成功する可能性は低くなる。
2.趣味型、特技型. . . クロスクリエイティビティ(”情報”と”情報”のつなぎ合わせ)の考え方を用いる。(例:出会い系×居酒屋 , 本屋×カフェ など)
”今あるもの”と”今あるもの”を組み合わせる。
”やりたい事”(趣味、特技)だけに重きを置くのではなく、プラスアルファを掛け合わせることでユーモア性や独自性が生まれ、それが事業の優位性につながる。新しいものを生み出そうとするよりも現在ある”情報”と”情報”をつなぎ合わせる方が得策。
考え方としては、まず自分の”趣味や特技”を書き出す。(サッカー、料理、筋トレ、等)
次にその”趣味や特技”に対して”誰が”その事柄に興味があるのかを書き出す。(子供、女性、健康意識が高い人、等)
次に、”なぜ”その人たちはその事柄に対して興味を持つのかを書き出す。(プロフェッショナルを目指すため、異性のため、健康維持のため、等)
”なぜ”の部分を書き出したら、その人たちはその事柄とは別で、他に”何が”興味あるのかを書き出す。(指導者、語学、レシピ、健康食、等)
そこで導き出した事柄を掛け合わせてビジネスモデルを考えていく。(サッカースクール×英会話教室、スポーツジム×定食屋 等)
その上でリスクなどの様々な要因を考慮しながらロジックを組み立てていく。